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2010年02月02日

それならそれで仕方がない。

 フジがフィルムの銘柄の縮小編成をしたらしい。そこまでしなきゃならないほど売れていないなんて、ある意味、フジが気の毒になる。僕は現在のところフジ フィルムでは、アクロスの120と4×5を使っているんだけど、これも残るかどうか怪しい。僕にとって、アクロスに代わるフィルムはないので、もし生産中止になると非常に残念だ。そうなったら、外国のフィルムメーカーの、120や4×5を使うしかない。

 時代の流れがそうであるのなら、この世界からフィルムが消えてなくなっても、それはそれで仕方がないと思っている。記録媒体というのは、時代とともに移り変わっているのだから、フィルムだけが、永劫に存在するはずもないのだ。

 こんな事を書くと、僕が銀塩写真を愛してないように思われるかもしれないけど、とんでもない。愛着がなくって、ここまで、時間と労力とお金を注ぎ込めるものか。

 フジに売れなくってもフィルム文化のために生産を継続してくれと言うわけにもいかない。会社は慈善団体ではないので、採算が取れなければ撤退すべきと思う。値上げしてもいいので、採算が取れる価格で生産し販売してくれればいいんだけど、あまりにも高価になってしまったら、事実上、買えなくなってしまう。

 フジが完全にフィルムから撤退したわけではないし、コダックやイルフォードがまだ残っているので、当分(その期間が問題なわけだが)の間は大丈夫だと思う。その当分の間は、楽しむことにしよう。

2009年12月02日

一発できめられない

 どうも僕は撮影がへたくそなのかセンスがないのか、運に恵まれないのか、一度の撮影だけで完成させることが出来ず、2回以上同じ現場に足を運ぶことが多い。

 スナップは、そういうことはない。スナップは、人物が撮影対象として入り込むので、撮り直しが効くようなものではなく、その場限りのものだからである。

 風景や静物については、ほとんどの場合、いつもそこにあるので、満足が出来ないと何度でも足を運びたいという衝動に駆られるのだ。

 自分なりに分析してみたところ、一発で決められない理由は次のとおりである。

1 気象条件に恵まれなかった。
  空の雲や風の強弱については、現地に到着しないと分からない場合が多い。もちろん天気予報はチェックしてから行くのだけど、それでも現地に行ってみないと分からない場合が多い。これは、自分の能力の範囲外の出来事なので、現場に通うことで解決するしかない。


2 理想のネガが得られなかった。
   最近では出現頻度は減ったが、ネガに傷が付いたりスポットが出来たりすることが以前は多発していた。撮影時の露出の失敗。現像の失敗。これらは、シートフィルムであれば、2枚撮影するということで、ほとんど解決がつく。


3 構図的な問題。
   これはもうどうしようもない。作画センスの問題だ。もちろん、現場では撮影対象を詳細に観察して撮影に望んでいるつもりではあるが、それでも帰宅してネガ現像が終わってから反省点を見出すことがあるのだ。これは、再撮影するしかない。絶好の機会を逃す由々しき原因でもあるので、日々鍛える必要があるかもしれない。しかし、考え方によっては、「失敗」と判明し、また撮影に出向こうという意欲があるということは、次回は構図的にはより正解に近づくことが出来るということでもある。だめだと気づかないよりは、よほどましとも言えるのだが。

 これを書いている途中に、フラットニングしたまま10日以上、放置してあるのを忘れている写真があるのを思い出した。まあ、忘れているくらいがちょうどいいのかもしれないけど。

2009年11月20日

観の目、見の目

 読んだことはないけど、宮本武蔵の「五輪書」の中には、「観の目、見の目」というくだりがあるらしい。言い替えれば、「心の目、肉体の目」ということであろう。宮本武蔵は、剣豪であるだけではなく芸術家でもあり、作品が残されている。


 写真は、言うまでも無く現実の事象を撮影するものだ。

 「オレは、念写が出来る!」とか「心霊写真はどうなるのか?」っていう人は、方向性が違うので、別のブログを読んでね♪
 それにしても、今の時代。。。。
 念写や心霊写真も、デジカメで行うのだろうか?


 閑話休題


 現実に目の前にあるものしか撮影することはできない。しかし、現実のままに作品を仕上げる必要もない。とは言え、普通に撮影してプリントしても、既にモノクロームというだけで現実のままではないし、カラーで撮影しても現実どおりとはなかなかいかないのだが。。

 昨夜の暗室でつくづく思ったのは、「撮影したときの風景にとらわれてはいけない」ということだ。暗室に入ると、そこにはもう、イメージ素材はネガしかないのである。そのネガから、どのように作り上げるかだけが問題なのである。

 撮影した時は、夕日が沈んだ後の琵琶湖畔なので、辺りは薄暗く、残照がわずかに照らすだけの状態であった。そんな光景が頭にこびりついていた。2号でストレートプリントしたが、現実の風景からそのまま得られるイメージというのは、とてもつまらないなと思った。

 撮影時には、僕の場合、完成プリントまで思い描くということはない。現実の撮影対象に対して、構図と露出を決定(単にEV値を求めるわけではない)するのみである。段階露光で保険もかけておく。あとは、フィルターくらいかな。現場でするのは、それだけである。全てのフォーマットを持ち歩いているわけではないので、6×9で撮影して、後で6×6にしようというような事は、脳裏に思い浮かぶけど、まずは6×9でフレーミングしてみる。暗室でテストプリントして気に入らなければ、トリミングするだけである。

 そんな状態なので、絵作りは暗室で行うのだ。暗室で現実により近いイメージを再現するのではない。ネガから絵を作るのである。そんなわけで、いろいろとやってみる。湖を2号のまま黒く焼きこんだらどうか。やってみて、イマイチ。じゃあ、5号でもっとどす黒くしたらどうか?やってみて好みじゃない。そもそも、黒くしようとしたのが間違い。2号でノーマルなグレーにしてみる。なんかネムイ感じがする。じゃあ3号でコントラストを上げよう。やってみたが2号と大差はない。4号で硬目に白っぽく仕上げたらどうか?やってみたら、意外にもこれが一番という結果。
 あっちうろうろ、こっちうろうろで、今のところは時間をかけて1枚を仕上げるしかない。結局、仕上げるのに4時間もかかってしまった。

 そんなわけで、撮影現場では「見の目」、暗室では「観の目」に比重を置いて作業すべきである。 


 ケントメアのバライタのウォームトーンの印画紙って、もう手に入らないっていうのは残念だ。生産中止ってことは、温黒調って、巷では人気がないのかな?

