2008年09月26日

やっぱりバリグレードだ!!

20080926a.jpg「斜陽」(知恩院近辺)
LEICA M6TTL/SUMMICRON35mmASPH./PRESTO(EI200)/AGFA MCP312

 再度、オリエンタルRP2を調色してみたけど、やっぱり調色具合がイマイチ。つい先日、RCはオリエンタルにするって言ったけど、やっぱりフジのバリグレードにするっ! (ペラペラは、気にくわんけど)
 しかしまあ、僕のやることなので、来月にはまた違うこと言ってるかも。


 ブログには、こういうジャブ程度の出来の写真を載せておいて、エクスチェンジはやっぱりカウンターパンチ級にする必要があるかもしれない。ブログで、次々に公開してしまうと、ネタがなくなるし。
 問題は、そのカウンターパンチを繰り出せるかどうかだ。

2008年09月25日

大全紙

20080925.jpg「市井の人」
Contax T2 Fuji PRESTO Ilford MG4RC

 市の美術展の提出日が10月5日なので、大全紙でプリントしてみた。大全紙用の印画紙バットを使うのは、一年にこの時だけである。いかにもコンテスト向きという写真を伸ばしてみた。お年寄りの審査員の目には無難な写真だと思う。
 最近の僕は、物や風景を撮影しているので、この手の写真には、あまり熱が入っていない。物や風景の写真は、このコンテストには向いていないので出品しても、おそらく落選するだろう。

 11時ごろから暗室に入って終了したのは15時だった。一枚仕上げるのに、グレードを変えたりトリミングしたり焼きこみをしたりと、いろいろ試しているうちに、時間がかかってしまった。まあ、そこそこの出来にはなったと思っている。すごく熱が入った写真を伸ばしているわけではないので、暗室作業をしていても高揚感というのなく、淡々と時間が過ぎていく感じであった。

 LPL7454は、ヘッドを逆に向けなくっても台板上で、余裕で大伸ばしが出来るので、とても楽だ。フォーカシングエクステンションを使えば、ヘッドが頭上遥かに行ってしまっても、手元でピント合わせが出来るのが良い。

 今回の写真は、T2で撮影したものだ。まさか、このカメラで撮影した写真を、ここまで大きく伸ばすことになるとは、思ってもいなかった。T2を買ってから15年くらい経つけど、やっと活躍の場を得たという感じである。前回のエントリーで、フードとイエローフィルターは必需品と書いておきながら、T2には、そのどちらもない。そんなわけで、空のトーンを出すのに苦労したわけだが。。
 フードと言えば、大判カメラで撮影する時も、ラバーフードを持ち歩いているわりには、ほとんど使うことはない。撮影前に光線状況を確認し、必要があればピントグラス保護用の板を使って、ハレ切りするくらいだ。

 それほど熱が入ってない写真なのに、何でそこまでして大伸ばしして出品するのかっていうことだけど、理由はいくつかある。一年に一回くらいは、何かを大きく伸ばすという作業をしてみたいし、大全紙の印画紙は使わないとなかなかなくならない。10枚消費するのに5年くらいはかかってしまう。コンテストは面倒くさくって、ほとんど出すことがない僕だけど、市の美術展に出すのは年中行事のような感じでやっていこうと思っている。

 これは、平安神宮近くの大通りから少し奥の小さな通りで撮影したもの。「京都を撮った」わけではなく「京都で撮った」写真。僕は、こういうアプローチで京都という街を撮っていきたい。

 それにしても、キヤノンパワーショットA550のレンズって、全然まっすぐに写らないなあ(^^;..
 

