バライタ印画紙乾燥棚の自作

 
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ホームセンターで材料を揃えれば、かなり安価に自作する事が可能です。四つ切(10×12)サイズの乾燥棚の作例です。

<材料>

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全て、近所のホームセンターで購入したものです。

画像上から、

・防虫網(1mの切り売り)                  228円
・釘                               108円
・スクリーンベルト                       98円
・ホワイトパイン集成材(12×12×910mm)2本   100円
・ヒラオレ金具(四個)                     78円

合計                              612円

この価格で、乾燥棚の自作が可能です。大全紙用の乾燥棚を作っても、1000円はかからないと思います。大きめの乾燥棚を作りたい場合は、もう少し強度のある木材を使用した方がいいかもしれません。釘の大きさは、木材のサイズに合わせて用意します。

四つ切サイズを作っただけだと、木材以外の材料は、かなり余ります。木材だけ買ってきて、もう一個作った方がいいかもしれません。100円だし。

他にも、カッターナイフ、ホッチキス、金槌、ノコギリが必要ですが、そんなのは買わなくてもありますよね。なければ、用意します。ノコギリを使うのが嫌な場合は、ホームセンターでカットしてもらってもいいと思います。それから、必要かどうかは分かりませんが、濡れた印画紙を乾燥させるための棚なので、木材にカビが生えないように、塗装しておいた方がいいでしょう。塗料は、何でもいいと思います。僕は、家に余っている塗料があったので、それを使いました。100円ショップの塗料でもいいと思います。


<作製手順>

1. 木材を切断し、35cm、45cmのものを2本ずつにします。
2. 切断した木材に塗料を塗って乾燥させます。
3. ヒラオレ金具で、塗装済みの木材を枠状に釘で接合します。

  (手順4以降は、スクリーンベルトを買うと中に説明書が入っています。)

4. 防虫網を、枠から少しはみ出るくらいの大きさに切り取って、ホチキスで枠に仮留めします。
5. スクリーンベルトを釘で打ち付け、防虫網を本留めします。
6. 余分な網をカッターで切り取って、完成。


裏面は、このようにヒラオレ金具で接合してあります。
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完成品は、こんな感じです。
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<苦労したところ>
 ホッチキスは通常のサイズのものを使うと、木にうまく食い込んでくれません。大き目のホッチキスを使用した方が作業性が良いでしょう。僕は無理やり通常のホッチキスを使ったので、かなり手間がかかりました。(^^;....

 防虫網が、垂れ下がってしまうといけないので、引っ張りながらホッチキスで仮止めしないといけません。

                                

イーゼルの自作

 大伸ばしする機会が多ければ、大きなサイズの印画紙に対応出来るイーゼルを買えばいいと思うのですが、僕のように、大きく伸ばす事がほとんどないのに高価なイーゼルを買うのは宝の持ち腐れになります。

 そこで、全紙、大全紙を伸ばすときは、ベニヤ板を使った自作イーゼルを使用しています。

 大全紙用イーゼルの作例は、次のとおりです。

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 作り方は、至って簡単です。ホームセンターでベニヤ板を買い、使用する印画紙よりも大きめにカットしてもらいます。カットは、ホームセンターでやってもらった方が良いです。作例の黒マジックの枠が、印画紙の面積になります。マジックの枠の四隅に、印画紙を固定するため、印画紙の角を差し込めるようにします。作例では、RC印画紙を三角形に切って、マスキングテープで貼り付けてあります。

 大伸ばしの場合は、額装することが前提になると思われますので、暗室でプリントする時は、実際に使用する額に入れるマットボードを自作イーゼルに載せて露光位置を決めます。言うまでもありませんが、マットボードの繰り抜き部分よりも、大き目にプリントする必要があります。(敢えて余白を出したいという人もいるので、最終的には個々の判断ですけど。)

 参考に印画紙を置いてみると、こんな感じになります。

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 僕の場合、額装するような場合は、きれいに余白を作ることは考えていません。額装すると、こんな感じになります。

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 材料が木材なので、ベニヤが沿ってないか、使う前にその都度確認した方がいいでしょう。