 以前、バライタはレンブラントばかり使っていた。価格を考えると気軽に使えなかった。ケントメアは、安価で品質も充分なので、ありがたい。テストプリントでどんどん消費しても怖くはない。次回購入するとしたら、ケントメアの純黒だろうな。半光沢か光沢かは、悩ましい。

 調べたら、サイバーグラフィックスって、今、セールやっている。今のうちに買っておいた方がいいかも。

2009年08月09日

いろいろ

 プーケットのネガでまだプリントしてないものがあるけど、やる気にならず、しばらく暗室に入っていない。銀一で買ったコーヒー麻袋の上に近所の畑で採れたトウモロコシと瓜を置き、タチハラで撮影する。町内で盆踊りがあったので、町内の仕事で櫓を組み、息子に浴衣を着せ、ニューマミヤ6で撮影する。

 息子のカラー写真は、デジカメで撮影している。普段はPCのHDDで保存し、折を見てDVDにバックアップしている。そして、主なものは、お店プリントしアルバムに入れている。HDDやDVDでのデータ保管は、常に不安が付きまとう。破損することなく、何十年も保管する自信がない。僕の祖母は未だに自分が10代の頃(70年以上前のもの)の写真(もちろんモノクロ)を保管しているが、それは紙媒体だからであろう。業務として、データ保管をするのであれば、デジタルは劣化しないのいいと思う。担当者が複数の媒体で定期的にバックアップしていけば良い。しかし、個人所有のデータだと、どうしても管理が甘くなる。

 norman e. riley、この写真家の静物写真は、キモくっていい(笑)
 

 
 

2009年07月12日

プーケットへ持っていく機材

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 ・ニューマミヤ6  50mm  75mm
 ・イオス キス3+単3パック  タムロン 28mm-75mm F2.8
 ・セコニックL508
 ・スリックの軽過ぎる三脚
 ・イエローフィルター、オレンジフィルター、NDフィルター(2種類)、ステップアップリング
 ・アクロス(120)10本、トライX(120)15本、アクロス(135)6本、トライX(135)5本


 フィルムは、確実に多すぎる気がするけど、足りないよりはいい。それに、状況によって、トライXばかり使ったりアクロスばかり使ったりするということもあるので、これくらいは持って行かないと安心出来ない。

 今までは、サブカメラとしてコンタックスT2を海外旅行へ持って行っていたけど、所詮コンパクトカメラなので、フィルターを使用したり、近接撮影をする等が出来ないので、今回はサブにキス3を持っていく事にした。

 最近、静物を撮る事が多いので、ニューマミヤ6で近接撮影の限界を超えたら、キス3で撮影するつもりである。ホテルの室内で、フルーツの写真を撮るのにはうってつけだ。しかしまあ、カラーではなくモノクロで撮るっていうのは、常人の理解は得られないだろうな。

 さてさて、このキス3だけど、世間では何の注目もされないカメラだけど、単3バッテリーパックとF2.8通しの明るい標準ズームとの組合せでは抜群の威力を発揮する。135フィルム程度の画質で満足が得られるのであれば、旅行カメラはこれ一台でもいいかもしれない。しかし、僕の場合、どうしても135フィルムでは満足出来ない部分もあるので、ニューマミヤ6で撮影出来る状況であれば、こちらを使うことにする。

 問題は旅行中の天気とモチベーションだ。昨年旅行したコタキナバルは、あまり写真意欲が高められるような場所ではなかった。今年はどうかな。

2009年07月02日

花が咲き荷物が届く

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 カサブランカが予想よりも早く一輪だけ開花した。ネット検索したら、花瓶にキッチンハイターとグラニュー糖を入れておくと花が長持ちするという情報を得、早速実践した。

 夕方、銀一から、先日注文しておいた背景紙が届いた。まさに「紙」そのものなので、破れないように四辺をガムテープで補強しておいた。コーヒー麻袋は、思ったよりも大きい。2袋も注文したけど、これは1袋で良かったかもしれない。

 まだ一輪しか咲いていないけど、練習のために、マミヤC330fにパラメンダーを装着してアクロスを装填し、4カットほど撮影した。室内での撮影なので、露光時間が30秒くらいになる。こういう条件化では、もはやアクロス以外のフィルムの使用は考えられない。

 ゆり園で買ったカサブランカは、この花瓶に挿してあるものと同じものが3本ある。僕は花を買った経験はほとんどないので、値段の高い安いは良く分からないけど、1000円でこれだけ楽しめたらいいなあって思う。今年、がんばって撮影してだめだったら、また来年、買ってきて挑戦しよう。

 花を、シゲシゲと見たことはあまりないけど、こんな大きさのものでも、ベストアングルを探そうと思うと、じっくりと観察しないといけない。花の状況は、日々変化していくので、アングルもそれに応じて変えていかなければならない。

 この数日間、ネットショッピングのカートにドンケF-2のチョコレートブラウンを入れっぱなしにして、購入するかどうか懊悩していたが、ついに購入手続をしてしまった。今月は、出費が嵩むが、僕にとってはこれから半年間が写真活動が出来る季節なので、まあ、いいだろう。今シーズンは何枚、会心の作が得られるだろう。2枚もあれば、上出来なんだけど。
 

2009年04月28日

金属製パトローネ

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 これが、中古カメラ市で3個1000円で購入した金属性パトローネ。キヤノン製である。おそらくキヤノンがRFを生産していたくらいの年代のものであろう。
 果たして使えるかどうかかなり疑問だったのだが、せっかくなので買ってみた。どういう構造になっているのか?果たしてフィルムローダーで巻けるのか?等々、疑問はあった。
 帰りの電車の中でどうなっているのかいじくったりしてみた。弾丸みたいなので、ある意味怪しかったかもしれない(^_^;)
 
 帰宅後、早速ハンザのフィルムローダーで巻こうと思ったけど、このパトローネは出っ張りがあるので、その部分が邪魔して、フィルムローダー内にうまく収まらない。もしかしたら、この当時はフィルムローダーなんてものは存在してなくって、暗室で100ftフィルムを適当な長さに切って詰めていたのかもしれない。フィルムローダーで巻くのは無理だけど、カメラのパトローネ室には、当然、収まる。
 しかし、敢えて苦労して暗室で巻くのはいやなので、このパトローネは使うことはないだろうな。中古カメラ市で買った一番高価な品だっただけにちょっと残念。

 4ヶ月ぶりに暗室作業をした。1月から撮りためてあったものを全てプリントしたけど、満足がいく写真は一枚もなかった。この4ヶ月間、モチベーションがかなり低かったので、露出設定やネガ現像の液温管理のつめが甘かったこともある。

 会心の作というのは、被写体の発見、完璧な構図、露出決定、ネガ現像、そしてプリント、どの段階でつまづいても、得ることが出来ないのだ。プリントは何度でもやり直せるが、撮影からネガ現像までのプロセスはやり直しが効かない。もっと一つ一つの段階を、しっかりやらなきゃならないなあと反省した。
(毎年、何度も反省しているけどね。)

2009年04月26日

中古カメラ市

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 名古屋の丸栄で開催されている中古カメラ市へ出かけてきた。特にお目当ての品があるわけではなく、ウインドウショッピング感覚で行ってきた。今回は、カメラやレンズ等の真っ当な商品には目もくれず、ワゴンに積まれている数百円の品を物色した。以前からあれば便利だなあって思っていた品を数点、ゲットできた。

 ケーブルレリーズ
  撮影中に失くしそうになったことがある。予備はやっぱり必要だ。500円でゲット。

 セルフタイマー(上記画像)
  マミヤC330f、ライカM6TTL、大判カメラ、セルフタイマー機能がないので、単体(!?)セルフタイマーが以前から欲しいと思っていた。LPL製で500円。