2008年09月22日

誰でもこんな日はある。

 昨日は、ちょっと危なかった。ヤフオクを見ていたら、程度の良いキレイなフレクサレット6が出品されていたのである。二眼レフは、大きく分類してローライ型とマミヤC型に分類されると思う。同じ二眼レフと言っても、使用用途は、この二者はまったく別物である。少なくとも、僕の思いではそうなのだ。

 数あるローライ型の二眼レフでも、気に入ったものは少ない。リコーフレックスニューダイア、フレクサレト6、ローライコード4、この三種類くらいである。どれも古いため、程度の良いものは少ないと思われる。そのフレクサレット6の美品が出品されていたのである。


 しかし、ここで、よーく考えてみよう。

 今更、フレクサレット6を買ったところで、何に使うの???
 スナップであればニューマミヤ6の方が撮りやすいし、静物だったらマミヤC330fがある。
僕は、カメラは購入したらちゃんと使えるようにしたいと思っているので、フードやイエローフィルターは必需品であるが、フレクサレット6は専用バヨネットなので、フードはともかくフィルターは入手困難だ。どう考えても快適に気合の入った写真が撮れるとは思えないのである。ニューマミヤ6やC330fが手元になければ、入札参加していたかもしれない。でも、今の僕のシステムを考えると、いくら欲しくっても使わないカメラになる事は目に見えているなあと思っている間に、どんどん価格は吊り上り、結局入札ボタンを押すこともなく終わってしまった。(やれやれ)

 こういう実用度は低いが魅力的な商品というのは、非常に危険だ。僕にとって、目下の必需品はハスキーだ。昨年あたりから、何度もこのブログでも書いているけど、未だに買っていない。買ってない理由は、必需品の買い物って、トキメキが少ないし、ハスキーよりは不便だけど、三脚はいくらでも持ってるからである。手元に5本くらいある。ハスキーを買ったら三脚置き場が必要になるくらいかも。

 そうは言っても、先日のオフ会でハスキーを貸してもらい、タチハラで撮影したけど、やっぱり安定度は抜群なんだよねえ。やっぱり今年中くらいには、ハスキー買おうかな。

 でも、欲しいものがあって、それを我慢している間は他の物欲は出てこないけど、欲しいものを手に入れてしまうと、また次の欲しいものが出てくるに決まっているのだ。リンホフが欲しくなったりしたら、危険極まりない(笑)
 そんなわけで、欲しいものを我慢しているくらいがちょうどいいのかも。

 10月からLPL製品が値上げする。暗室用品で、欲しいものはないからいいんだけど、引き伸ばし機は、随分高くなっちゃったなあ。いったいどこまで上がっていくのだろうか。新品価格は上昇し、中古価格が下落するっていうのは、まさに需要がない状態だ。


 さっき、プリントエクスチェンジに使う発送用の封筒を用意した。古封筒を使い、中にダンボールを入れて写真が折り曲がらないようにした。しかも、受け取った人は次回もこの封筒を再利用で出来るように工夫しておいた。

 でも、、

 どの写真にしよう。これといった写真がないんだよね。封筒作る暇があったら暗室へGOっていう感じだな。

 あ。そうだ、ブログの副題は、当面の間、「暗室へGO」にしよう。

2008年09月21日

テレコンゴー500mmリターンズ

20080921.jpg

 山崎光学研究所から、無事にシャッターの修理を終えて、返ってきた。最近、発見したんだけど、僕の最新型のタチハラだと、写真のようなセッティングが出来るのである。ライズのガイドレールからフロントスタンダードを外し、前に出すことが出来るのだ。つまり、前に突き出した分だけ最短撮影距離が短くなるのである。標準セッティングだと最短撮影距離が10mくらいのテレコンゴー500mmも、このセッティングだと、最短撮影距離が4m弱になるのだ。
 この差は大きい。でも、かなり不安定だ。うっかりすると、知らないあいだにティルトがかかっていたりするかもしれない。

 他のメーカーの大判カメラは分からないんだけど、このカメラには詳細な説明書等というものは、新品で購入しても添付されて来ない。分かってる人だけ使ってねという感じなんだろう。まあ、どのメーカーの大判カメラでも、見れば分かるような操作系統にはなっているんだけど。


 それはそうと、「第5回グループプリントエクスチェンジ」、どんな写真にしようか困っている。今回は、これだっていう決め手になる写真がないのだ。うーん、困ったなあ。みんなはもう決まっているのかな。

 それと並行して市の美術展に出す写真をそろそろ全紙で仕上げないといけない頃だ。こちらも写真がない。困ったなあ。

2008年09月16日

明治村戦記

 一昨日は、闇の組織B&Wフォトフォーラムの地下組織である東海支部(三重県3人岐阜県1人)の活動日であった。東海支部の召集は急に決行されるので、いつも参加メンバー少ないのであるが、今回はいつもの倍の人数で活動することが出来た。今後は、この調子で、一人でも多く、引きずり込もうと思っている。そして、一度引きずり込んだら、二度と抜け出せないようにするのが、我が支部の作戦なのだ。そうして、組織力を強化し、世界征服への一歩を踏み出すのだ。

