2006年05月16日

 自分の趣味趣向というのは、よく分からないものだ。今よりもっと若い20歳前後の頃は、カメラなんて一台あればそれでいいと思っていた。何台も持っている友人の気持ちがまったく分からなかった。二眼レフなんて、格好悪いカメラの代名詞だと思っていた。あんなカメラを持って、とても街を歩けやしないと思っていた。

 ライカM6が発売されたのは、僕が中学生の頃だったと思う。当時、愛読してた学研のCAPAに、特集記事が掲載されていた記憶がある。その記事を読んだ僕は、国産の標準的な一眼レフと比較してはるかにスペック的に劣るこのカメラにまったく魅力を感じる事は出来なかった。

 ハーフ判なんて、僕には無用の長物だと思っていた。35mmフルサイズでも、そこそこ伸ばすと画質に不満が出るのに、それ以下のサイズなんて使う意味がないと思っていた。しかし、フィルム価格が高騰していく昨今にあっては、キャビネ程度にしか伸ばさないような写真であれば、ハーフサイズで撮るのもありかなあって思うようなってきた。

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