 ニューマミヤ6のレンズリアキャップ
  既に生産終了しているので細かいアクセサリーは見つけるのは困難だ。フィールドでレンズ交換している時に失くしてしまう可能性があるので、予備に一個欲しいと思っていた。300円でゲット。

 金属製パトローネ
  後日、書きます。

2009年04月24日

中古カメラ市

 名古屋の丸栄で中古カメラ市が開催されている。一昨年、4×5のカットフィルムホルダーのきれいなものを、ここで何個かゲットした。
 こういった催し物があるということは、需要があるからなんだろうな。気が向けば今年も出かけてみようかな。

2009年04月15日

これって現像ムラでしょ。

 いつも更新を楽しみにしている写真家のトップページの写真なんだけど、これって、ネガに現像ムラがあるんじゃないのかな。このプリントは若干の赤血塩ブリーチがしてあるような気がするけど、それが余計にムラを目立たせてしまっているような気がする。

 それにしても、この写真家、このことに気がつかないはずがないと思うのに、没にせずに敢えて作品として掲載しているということは、余程気に入っているのかな。僕だったら、即没だな。

2009年04月04日

相対的存在としての白

 
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いろいろと好みは分かれると思うけど、僕は写真のハイライト部分に心を揺さぶられる事が多い。余談だが、音楽を聴いていても、重低音より伸びやかな高音部に強く心惹かれる。日本人はこの傾向があるのかもしれない。

 プリントで、きれいで伸びやかな心揺さぶられるハイライトを作るのは容易ではない。当然のことだが、ただ白ければいいってもんではない。ハイライト部と言っても、ゾーンシステム的に言うのであれば、中間グレーのゾーン5から+2EVしたゾーン7からゾーン9くらいの幅がある。(TPN参照)その幅をいかに効果的に使うのかということであるが、着目すべきはそこだけではない。

 ハイライトがハイライトとして意味を持って存在出来るのは、やはりシャドー部があってこそだと思う。 

 柿右衛門という磁器がある。乳白色の地に赤色の絵付けがされている世界的も有名なものだ。先日、テレビで見たんだけど、赤色の絵は白地を引き立たせるために書いているのだと。。とのことであった。柿右衛門も当代は14代目なので、先代以前の柿右衛門がどのように考えていたのかは定かではないけど、確かに柿右衛門の器の地の白は、とてもきれいだ。それはやはり、素晴らしい絵付けがされているからこそなのだろう。

 とまあ、思いついたことを書いてみた。そろそろ桜も咲き始めて暖かくなり始める時期だ。久しくタチハラを使っていないので、近々何か撮ろうと思う。
 

2009年03月29日

これで最後か。。

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 冷蔵庫で保管していたプレストの缶詰もいいよこれで最後になった。100ftフィルムを使う機会もこの一巻きで最後になるかもしれない。少なくともフジの100ftは使うことはない。もうとっくに生産されていないからだ。

 使用するフィルムフォーマットの主力がブローニーとシートフィルムにシフトして久しい。135フォーマットは年間を通して使う機会は激減してしまった。もうそれなら、まだ存在しているTX等の100ftを敢えて使う必要もないのかなと思い始めている。

 それに、フィルムローダーの調子がよくないということもある。どうも光線漏れしているようなのだ。カートリッジに問題あると最初は考えたが、ほとんどのカートリッジで同じ減少が見られたので、フィルムローダーが疑わしいのである。

 この缶詰の空き缶、捨てるのはもったいないので、何かに使おうと思っている。

2009年01月22日

645AF。。

 ついに仕事が忙しい季節に突入してしまい写真活動に時間を割くことが出来なくなりつつある。

 ずっと前から思ってるけど、一台しかカメラを所有出来ないとしたら、645フォーマットのSLRのAFがいいんじゃないかって思っている。まあ、そんな事態には陥ることはないし、SLR645AFのカメラを所有したことも今まではないんだけれど。

 645フォーマットだと画質に少々不満は残るものの、何とか我慢できるレベルだし、SLRだから近接撮影もOKだ。AFも出来ないよりは出来た方がいいだろう。マミヤの645AFの初期型なら、最近は随分中古価格がこなれてきたみたいだ。例えばこれ。でも、買う予定はないんだけどね。

 話は変わって、、僕は写真を飾るという習慣がないので、額について深く考えた事がないんだけど、アルミフレームの黒縁だと、ちょっとかすっただけで傷が付いてしまう。そんな額を写真展で使おうものなら、写真ではなく額にケチを付ける客が少なからずいる。

 僕の写真には、アルミじゃなく木製フレームが似合うんじゃないのかなって漠然と思っている。木製なら傷が付きにくいし。でも、木製だと強度の関係もあるせいか、厚みがあるものが多い。僕は細身のフレームが好きなので、それはそれでどうかなって思ってしまう。

 額選びも悩ましいものだ。

2008年12月01日

どうも最近、135には気合が入らない。

 最近、135フィルムの取り扱いが、かなりいい加減になっている。土曜日に、4×5を4枚と、135を3本現像した。4×5は、温度管理をかなり気を使って行ったが、135はいい加減にしてしまったため、液温低下による現像不足という結果を招いてしまった。小フォーマットほど、撮影からプリントまでの一つ一つの工程を、かなりシビアにやらなくてはならない。

 プロバイダーを変更した。新規契約とキャンセル、モデムの返却等、面倒くさいけど、少しでも安くすることが出来るので、プロバイダーは定期的に見直しを行う方がいいと思う。このブログもサイトもレンタルサーバーと独自ドメインを取得して行っているため、プロバイダー変更によるサイト運営には支障はない。

 先日、減光フィルターのND8を買ったけど、3段程度では足りないような気がしてきた。まだ一回も使ってないけど。分単位で露光するためには、やはりND400が必要かもしれない。

2008年10月29日

時代を映す昔のくらしと道具展


 羽島市歴史民族資料館・映画資料館で、「時代を映す昔のくらしと道具展」が開催されている。出張先で、偶然チラシを入手して、その展覧会のことを知った。

 リンク先を見てみると、TPNのオフ会で、よく見るカメラばかりである(^_^;)
 
 入場料、300円だし、会期中に一度は見に行こうと思っている。

2008年10月28日

アンセル・アダムスの「The PRINT」再び

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 二年前に読んだけど、再度、図書館で借りて読み直した。これだけボリュームがあると、読み返しても、それなりに得るものはある。

 この前の土曜日も、朝5時頃から琵琶湖へ出かけてきた。高島市の天気予報は、晴れ時々曇りだったので、きれいなウロコ雲が出ることを期待して行ったのだが、良そうに反して、天気は曇りだった。なかなか理想の雲には出会えない。こうなったら、機会を見つけて、何回も行くしかない。チャンスは秋しかないだろうから、かなりの長期戦になると思われる。5年か、あるいは10年くらいかかるかもしれない。まあ、気長にやろう。