 今回は、それぞれ三脚付きの重装備(中判SLR他)だった。まるで、ライフルを抱えて明治村内を行軍しているかのようであった。9月だというのに、この日は暑く、昼飯後の活動は、みんなバテバテだった。さきほど、現像して確認したら、僕は8枚撮影しただけだった。

 うっそうと茂る林の中を周囲に目を配りながら歩いている時に、U隊長が、

「もしかしたら、岐阜県内での活動家は、Oeさん一人じゃないの?」

と発言したが、全く反論出来ない自分が切なかった。

 岐阜の同士よ! B&Wフォトフォーラムに来たれ。

 東方の本部では、総統(最近、忙しいらしい)を初め、多くの同士が、君らを待っているぞ!


<公安の方へ>
 怪しい組織ではありません。

2008年09月14日

かぼちゃ

20080914b.jpg
 昨日、琵琶湖へ出かけた帰りに、道の駅みたいなところで、カボチャを買ってきた。これ、全部カボチャである。

 撮影が終わったら、食べようかと思っていたが、中央の1個以外の変な形のやつ3個は、どうも観賞用のカボチャらしい。4つで180円で買えた。

 静物写真を少し撮ってみて思ったんだけど、撮影対象にもよりけりだが、パンフォーカスでシャープに、しかも陰影を付けずに撮ってしまうと、商品説明写真みたいな印象になるのだ。
 ある程度、ピントが合っている部分と合っていない部分を意図的に作り出さなくはならないのかもしれない。

2008年09月13日

やっぱり軽い三脚はダメ!

20080913b.jpg
 久しぶりに琵琶湖へ出かけた。撮影目的ではなかったので、3枚くらい撮っただけなのだが、今回は父親にカーボン三脚を借りた。この写真のように、至近距離で下方にレンズを向けると、かなりヤバイ状態になる。頭の方が重いので、倒れそうになるのだ。メーカー等では、そういう時にはストーンバッグを使用するようにということだが、僕はこれが嫌いだ。

 そんなわけで、持ち運びは辛くなるけど、カメラに応じた重量の三脚が必要なんだろうなあ。

2008年09月12日

白川散歩

20080912.jpg
LEICA M6TTL SUMMICRON50mm PRESTO AGFA MCP312

 スクエアフォーマットが適していると判断したら、例え135からでもトリミングするのだ。それは画質との戦いで、我慢できないほど画質が低下したら、それは諦めることになる。
 京都の人は、このように通行人の目を楽しませてくれるようなディスプレイをするのが、他の地域に住む人達よりも、好きなのかもしれない。
 
 この写真にタイトルを付けるとしたら、「リズム」かな。

 白川散策の途中にて。

2008年09月11日

京都で撮った写真

20080911.jpg
LEICA M6TTL SUMMICRON35mmASPH PRESTO AGFA MCP312

 夕刻、京都の路地のような通りを散策した。

シンクロターミナル

20080911.JPG
「C」はカメラ 「M」は露出計 「F」はフラッシュ

 今日の話題は、上の図を見れば一目瞭然だと思う。黄色い花のテーブルフォトを撮るという図である。
 
 僕は、セコニックの「L-508」という露出計を使っているが、これってすごく便利。最近は、この露出計以外のものは使っていない。ちょっと大きいけど、利便性を考慮したら仕方がない。

 L-508のフラッシュメーター機能には、コード接続して使用する方法と、コードレスで使用する方法と、両方可能だ。被写体が離れている位置にある場合は、コードの長さが足りないので、コードレス方式を使わざるを得ないと思うが、近距離の場合は、やっぱりコードを使用した方が精度が上がるのではないだろうか?
 だって、そうじゃなかったら、コード接続のモードを、機能として有しているはずがないと思う。そんなわけで、コード接続で測光している。この手の写真をフラッシュを用いて撮影する場合、カメラののホットシューに付けてそのまま被写体に向けて照射するという方式では撮影しない。壁や天井等にバウンスさせ、拡散させた光で撮影するのだ。将来的には、アンブレラの使用も考慮に入れている。真っ白な雨傘があるので、それを流用するのだ。

