2005年03月03日

 APSって、結局確固たる地位を保てぬまま、終わってしまったフォーマットというイメージが僕にはある。あまり普及しなかった原因の一つに、デジカメが急速に普及してしまったということがあるのではないだろうか。僕にとっては、現在のデジカメも、中途半端なフォーマットであると思えてしまう。その最大の理由が、撮像素子が小さいので、135フィルム用の交換レンズを従来の感覚で使うことが出来ないからである。

 多分、そんなに遠くない将来、デジタルSLRは、135フルサイズの撮像素子内蔵のものが、スタンダードになるのではないのかなあって思う。それに、そうならないと購買意欲が、まるで湧かない。ちっこい撮像素子を細分化し高画素化なんてするものだから、1画素あたりの受光量が減り、ラチチュードが狭くなってしまっている。

 そもそも、メーカーがそんなカメラを作るにはちゃんと理由ある。大きな面積の撮像素子を使うとコスト的に高くなるという理由もあるが、多くの消費者は、そうした根本的な事に対して無関心、もしくは理解していない事が多いのである。(このサイトのお客さんは別です。)

 そもそも、メーカーの宣伝を見るとよく分かる事であるが、そのカメラの目玉的スペックに、「○○画素!」「○倍ズーム」「ライカのレンズ(カール・ツァイス)搭載」とかいったものが、多いと思う。メーカーが、こんな事をうたい文句にして商売が出来るのは、消費者がこれらのスペックを「おー。すごい」と思いがちだからである。

 そのようなスペックよりも、「大口径単焦点レンズ搭載」「フルサイズ撮像素子使用」といったことをうたい文句としてくれた方が、僕はグッと来るのである。しかし、多くの無知な消費者は、「ちぇ。ズームじゃねえのか。」「撮像素子が大きいとどうだっていうんだよっ!」って思っている人が大半だと思う。

 本質を理解していない消費者と、それをうまいこと利用して商売しているメーカーという図式になっているような気がする。そうは言っても、何もそういった事を分かっていなくても、デジカメの恩恵を受ける事が出来るのは確かなのであるが。。。
 なぜなら、画質をそれほど気にしない人(理解していない人も含む)、画質よりもデジタルの利便性を重視する人、もしくは、大伸ばしする事がない人は、今のデジカメでも充分だからである。

 偉そうな事書いたけど、僕はデジタルSLRは使った事がありません。しかし、カラー写真を撮る時はコンパクトデジカメ使ってます。

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