 天候には恵まれなかったが、それでも何枚かは撮影し、テストプリントをしてみた。念には念を入れて、同じカットを2枚撮影してきた。昨夜プリントしたものは、コントラストがちょっと不足ぎみだったので、未現像のネガの現像時間を延長して、もう一度現像しなおそうと思う。これが、一枚ずつ管理できるシートフィルムの良いところだ。

 もしかしたら、これで一枚、作品が出来るかもしれないなあ。ブリーチも必要だと思われるので、完成させるま一ヶ月くらいかかるかも。

 

2008年10月20日

浜辺

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「浜辺」
タチハラハンディビュー4521 with トヨロールフィルムフォルダー(6×9)
フジノンW150mm アクロス(EI50) シュテックラー氏二浴式現像液
アグファMCP312 パピトール 硫化セレン調色
撮影地 琵琶湖

2008年10月18日

あ~。もうっ。

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 今日、長浜へ行く用事があって、出かける前にフィルムを装填しようと思って、開けたら、撮影途中のフィルムが入っていました。おそらく、先月、京都で撮影した写真だと思われます。よく確認してから、開ければ良かった。

 でも、フィルムが入っていたことに気が付かなかったということは、手ごたえのある写真は撮れていないということなので、まあ、よしとしよう。

2008年10月16日

サブカメラは、あった方がいい。

 購入してから今年で15周年を迎えるT2だけど、今でも元気だ。過酷な使用をせず、程よい使用本数のためか、未だに調子もいい。何かと使い辛い部分もあるこのカメラだけど、手放さずに持っているということは、僕にとっては必要なカメラなんだろうな。やっぱり。

 大判カメラで撮影をするとき、使用頻度の高い小物は、バックパックではなく、ウエストバッグに収納している。先日、琵琶湖へ行ったとき、プレストを装填したT2を、ウエストバッグに入れておいた。この日は、大判カメラをメインに使う日だったので、サブはT2以外では考えられない。M6TTLやNewFM2なんかだと、そちらで撮影する方向に意識が傾きすぎてしまう。存在を忘れるくらいのサイズがちょうどいいのだ。

 日が傾きかけた夕刻に、長い影が出ている琵琶湖の風景を撮影しようと、カメラを三脚にセッティングして、ピントと構図を確認し、さあ、撮影しようと思ったら、バス釣りの親子が、すぐ前でキャスティングの練習を始めたのだ。琵琶湖は、バス釣りのメッカで、たくさん釣り人がいる。「琵琶湖で何かやっている人」の中で、一番多いのは、紛れもなく、バス釣りだろうと僕は思っている。

 こんな、広い何も障害物がないような浜辺で釣りをしていても、釣れないだろうにとバス釣りの経験者の僕は思っていたのだが、キャスティングの練習をしているみたいで、一向に動く気配はない。大判カメラだと、レンズが自分の方向に向いていても、あまり気にならないのかもしれない。

 そんなわけで、写真を撮りたいから、別の場所へ言ってくれというエゴを出すわけにもいかないので、ひたすら待つことにした。僕が、琵琶湖の写真を撮るのも、彼らが釣りをするのも同等な行為であり、彼らが僕に譲らなければならない理由はないからだ。

 それでまあ、30分くらい、その状態をキープして待っていたわけだが、何もせずに待っているのもイライラするので、カメラを立てた三脚の周辺で、T2でスナップ撮影を楽しんだ。T2には、フィルターが付けられるようにはなっていないので、レンズの前にオレンジフィルターを無理やり手で持って、露出補正をし、撮影した。果たしてうまく写っているのだろうか。

 そんなわけで、この空虚な時間を埋めるのに、T2は活躍したわけである。自動化されたコンパクトカメラは僕には必需品だ。

 その間に、ろくにルアーを投げられなかった子供が、1匹、釣り上げる事が出来たようだ。僕も、無事に撮影を終えることが出来た。

2008年10月08日

制作者、鑑賞者

 作品を制作する側にいる人が作品を見るとき、殊に、それが自ら制作したものであれば、技巧的な事柄に、大いに注目しがちである。

 写真で言えば、構図的な完成度、シャドー部のしまり具合、ハイライトの冴え、階調の豊かさ、シャッターチャンスの見事さ、、、、、
 こういった項目を、ついつい、チェックしてしまうのである。

  しかし、制作しない側、つまり鑑賞のみをする人にとっては、こういった技巧的な事柄には、着目しない。なぜなら、制作経験がないので、それらのことには興味は湧きようもない。
 先日、美術館で、彫刻を鑑賞する機会があった。僕は、彫刻には、まるで無縁なので、作家の名前も含めて何の知識もない。ましてや、技巧的な事柄は何一つ知らない。
 つまり、通りすがりの一鑑賞者の立場で鑑賞したわけである。母親が幼児を抱きしめている彫像であったが、親子間の慈愛の感情がとてもよく表現されていた。彫刻について、過去に興味を持ったことは一度もなかったし、これからも自ら制作者の立場に立つことはないだろう。でも、あの作品は、とても心が揺さぶられた。

 さて、写真に話を戻すとしよう。制作者の立場に立って、作品を見てしまうと、その感想が、「感動した」ではなく、「見事だ」というふうになってしまう。僕だけかもしれないけど。
 つまり、鑑賞しているわけではなく、評価してしまっているわけだ。しかし、全ての写真を、そのように見てしまうわけではなく、思わず「感動する」写真もある。

 「感動する」写真を見た時は、技巧についてウンヌンとは、あまり思わない。つまり、技巧的な角度から作品を見てはいないのであろう。しかし、「感想する」要素が(自分にとって)ない写真を見たときは、技巧についてのみ評価するしかない。

 このように書くと、目指すべきは「感動する写真」であり、感性こそ、最優先すべきものであり、最低限の技巧的手腕を手にしていればそれでよいとの誤解を招くことになる。ちまたにあふれている感性優先主義的写真は、ひどいものが多い。「感性で撮りました」と言えば、一応それらしく聞こえてしまうし、それを見るこちら側としては、「ああ。そうですか。」と言うより他になく、僕とは感性が合わないので、この写真は、つまらないなあ。技巧的にも見るべきところは何もないし。。。ってな具合になってしまうのである。

 「感動する」写真というのは、それを見たときは、技巧的な事は脳裏に浮かばないかもしれない。でも、技巧的な角度から、見直してみると、「技巧的にダメダメ」であるといった場合は、ないのではないかと思っている。

 結局のところ、制作者は、評価するだけではなく鑑賞者でも、あらなくてはならない。

 なんか、書いていて、うまく頭の中がまとめられなくなってきた。またいつか、必要があれば考えよう。

 

2008年10月03日

エクスチェンジの写真は、4×5にしよう。

 エクスチェンジのための写真は、9月に行った明治村で撮影した写真にしようと思っている。
そもそも、自分が何とか満足できるレベルの写真は、一年を通して多くても5枚くらいしか作る事が出来ない。他は、全てクズであるため、ネガを保管して、はい。終わり、である。

 そんな感じなので、今から撮影を開始して、写真を作る事は出来ない。もし、今から撮影を開始しなければならないということになったら、焦ってしまって、良い写真を作り上げる事は、僕には出来ないと思う。