 使っているフラッシュは、実は結構ショボい。パナソニックのGN28のものである。記念写真ではポピュラーなものになるのかな。しかし、僕が撮影場所に使っているのは、玄関のかなり狭いスペースなので、これでも充分なのだ。EI200で撮影すると、バウンス撮影してもF11で撮影が可能だ。だから、プレストではなく、アクロスを使用した方が本当はいいのかも。

 ここからが本題で、今は、シンクロコードが一本しかなく、測光の時はフラッシュと露出計を接続し、撮影の時は、フラッシュとカメラに接続し直している。これって、面倒くさい(^_^;)
 面倒くさいだけならまだいいのだが、測光後、カメラに接続するのを忘れて、そのまま撮影してしまったり、うっかりカカメラに触って、位置がずれてしまったりと、頻繁に接続を繰り返すのは失敗の元だったりするのだ。

 そこで、なんかいいものないかなって思っていたら、ユーエヌが、マルチフラッシュターミナルという製品を出している。多分、これを、図の赤い部分で使ってやればいいんだな。カメラ一台でフラッシュを複数台、発光させるターミナルは何種類かあるんだけど、カメラ2台、フラッシュ1灯という組み合わせで操作するターミナルは、あまりない。マイナーな操作なんだろうな。

 


2008年09月10日

うまくいった。

 先週、フラッシュを使用して撮影した静物写真は、カメラ側の設定をうっかりフラッシュバルブにしていたので、現像後の真っ白なネガを見て唖然としたけど、その後、再度撮影し直し、現像したらうまく写っていた。

 それにしても、何でフラッシュバルブ位置に設定すると、レリーズする度に、フラッシュは光っていたのに何で露光されないのか不思議に思い、カメラの裏蓋を開けたまま撮影してみて、合点がいった。フラッシュバルブ位置では、シャッターを切った瞬間、レンズを通して光が入ってこない。X位置だと、ちゃんと光が入ってくるのが分かる。

 かなりつまらないミスだけど、これで一つ勉強になった。

2008年09月08日

f64

 エドワード・ウストンやアンセル・アダムスが所属していた「f/64」というグループがあるけど、彼らはいつもF64に絞りを設定して撮影していたわけではないと思う。もし、そうなら、変な集団だ。

 大判写真用のレンズを見てみると、確かにf64が最小絞りのレンズが多い。実は僕は最小絞りで撮影した事は一度もない。絞りすぎると画質が落ちると、言われているからだ。これはまあ、事実なのかもしれないが、それにしても、気にするほどのことなのだろうか?どこに書いてあったか忘れたけど、画質が目に見えて劣化するほどのF値は、そのレンズには設定していないと書いてあるのを読んだことがある。これも、信憑性はどうなのか。

 そもそも、ここまで深く絞り込むと、日中でもかなりスピードは落ちる。したがって、相反則不軌の問題があり、露光量や現像量の調整が必要になってくる。しかし、そんな事は面倒なので、使用するフィルムはアクロスになってしまうのだ。何せ2分までは、相反則不軌の影響は受けず無調整で使用する事が出来る。EI50で撮影していても、2分を超える露光なんて、かなり稀なケースであるからだ。

 絞った状態だと、かなりピントグラスが暗くなるので、ピントの確認がかなり厳しい。屋内だとなおさらだ。そうなると、アオリで対応出来る部分については、アオリでピント合わせし、後は、勘を頼りに絞り込むのだが、この勘が外すことがたまにあって、絞り足りない場合が、多々ある。どうせなら、最小絞りを使ってみようかな。

2008年09月05日

still life

 今日も静物写真について、書いてみる。この分野って、あまり盛んではないような気がする。商品写真なら、たくさん撮られていると思うけど、でもそれってアートっぽくはないもんね。少なくとも、風景やスナップよりは、圧倒的にマイナーな分野だと思われる。モノクロの静物写真って、それほど多くはないもんなあ。でも、外国の写真家はモノクロで、良い感じの静物写真を撮っていたりするのだ。