4×5用ネガファイル

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 100円ショップで30リングバインダーと、葉書用のシートを買います。これが、4×5サイズのネガを収納しておくのに、ウソみたいにピッタリ。葉書ではなく、4×5用ネガシートとして売り出してもいいんじゃないかって思うくらいです。

 

ネガの整理

 フィルム現像が完了しベタ焼きを作ったら、目的のネガがすぐに取り出されるように整理しておかなくてはなりません。ネガは、溜まる一方で捨てない限りは減ることはありません。僕は、過去に何度か写真趣味を中断したことがありましたが、その都度、ネガは破棄していました。しかし、今そのネガが手元にあったなら、引っ張り出して来て、プリントしていることでしょう。ネガを捨ててしまうのは、あまりにも惜しいです。ちゃんと整理して、未来の自分へ送りたいものです。10年後、20年後。。。きっと、懐かしくなって引っ張り出してプリントしていることでしょう。

 そのためには、ネガを整理しておかなくてはなりません。プリント終了して、その辺に置いておいたりすると、やがて収拾がつかなくなります(経験談)。

 ベタ焼き(コンタクトプリント)

 シートフィルムやブローニーフィルムは、サイズが大きいので何が写っているかすぐに分かりますが、35mmは、サイズが小さいことに加えて、数が多いので、ネガだけ見ていてもよく分かりません。後日、検索しやすいように、ベタ焼きを作っておくことは必要です。


 用意するもの

 ・ネガ
 ・ベタ焼き(六つ切り印画紙で作ること)
 ・ネガバインダー
 ・30リングファイル(A4用)  ←100円ショップで売ってます。
 ・インデックスシール      ←100円ショップで売ってます。


 整理方法

 A4のリングファイルが最適です。100円ショップで入手出来ます。1冊のファイルで100枚のベタ焼きが収まるように、中身のシートを50枚用意しておきます。1枚のシートに裏表で2枚入れる訳です。入れ終わったら、どんな順番でも良いので(僕は、古いネガから順に番号をふります。)、ベタ焼き10枚ごとにインデックスシールを貼ります。

 こんな感じです。

 次に、ネガシート(参照)をネガバインダーに挟み込みます。こちらも、1冊のバインダーで100シート挟むようにします。言うまでもないことですが、挟み込む順番は、ベタ焼きの並びと同じにします。インデックスシールも同様に番号をふり、貼り付けます。

 こんな感じです。

 完成後は、こんな感じになります。

 このようにしておけば、目的のネガを探したい場合は、まずベタ焼きで確認し、その後、同じ番号の位置にあるネガシートから取り出せばよいのです。

 1冊に綴るベタ焼きとネガシートの枚数は100枚が都合良いでしょう。少なすぎると、ファイルが増えすぎてしまうし、多すぎると大きなファイルを買わなくてはなりませんし、1冊あたりが重くなり検索もしづらくなります。

 整理が完了したら、僕はこのようにプラスチックの収納箱に、タンス用除湿剤と防カビ剤を入れて、密封保管しております。しかし、たまには、空気を通さないといけません。

ダークバッグ内での作業効率を高める

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 ダークバッグ内での作業は、布がまとわり付いて快適なものではありません。それを回避するためには、ダークバッグ内に、空間を確保してやる必要があります。空間確保のためにダークバッグ内に入れる骨組みに適当なものがなかったので、実践してませんでした。

 ダンボール箱を加工してダークバッグ内に入れるのが一般的かもしれませんが、ダンボール箱を切断して加工したものだと、紙の繊維がダークバッグ内で飛散し、フィルムに付着する心配がありました。現像するためだけにダークバッグを使用するには、あまり気にならないかもしれません。ホコリが付着しても、現像液で洗い流されるからです。しかし、シートフィルムをカットフィルムホルダーに装てんする際に、フィルム面にホコリが付着するのは最悪です。

 100円ショップを物色していると、ラックを作るための紙製の部材が売られていました。これは紙製ですが、ダンボールのようには切断加工しないので、紙繊維が飛散することはありません。100円ショップなので、金額的にも安価です。

 この方法で、作業性を高めることが出来ます。