 大判カメラを使い始めて、3年くらい経つけど、やっと大判写真で作品を作るレベルまでに、なんとか漕ぎ着けることが出来た。とにかくこの大判写真っていうやつは、ロールフィルムを使用し、アオリのないカメラを操作するという過程とは、さまざまな点で違いがある。シートフィルムの現像も、ロールフィルムの現像とは、かなり勝手が違う。

 そんなわけで、僕が不器用なせいもあるけど、撮影も現像も、トライアンドエラーを繰り返した結果、ふと気が付くと3年も経過していたという次第である。今でも、完璧っていうわけではないけど、それを言ってしまうと、ロールフィルムを使用した撮影も、未だに完璧ではないのだ。

 エクスチェンジ用にプリントしたいネガは、既に決まっているので、あとは、「暗室へGO!」だ。今回は2チーム参加なので、6枚作らないといけないが、印画紙はバリグレード(ペラペラ)にするつもりなので、問題はない。バライタだったら、かなり手間暇かかるけど。

 念のために書いておくけど、手間を惜しむためにRCを使うわけではない。RCで表現可能な場合であるから、わざわざバライタを使わないだけである。
 だいたいからして、バライタでプリントされた作品はRCよりも上、みたいな風潮があるけど(過去に何度も書いたけど)、そんなことはない。バライタを使っていても、だめなものは、ダメなのだ。もちろん、自己満足で使う場合は、それでも可である。

 ただ、エクスチェンジの場合は、写真をもらう立場に立ってみると、いろいろな印画紙を手にする事が出来るので、ありがたいことだと思う。さっき、書いたことと矛盾するけど、バライタでプリントされていたりすると、手間隙かけてくれたんだなって思うのだ。

 おっと、いかんいかん。もっと冷静に、作品は評価しなくてはいけない。作り手が、その写真を作り上げるのに、いくら時間や手間やコストをかけても、そのこと自体は、作品には何の関係もないのだ。

 そんなわけで、近いうちにプリントしようと思う。

<補足>
 僕は、アンチバライタではありません。バライタならではの作品を見るのは、とても好きです。  
 
 

 

2008年09月22日

誰でもこんな日はある。

 昨日は、ちょっと危なかった。ヤフオクを見ていたら、程度の良いキレイなフレクサレット6が出品されていたのである。二眼レフは、大きく分類してローライ型とマミヤC型に分類されると思う。同じ二眼レフと言っても、使用用途は、この二者はまったく別物である。少なくとも、僕の思いではそうなのだ。

 数あるローライ型の二眼レフでも、気に入ったものは少ない。リコーフレックスニューダイア、フレクサレト6、ローライコード4、この三種類くらいである。どれも古いため、程度の良いものは少ないと思われる。そのフレクサレット6の美品が出品されていたのである。


 しかし、ここで、よーく考えてみよう。

 今更、フレクサレット6を買ったところで、何に使うの???
 スナップであればニューマミヤ6の方が撮りやすいし、静物だったらマミヤC330fがある。
僕は、カメラは購入したらちゃんと使えるようにしたいと思っているので、フードやイエローフィルターは必需品であるが、フレクサレット6は専用バヨネットなので、フードはともかくフィルターは入手困難だ。どう考えても快適に気合の入った写真が撮れるとは思えないのである。ニューマミヤ6やC330fが手元になければ、入札参加していたかもしれない。でも、今の僕のシステムを考えると、いくら欲しくっても使わないカメラになる事は目に見えているなあと思っている間に、どんどん価格は吊り上り、結局入札ボタンを押すこともなく終わってしまった。(やれやれ)

 こういう実用度は低いが魅力的な商品というのは、非常に危険だ。僕にとって、目下の必需品はハスキーだ。昨年あたりから、何度もこのブログでも書いているけど、未だに買っていない。買ってない理由は、必需品の買い物って、トキメキが少ないし、ハスキーよりは不便だけど、三脚はいくらでも持ってるからである。手元に5本くらいある。ハスキーを買ったら三脚置き場が必要になるくらいかも。

 そうは言っても、先日のオフ会でハスキーを貸してもらい、タチハラで撮影したけど、やっぱり安定度は抜群なんだよねえ。やっぱり今年中くらいには、ハスキー買おうかな。

 でも、欲しいものがあって、それを我慢している間は他の物欲は出てこないけど、欲しいものを手に入れてしまうと、また次の欲しいものが出てくるに決まっているのだ。リンホフが欲しくなったりしたら、危険極まりない(笑)
 そんなわけで、欲しいものを我慢しているくらいがちょうどいいのかも。

 10月からLPL製品が値上げする。暗室用品で、欲しいものはないからいいんだけど、引き伸ばし機は、随分高くなっちゃったなあ。いったいどこまで上がっていくのだろうか。新品価格は上昇し、中古価格が下落するっていうのは、まさに需要がない状態だ。


 さっき、プリントエクスチェンジに使う発送用の封筒を用意した。古封筒を使い、中にダンボールを入れて写真が折り曲がらないようにした。しかも、受け取った人は次回もこの封筒を再利用で出来るように工夫しておいた。

 でも、、

 どの写真にしよう。これといった写真がないんだよね。封筒作る暇があったら暗室へGOっていう感じだな。

 あ。そうだ、ブログの副題は、当面の間、「暗室へGO」にしよう。

2008年09月16日

明治村戦記

 一昨日は、闇の組織B&Wフォトフォーラムの地下組織である東海支部(三重県3人岐阜県1人)の活動日であった。東海支部の召集は急に決行されるので、いつも参加メンバー少ないのであるが、今回はいつもの倍の人数で活動することが出来た。今後は、この調子で、一人でも多く、引きずり込もうと思っている。そして、一度引きずり込んだら、二度と抜け出せないようにするのが、我が支部の作戦なのだ。そうして、組織力を強化し、世界征服への一歩を踏み出すのだ。

 今回は、それぞれ三脚付きの重装備(中判SLR他)だった。まるで、ライフルを抱えて明治村内を行軍しているかのようであった。9月だというのに、この日は暑く、昼飯後の活動は、みんなバテバテだった。さきほど、現像して確認したら、僕は8枚撮影しただけだった。

 うっそうと茂る林の中を周囲に目を配りながら歩いている時に、U隊長が、

「もしかしたら、岐阜県内での活動家は、Oeさん一人じゃないの?」

と発言したが、全く反論出来ない自分が切なかった。

 岐阜の同士よ! B&Wフォトフォーラムに来たれ。

 東方の本部では、総統(最近、忙しいらしい)を初め、多くの同士が、君らを待っているぞ!