 ずっと以前、マミヤの645AFが発売された頃、メーカー主催の体験講習会に参加したことがあった。その時に、アンブレラやフラッシュを配した簡単なテーブルフォトを撮ったことがあった。そのときは、部屋の中で、モノを撮るなんて、なんてつまらないのだろうと思ったが、それから数年した今になって、かなり興味が出てきたのである。

 静物写真というと、自分でモノを配置せずにあるがままの状態で撮る場合と、撮影対象そのものを自分で配置してから撮影に望む場合とがあると思うが、後者の場合の方が多いのではないだろうか。つまり、写真以前に、モノを配置するセンスとかも重要になってくるのだ。でも、これって、構図決定を、カメラを動かす方法以外でも出来るということなので、ある意味、可能性が広がるとも言える。

 自宅で撮影する場合は、背景の布やライティングの光源、メインとなるモノを用意しなくてはならない。場合によっては、撮るために物を調達しなくてはならない。家にあるものを撮るとしても、限りがあるので、常に何か良いものがないか眼を光らせていないといけないであろう。道端に落ちてるかもしれないし、古道具屋で格安で売ってるかもしれない。モノを毎回、撮影のためだけに買っていると大変なので、借りられるなら、その方が良い。

 静物写真も、やりだすと奥が深そうである。

2008年09月04日

still life

20080904.jpg

 フラッシュを使って、静物写真を撮ってみた。こういう時にフラッシュメーター機能がある露出計があると重宝する。GN28のパナソニックのフラッシュだけど、フラッシュを手で持ち、天井や壁面バウンス等いろんな角度から照射して、撮影した。どんな仕上がりになっているのか楽しみだ。こういう時に、一眼レフのデジカメがあれば便利なんだろうなあ。光の回り具合をすぐに確認出来るから。

 今までは、部屋の蛍光灯や自然光で、かなりの低速シャッターで撮影していた。しかも、そういった柔らか過ぎる光だと、コントラストの低い写真になるので、現像時間を延長する必要があった。今回はどんな仕上がりになっているのかな。

 初めての試みなので失敗しているかも。。。

 あれ!?
 そう言えば、確か、フラッシュ撮影の場合、主要被写体の露出決定に関しては、絞りで調整しなきゃならなかったような気がする。同調速度が自在に変えられるレンズシャッターといえども、定常光のような露出調整はしてはいけないんじゃないのかな。

 結果がどうなってるか、不安になってきた(^_^;)
 まあ、いいや。だめなら撮りなおしが出来るから、それでいいや。


 テレコンゴー500mmのシャッターが修理中だけど、山崎光学さんから連絡があった。コパルの工場に送って検査しているので、もうちょっと待って欲しいとのことだった。修理の途中経過を報告してくれるなんて対応がいいなあ。
 量販店を通して、大手の修理会社にニューマミヤ6の修理見積もりを出したときは、何の音沙汰もなく見積もりだけで一ヶ月もかかったのに。

2008年09月03日

フィルムと現像液

 永らく愛用してきた現像液のシュテッツクラー氏二欲式現像液だけど、そろそろ飽きてきた。得られる結果に不満があるわけではないんだけど、もうちょっと別の事がしたくなってきた。市販の現像液に、魅力的なものもあるんだけど、ここはやっぱり自家調合にこだわりたい。そんなわけで、やっぱりD76だ。

 とか言いつつ、ほとんどこの現像液は使った事がないのが実情である。写真工業社「暗室百科」を読んでいたら、興味深い事が書かれていた。D76には、ハイドロキノンが現像主薬として含まれている。
 このハイドロキノンは、現像液中で水酸化ナトリウムになるらしい。現像液を触ると、手がヌルっとした感触になるのは、そのためだろうか。漂白用のハイターを触ってしまった時に感覚に似ている。

 ハイドロキノンが、水酸化ナトリムになると現像主薬としての役割は果たさない。しかし、水酸化ナトリムは、強いアルカリなので、現像の促進作用がある。したがって、現像主薬の役割としては弱まるものの、アルカリ性が強まるので、総じて現像力は強まるのである。

