どうも僕は撮影がへたくそなのかセンスがないのか、運に恵まれないのか、一度の撮影だけで完成させることが出来ず、2回以上同じ現場に足を運ぶことが多い。
スナップは、そういうことはない。スナップは、人物が撮影対象として入り込むので、撮り直しが効くようなものではなく、その場限りのものだからである。
風景や静物については、ほとんどの場合、いつもそこにあるので、満足が出来ないと何度でも足を運びたいという衝動に駆られるのだ。
自分なりに分析してみたところ、一発で決められない理由は次のとおりである。
1 気象条件に恵まれなかった。
空の雲や風の強弱については、現地に到着しないと分からない場合が多い。もちろん天気予報はチェックしてから行くのだけど、それでも現地に行ってみないと分からない場合が多い。これは、自分の能力の範囲外の出来事なので、現場に通うことで解決するしかない。
2 理想のネガが得られなかった。
最近では出現頻度は減ったが、ネガに傷が付いたりスポットが出来たりすることが以前は多発していた。撮影時の露出の失敗。現像の失敗。これらは、シートフィルムであれば、2枚撮影するということで、ほとんど解決がつく。
3 構図的な問題。
これはもうどうしようもない。作画センスの問題だ。もちろん、現場では撮影対象を詳細に観察して撮影に望んでいるつもりではあるが、それでも帰宅してネガ現像が終わってから反省点を見出すことがあるのだ。これは、再撮影するしかない。絶好の機会を逃す由々しき原因でもあるので、日々鍛える必要があるかもしれない。しかし、考え方によっては、「失敗」と判明し、また撮影に出向こうという意欲があるということは、次回は構図的にはより正解に近づくことが出来るということでもある。だめだと気づかないよりは、よほどましとも言えるのだが。
これを書いている途中に、フラットニングしたまま10日以上、放置してあるのを忘れている写真があるのを思い出した。まあ、忘れているくらいがちょうどいいのかもしれないけど。