<公安の方へ>
 怪しい組織ではありません。

2008年09月11日

シンクロターミナル

20080911.JPG
「C」はカメラ 「M」は露出計 「F」はフラッシュ

 今日の話題は、上の図を見れば一目瞭然だと思う。黄色い花のテーブルフォトを撮るという図である。
 
 僕は、セコニックの「L-508」という露出計を使っているが、これってすごく便利。最近は、この露出計以外のものは使っていない。ちょっと大きいけど、利便性を考慮したら仕方がない。

 L-508のフラッシュメーター機能には、コード接続して使用する方法と、コードレスで使用する方法と、両方可能だ。被写体が離れている位置にある場合は、コードの長さが足りないので、コードレス方式を使わざるを得ないと思うが、近距離の場合は、やっぱりコードを使用した方が精度が上がるのではないだろうか?
 だって、そうじゃなかったら、コード接続のモードを、機能として有しているはずがないと思う。そんなわけで、コード接続で測光している。この手の写真をフラッシュを用いて撮影する場合、カメラののホットシューに付けてそのまま被写体に向けて照射するという方式では撮影しない。壁や天井等にバウンスさせ、拡散させた光で撮影するのだ。将来的には、アンブレラの使用も考慮に入れている。真っ白な雨傘があるので、それを流用するのだ。

 使っているフラッシュは、実は結構ショボい。パナソニックのGN28のものである。記念写真ではポピュラーなものになるのかな。しかし、僕が撮影場所に使っているのは、玄関のかなり狭いスペースなので、これでも充分なのだ。EI200で撮影すると、バウンス撮影してもF11で撮影が可能だ。だから、プレストではなく、アクロスを使用した方が本当はいいのかも。

 ここからが本題で、今は、シンクロコードが一本しかなく、測光の時はフラッシュと露出計を接続し、撮影の時は、フラッシュとカメラに接続し直している。これって、面倒くさい(^_^;)
 面倒くさいだけならまだいいのだが、測光後、カメラに接続するのを忘れて、そのまま撮影してしまったり、うっかりカカメラに触って、位置がずれてしまったりと、頻繁に接続を繰り返すのは失敗の元だったりするのだ。

 そこで、なんかいいものないかなって思っていたら、ユーエヌが、マルチフラッシュターミナルという製品を出している。多分、これを、図の赤い部分で使ってやればいいんだな。カメラ一台でフラッシュを複数台、発光させるターミナルは何種類かあるんだけど、カメラ2台、フラッシュ1灯という組み合わせで操作するターミナルは、あまりない。マイナーな操作なんだろうな。

 


2008年09月10日

うまくいった。

 先週、フラッシュを使用して撮影した静物写真は、カメラ側の設定をうっかりフラッシュバルブにしていたので、現像後の真っ白なネガを見て唖然としたけど、その後、再度撮影し直し、現像したらうまく写っていた。

 それにしても、何でフラッシュバルブ位置に設定すると、レリーズする度に、フラッシュは光っていたのに何で露光されないのか不思議に思い、カメラの裏蓋を開けたまま撮影してみて、合点がいった。フラッシュバルブ位置では、シャッターを切った瞬間、レンズを通して光が入ってこない。X位置だと、ちゃんと光が入ってくるのが分かる。

 かなりつまらないミスだけど、これで一つ勉強になった。

2008年09月08日

f64

 エドワード・ウストンやアンセル・アダムスが所属していた「f/64」というグループがあるけど、彼らはいつもF64に絞りを設定して撮影していたわけではないと思う。もし、そうなら、変な集団だ。

 大判写真用のレンズを見てみると、確かにf64が最小絞りのレンズが多い。実は僕は最小絞りで撮影した事は一度もない。絞りすぎると画質が落ちると、言われているからだ。これはまあ、事実なのかもしれないが、それにしても、気にするほどのことなのだろうか?どこに書いてあったか忘れたけど、画質が目に見えて劣化するほどのF値は、そのレンズには設定していないと書いてあるのを読んだことがある。これも、信憑性はどうなのか。

 そもそも、ここまで深く絞り込むと、日中でもかなりスピードは落ちる。したがって、相反則不軌の問題があり、露光量や現像量の調整が必要になってくる。しかし、そんな事は面倒なので、使用するフィルムはアクロスになってしまうのだ。何せ2分までは、相反則不軌の影響は受けず無調整で使用する事が出来る。EI50で撮影していても、2分を超える露光なんて、かなり稀なケースであるからだ。

 絞った状態だと、かなりピントグラスが暗くなるので、ピントの確認がかなり厳しい。屋内だとなおさらだ。そうなると、アオリで対応出来る部分については、アオリでピント合わせし、後は、勘を頼りに絞り込むのだが、この勘が外すことがたまにあって、絞り足りない場合が、多々ある。どうせなら、最小絞りを使ってみようかな。

2008年09月05日

still life

 今日も静物写真について、書いてみる。この分野って、あまり盛んではないような気がする。商品写真なら、たくさん撮られていると思うけど、でもそれってアートっぽくはないもんね。少なくとも、風景やスナップよりは、圧倒的にマイナーな分野だと思われる。モノクロの静物写真って、それほど多くはないもんなあ。でも、外国の写真家はモノクロで、良い感じの静物写真を撮っていたりするのだ。

 ずっと以前、マミヤの645AFが発売された頃、メーカー主催の体験講習会に参加したことがあった。その時に、アンブレラやフラッシュを配した簡単なテーブルフォトを撮ったことがあった。そのときは、部屋の中で、モノを撮るなんて、なんてつまらないのだろうと思ったが、それから数年した今になって、かなり興味が出てきたのである。

 静物写真というと、自分でモノを配置せずにあるがままの状態で撮る場合と、撮影対象そのものを自分で配置してから撮影に望む場合とがあると思うが、後者の場合の方が多いのではないだろうか。つまり、写真以前に、モノを配置するセンスとかも重要になってくるのだ。でも、これって、構図決定を、カメラを動かす方法以外でも出来るということなので、ある意味、可能性が広がるとも言える。

 自宅で撮影する場合は、背景の布やライティングの光源、メインとなるモノを用意しなくてはならない。場合によっては、撮るために物を調達しなくてはならない。家にあるものを撮るとしても、限りがあるので、常に何か良いものがないか眼を光らせていないといけないであろう。道端に落ちてるかもしれないし、古道具屋で格安で売ってるかもしれない。モノを毎回、撮影のためだけに買っていると大変なので、借りられるなら、その方が良い。

 静物写真も、やりだすと奥が深そうである。

2008年09月03日

フィルムと現像液

 永らく愛用してきた現像液のシュテッツクラー氏二欲式現像液だけど、そろそろ飽きてきた。得られる結果に不満があるわけではないんだけど、もうちょっと別の事がしたくなってきた。市販の現像液に、魅力的なものもあるんだけど、ここはやっぱり自家調合にこだわりたい。そんなわけで、やっぱりD76だ。

 とか言いつつ、ほとんどこの現像液は使った事がないのが実情である。写真工業社「暗室百科」を読んでいたら、興味深い事が書かれていた。D76には、ハイドロキノンが現像主薬として含まれている。
 このハイドロキノンは、現像液中で水酸化ナトリウムになるらしい。現像液を触ると、手がヌルっとした感触になるのは、そのためだろうか。漂白用のハイターを触ってしまった時に感覚に似ている。

 ハイドロキノンが、水酸化ナトリムになると現像主薬としての役割は果たさない。しかし、水酸化ナトリムは、強いアルカリなので、現像の促進作用がある。したがって、現像主薬の役割としては弱まるものの、アルカリ性が強まるので、総じて現像力は強まるのである。