 つまり、溶解直後は、水酸化ナトリウムが生成される化学反応が十分に進行しておらず、現像力が弱い状態である。したがって、溶解直後に現像してはならない。一晩くらいおけば、安定した状態になると思われるが(根拠なし)、それならハイドロキノン添加の現像液は、時間が経過するほどアルカリが強くなり現像力も強くなっていくのだろうか。と、一瞬思ったが、そんなわけもない。空気に触れれば酸化するわけだし。

 そこで気になったのは、D76dというPH緩衝されたタイプの現像液である。処方的には、ホウ砂の分量を減らしホウ酸を加えるので、難しくはないしコスト面でもたいしてかからない。
 自己満足の極みであるが、普通すぎる現像液は使いたくない(笑)
 この現像液を1:2希釈で使うのが、最大限に自己満足欲求を満たす事が出来そうである。原液現像だと不経済だし、1:1だと普通すぎる。1:3だとHP5plusのデータシートに掲載されているので、これまたおもしろくない。どこにもデータが出ていないものを使いたいのだ。(もはや結果はどうでも良くなっている。)
 
  ああ。。こんなことやってるから、いらん手間がかかるんだろうなあ。

 次にフィルムの話なんだけど、今使っているのが、アクロス(120、4×5)、プレスト(135,120)、トライX320(4×5)である。

 アクロスは、比類ない相反則不軌特性があるので、長時間露光になりがちな大判カメラでの撮影や中判での静物写真には欠かせない。しかし、その半面、スピードが稼げないので、スナップには向かないため、135のロールフィルムは僕には用がない。

 プレストは、135、120共に、スナップ用に使っている。別にプレストじゃなくトライXでも構わないと思っている。

 問題なのは、トライX320である。そもそもこのフィルムには、135のロールフィルムは存在しない。そんなわけで、データを取ろうと思うと、困ってしまう。もったいなさ過ぎる。ISO400クラスのシートフィルムも場合によっては使うことがあるので、欠かせないのであるが、その点で使いにくい。プレストのシートフィルムがあれば文句はないのだが、残念な事に販売されていない。

 海外に目を向けてみると、HP5plusは、135も4×5も存在している。これならいいかもしれない。4×5は100枚入りで販売されているけど、国内でトライX320を買うよりも、送料を含んだとしても若干安い。HP5plusの100ft(ちょっとだけ高い)を一箱買ってこれでテストすればいいかなって思っている。

 今使っているフィルムがなくなりかけたら、その辺りの事をよく考えてみようと思う。


 

2008年09月01日

ユージン・スミス

 平安神宮の近くの京都国立近代美術展で催されている「ユージン・スミス展」を見に行ってきた。戦争や水俣病等、人間にとって不幸な出来事が撮影対象となっているためか、黒っぽいプリントばかりだった。

 会場入り口に、A Walk To Paradise Gardenが本人のサイン入りのものが掛かっていた。暗雲の時代を抜け出し、明るい未来に、歩き出す様子が表現されているのか、もしくは不幸な出来事で亡くなった人々が天国へ向かう様子を表現しているのか、僕には分からないけど、この写真は彼にとってのカタルシスであったのだろうと思う。(撮影年は彼の活動期の最後の方というわけではないけど)
 日曜日であったせいか、会場内は、とてもたくさんの人がいた。こういう写真展を見る機会がもっと多くあればいいのになあと思った。


 この日は、撮影目的ではなかったので、カメラはT2とプレストを2本しかなかった。それでも、近代美術館のすぐ南側の琵琶湖疏水から流れ出す白川沿いの道を少しだけ歩いたけど、なかなか良い感じだった。街中なのに、子供達が魚釣りをしている。麦藁帽子をかぶった老人と和菓子職人が道端で会話をしている。京都らしい風情のある建物も何件かある。そこだけで、フィルムを1本使ってしまった。

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 この日は、数日続いた雨が止んだ日でもあり、とても空がきれいだった。こんな日は一年を通してもそう多くはないだろう。夕暮れ時に、鴨川を散歩したが、早くも冬鳥のカモが飛来していた。冬が近づいているのが分かる。 

 京都というとやはり神社仏閣に目が行くけど、僕は「人々の生活の場である京都」を撮っていきたいと思っている。