2008年09月03日

 永らく愛用してきた現像液のシュテッツクラー氏二欲式現像液だけど、そろそろ飽きてきた。得られる結果に不満があるわけではないんだけど、もうちょっと別の事がしたくなってきた。市販の現像液に、魅力的なものもあるんだけど、ここはやっぱり自家調合にこだわりたい。そんなわけで、やっぱりD76だ。

 とか言いつつ、ほとんどこの現像液は使った事がないのが実情である。写真工業社「暗室百科」を読んでいたら、興味深い事が書かれていた。D76には、ハイドロキノンが現像主薬として含まれている。
 このハイドロキノンは、現像液中で水酸化ナトリウムになるらしい。現像液を触ると、手がヌルっとした感触になるのは、そのためだろうか。漂白用のハイターを触ってしまった時に感覚に似ている。

 ハイドロキノンが、水酸化ナトリムになると現像主薬としての役割は果たさない。しかし、水酸化ナトリムは、強いアルカリなので、現像の促進作用がある。したがって、現像主薬の役割としては弱まるものの、アルカリ性が強まるので、総じて現像力は強まるのである。

 つまり、溶解直後は、水酸化ナトリウムが生成される化学反応が十分に進行しておらず、現像力が弱い状態である。したがって、溶解直後に現像してはならない。一晩くらいおけば、安定した状態になると思われるが(根拠なし)、それならハイドロキノン添加の現像液は、時間が経過するほどアルカリが強くなり現像力も強くなっていくのだろうか。と、一瞬思ったが、そんなわけもない。空気に触れれば酸化するわけだし。

 そこで気になったのは、D76dというPH緩衝されたタイプの現像液である。処方的には、ホウ砂の分量を減らしホウ酸を加えるので、難しくはないしコスト面でもたいしてかからない。
 自己満足の極みであるが、普通すぎる現像液は使いたくない(笑)
 この現像液を1:2希釈で使うのが、最大限に自己満足欲求を満たす事が出来そうである。原液現像だと不経済だし、1:1だと普通すぎる。1:3だとHP5plusのデータシートに掲載されているので、これまたおもしろくない。どこにもデータが出ていないものを使いたいのだ。(もはや結果はどうでも良くなっている。)
 
  ああ。。こんなことやってるから、いらん手間がかかるんだろうなあ。

 次にフィルムの話なんだけど、今使っているのが、アクロス(120、4×5)、プレスト(135,120)、トライX320(4×5)である。

 アクロスは、比類ない相反則不軌特性があるので、長時間露光になりがちな大判カメラでの撮影や中判での静物写真には欠かせない。しかし、その半面、スピードが稼げないので、スナップには向かないため、135のロールフィルムは僕には用がない。

 プレストは、135、120共に、スナップ用に使っている。別にプレストじゃなくトライXでも構わないと思っている。

 問題なのは、トライX320である。そもそもこのフィルムには、135のロールフィルムは存在しない。そんなわけで、データを取ろうと思うと、困ってしまう。もったいなさ過ぎる。ISO400クラスのシートフィルムも場合によっては使うことがあるので、欠かせないのであるが、その点で使いにくい。プレストのシートフィルムがあれば文句はないのだが、残念な事に販売されていない。

 海外に目を向けてみると、HP5plusは、135も4×5も存在している。これならいいかもしれない。4×5は100枚入りで販売されているけど、国内でトライX320を買うよりも、送料を含んだとしても若干安い。HP5plusの100ft(ちょっとだけ高い)を一箱買ってこれでテストすればいいかなって思っている。

 今使っているフィルムがなくなりかけたら、その辺りの事をよく考えてみようと思う。


 

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comments

>もはや結果はどうでも良くなっている

笑った(^∀^)

でも、その気持ちわかるなぁ。

  • uekawa
  • 2008年09月03日

今日の日記は、妄想に近いですね(^^;....

  • Oe
  • 2008年09月03日

Hypercatを使いだした頃は全くノーデータだったので
結構楽しめましたよ。笑( ̄∀ ̄)

  • raota
  • 2008年09月04日

ノーデータの場合は、まったく手探りでテストを繰り返していかないくてはならないので、実用化までに時間がかかりますよね。
確立してしまえば、自分だけのものとして、かなり満足度が高くなるんですけどね。

  • Oe
  • 2008年09月04日
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