 つまり、溶解直後は、水酸化ナトリウムが生成される化学反応が十分に進行しておらず、現像力が弱い状態である。したがって、溶解直後に現像してはならない。一晩くらいおけば、安定した状態になると思われるが(根拠なし)、それならハイドロキノン添加の現像液は、時間が経過するほどアルカリが強くなり現像力も強くなっていくのだろうか。と、一瞬思ったが、そんなわけもない。空気に触れれば酸化するわけだし。

 そこで気になったのは、D76dというPH緩衝されたタイプの現像液である。処方的には、ホウ砂の分量を減らしホウ酸を加えるので、難しくはないしコスト面でもたいしてかからない。
 自己満足の極みであるが、普通すぎる現像液は使いたくない(笑)
 この現像液を1:2希釈で使うのが、最大限に自己満足欲求を満たす事が出来そうである。原液現像だと不経済だし、1:1だと普通すぎる。1:3だとHP5plusのデータシートに掲載されているので、これまたおもしろくない。どこにもデータが出ていないものを使いたいのだ。(もはや結果はどうでも良くなっている。)
 
  ああ。。こんなことやってるから、いらん手間がかかるんだろうなあ。

 次にフィルムの話なんだけど、今使っているのが、アクロス(120、4×5)、プレスト(135,120)、トライX320(4×5)である。

 アクロスは、比類ない相反則不軌特性があるので、長時間露光になりがちな大判カメラでの撮影や中判での静物写真には欠かせない。しかし、その半面、スピードが稼げないので、スナップには向かないため、135のロールフィルムは僕には用がない。

 プレストは、135、120共に、スナップ用に使っている。別にプレストじゃなくトライXでも構わないと思っている。

 問題なのは、トライX320である。そもそもこのフィルムには、135のロールフィルムは存在しない。そんなわけで、データを取ろうと思うと、困ってしまう。もったいなさ過ぎる。ISO400クラスのシートフィルムも場合によっては使うことがあるので、欠かせないのであるが、その点で使いにくい。プレストのシートフィルムがあれば文句はないのだが、残念な事に販売されていない。

 海外に目を向けてみると、HP5plusは、135も4×5も存在している。これならいいかもしれない。4×5は100枚入りで販売されているけど、国内でトライX320を買うよりも、送料を含んだとしても若干安い。HP5plusの100ft(ちょっとだけ高い)を一箱買ってこれでテストすればいいかなって思っている。

 今使っているフィルムがなくなりかけたら、その辺りの事をよく考えてみようと思う。


 

2008年08月30日

ケーブルレリーズ

20080830.jpg

 写真アクセサリーの中でも、ケーブルレリーズは、かなり地味な存在ではないでしょうか。商品の差別化もあまりないし、質感とか、所有欲を満たすとか、そういうものとは無縁の世界です。

 先ほど、マミヤC330fで静物写真を撮影していたのですが、ケーブルレリーズを奥まで押し込んでもシャッターが切れません。カメラ側に何かトラブルがあったのかと思いましたが、どうもそうでもなく、ケーブルレリーズが原因であることが判明しました。

 手で持つ部分の根元を見ると、ワイヤーがほつれています。きっとこれが原因で、レリーズが伸びないのかもしれません。こんな形で寿命が訪れるとは思ってもみませんでした。

 僕にとっては、必需品なので、新しいのを近々買いに行ってきます。僕はBを使う事はなく、いつもTで長時間露光しているので、ストッパーが付いていないタイプのものを買おうかと思っております。

2008年08月11日

被写体への興味の変化

 昨年あたりから、スナップはほとんど撮っていない。以前は、人と風景を絡めたスナップ写真が大好きだったんだけど、さすがに飽きてきたのか、あるいは自分なりに、もうその手の写真で撮りたいものは撮り終わったのかは分からないけど、とにかくスナップ写真への興味は失せている。

 その代わりに、静物や建物、風景を撮るのがとても楽しい。使っているカメラが、大判だから、そういった被写体が、撮影対象として適しているのは確かである。


 しかし、考えてみたら撮影対象を決めてカメラを選んでいるわけではなくって、カメラを選んでから撮影対象を選んでいるのではないの??
 
 そもそも、スナップを撮り始めたきっかけは、M6TTLを買ったからだった。M6TTLは、スナップを撮りたかったから買ったわけではなく、独身時代最後の買い物に、何かいい物が欲しいという理由だった。
 その時は、自由にお金が使える最後のチャンスだから、趣味に大きな投資が出来る最後のチャンスとばかりに、M6TTLを買ったのだが、その数年後に、それ以上の金額の大判カメラ一式とLPLV7454を買ったりしていた。しかしまあ、これが、本当に最後だろうな。多分。

 おっと。話がずれたので、元に戻すと、結局はカメラ最初にありきなのかもしれない。写真が撮りたいのではなく、ただ単にカメラを使いたいだけなのかもしれない。

 二週間前から、ずっと夏風邪をひいている。自然に治るかと思って、放置しているけど、回復の見込みがないので、そろそろ病院に行くしかないかな。体調が思わしくないと、写真なんてやる気も起こらないので、未現像フィルムが溜まっている。風邪が治ったら、まずは現像液を溶こう。

2008年07月25日

遺影

 ふと思うときがある。
 僕は、今のところ、まだ30代だし、深刻な病気でもないので、すぐに死ぬ確立は低い。しかし、生きている以上は、交通事故や、通り魔に刺されて、いつ死ぬか分からない。

 そうしたら、葬式をすることになるんだけど、遺影ってどの写真を使うのだろう。どの葬式に行っても必ず、遺影ってあるんだけど、僕は自分の写真を撮る事ってないので、最近の自分の写真なんかないのである。そうなると、遺族は困るだろうなあ。

 僕の祖母は、遺影用の写真を自分で用意している様子だ。でも、まだまだ長生きしそうな雰囲気なので、その写真は当分使うことはないのだろう。

 やっぱり自分の写真って用意しておいた方がいいのかな。

2008年06月10日

ウエストレベルファインダー

 相変わらず、全然撮ってないし、暗室もやってない生活が続いています。

 しかし、ようやく残業の日々も終わりに近づきつつあり、ちょとだけやる気になってきた今日このごろであります。

 今日はファインダーの話なんかをしてみよう。

 僕は、マミヤC330fという二眼レフを使っている。言うまでもなく、デフォルトではウエストレベルファインダーである。このウエストレベルファインダーっていうのは、事実上、アングルが固定されていると言っても良い。上から覗き込むしかないので、アイレベルで使用出来るカメラのような自由度はない。

 しかし、使っていて楽しいから困るのだ。(別に困ることはないが。。)

 

 それにしても、やっと明るいうちに帰れるようになった。たまには、暗室でもやってみようか。

2008年05月24日

そんなわけで、また悩む旅カメラ

 コタキナバルの予約が出来た。問題は、どのカメラを持っていくかである。毎年、これは悩ましい(笑)

 大判カメラは論外。マミヤC330fもたくさん撮れないし、重いのでだめ。結局のところ、ニューマミヤ6か、キス3のどちらかで毎年悩むのだ。

 冷蔵庫のプレストの缶詰の有効期限を見てみる。二缶の在庫があるけど、2008年の7月と10月となっている。これを消費することを考えると、キス3がいいのかもしれない。

 いつも海外旅行には、サブ機としてT2を持って行っていたけど、今回はどうしようかな。

2008年03月18日

嗜好品は高くても仕方がないと思う。

 先日、タバコ税を増税して1箱1000円にしてはどうかということを、テレビでやっていた。こういった嗜好品に、高い税金をかけるのは、僕は賛成する。僕がタバコ嫌いだということもあるけど、理由はそればかりではない。生活必需品に影響がある消費税を増税するよりは、よほど理にかなっていると思う。タバコ税は市町村税で消費税は国税(地方税分も含む)という違いはあるんだけど。

 コーヒーや酒なんかも、その類じゃないだろうかと思う。僕は、コーヒーをよく飲むけど、意味のある増税なら二倍の価格になっても、別にいいと思う。あるいは、今の時代、もはやフィルムは嗜好品かもしれない。プレストが1本1000円になったとしても、僕は、デジタルに切り替えることなく、フィルムを買うだろう。

 ここ数年の政府の、金融、税制の方法はあまりにもまずかった。せっかく浮上した景気だったのに、大企業やそれに関る人が潤っただけで、庶民の多くは所得の増加の恩恵にほとんど預かれず、しかも増税により、可処分所得が減ってしまい、消費は盛り上がらないまま、景気はまた失速してしまっている。金利の下げしろがないので、アメリカのように景気対策として、金利を引き下げることすら出来ない。もはやお手上げ状態である。

2008年03月14日

写真趣味離れ

 そう言えば、2008年に突入してから、撮影に出かけたのは1月に1回だけ、ネガ現像したのも1月に1回だけ、プリントはまだ一度もしていない状態だ。未だに、残業続きの日々が続いているうえに、今週は風邪で体調を崩して、仕事を休んで家で寝込んでしまっている。

 別に写真から興味が失せたわけではなく、ただ単に趣味に振り向けるだけの余剰エネルギーがないという状態なのである。まあ、それだけの話だ。でも、写真活動が出来ないからと言って特にストレスが溜まるわけでもなく、平日は夜遅くまで仕事だけに集中し、休日はしっかりと休養するというパターンに満足している状態である。4月に人事異動があれば、また違う心理状態になるんだろうけど。

2008年03月12日

将来性のないもの

 前回のエントリーからの期間に起きた事件と言えば、イルフォードの国内の販売会社が変わるということがあった。

 しかし、僕にはとっては、これってほとんど影響はない。イルフォードのフィルムや印画紙を買うことは、これからはないだろうし、薬品にしても、アルカリ定着液が切れた時にハイパムフィクサーを、たまに買うかどうかというところである。僕にしてみれば、イルフォード製品が入手出来なくっても、まったく問題ないのである。

 銀塩写真製品が以前のように、豊富な銘柄を安価で供給してくれるような時代は、もう二度と来ない。それなら、供給が不安定な製品は市場から消えてゆき、寡占化に拍車がかかり、生産・販売を継続してくれるメーカーの存続性が保たれる方がよほどいいと思っている。

 僕は、印画紙へのこだわりは実はそれほどない。○○というメーカーの印画紙でなければ、作風を維持出来ないなんてことをたまに書いてあるのを読むけど、そんなはずははないだろうと、私見では思っている。

 
 感材もそうだけど、知らない間に、暗室関連製品も値上がりしている。今だったら、とてもじゃないけど、多階調ヘッド付きのLPL7454なんて、手が届かないだろう。そう思うと、二年前に買っておいて良かったという思いと、将来性のない世界での遊びための高価な道具を買ってしまって、果たして良かったのだろうかと、複雑な思いになる。

 
 さて、最近ずっと気になっているのは、コンゴーの500mmである。どうせなら、ニコンD300とかが、欲しくなるのならいいんだろうけど、どうもそっち方面には興味がいかず、矛先が正反対に向いているのは、いかがなものか。でも、それが悪いとも改めようとも思っていないけど。

 僕が愛用しているタチハラもコンゴーも、次の世代の製造担い手って、多分、いないんだろうなあ。

2008年03月02日

オークションって。。

 空だったフィルムホルダーに、アクロスを装填した。そういう行動をしたということは、気持ちが少しは写真活動に向いて来たのかもしれない。

 さて、ヤフオクを見ていたらコンゴーの500mmが出品されていた。

 このレンズは、製造直売で、量販店では売っていないので、新品だとメーカーから直接買うことになる。だから、新品価格は、コンゴーのサイト掲載されているように84000円である。

 それなのに、落札価格を静観していたら、なんと69000円で落札されている。この金額だったら、新品で買った方がいいんじゃないだろうか??
 以前にも似たようなことがあった。ハスキー三段だけど、ヨドバシとかで買えばポイント還元を考えたら45000円くらいで買えるのに、いくら状態が良い中古とは言え40000円で落札されていたし。。

 おそらく、競争心理とか、手に入れるのは今しかないというふうに思ってしまうんだろうなあ。きっと。

2008年03月01日

コンゴー

 気が付くと3月に突入してしまっている。最近は、仕事以外のことは何もしていない。。

 本屋で今月号の「写真工業」を立ち読みしたら、コンゴーレンズの山崎光学研究所のことが書かれていた。レンズメーカーというと、工場で流れ作業で生産しているようなイメージなんだけど、どうもここは違うらしい。なんと、一人で生産しているということなのだ。これはちょっと驚いた。他のメーカーとは違い、ここは製造直販のメーカーである。

 コンゴーのレンズは使った事がないんだけど、実は大いに興味があるのだ。4×5用に使っているコンパクトタイプのニッコール300mmなんだけど、ちょっと焦点距離が不足しがちで、もうちょっと望遠側のレンズが必要だと思っている。300mmがあるのに400mmを買うのもちょっとつまらないので、500mmがあればいいなあと思っているのだ。そうなると、当然テレタイプとなり、コンゴーレンズの登場ということになるのだ。

 最近、欲しいもの。  コンゴーの500mm、ハスキー三段、フジのスプリングカメラ(まだ出てないけど。)

 欲しいなあと思いつつ、未だに買っていないのは、そこまで情熱がないからなんだろうなあ。三脚は今あるのでも使えるけど、焦点距離が不足しているのはどうにもならないので、優先順位としてはやっぱりコンゴーかもしれない。

2008年02月05日

素晴らしきかな。蛇腹式。

 TPNで得た情報によると、フジが6×7判のスプリングカメラを開発したらしい。
この手のスペックのカメラは、かなりの長期間、歴史の表舞台から消え去っていた。詳しくは知らないが、最後の中判蛇腹カメラの製造が中止されてから、数十年は経過しているのではないだろうか。(フジのGSとかの亜種は別として)

 スプリングカメラは、レンズを収納すると、とてもコンパクトになる。形状的にも、とても納まりが良いので、旅行には最適なカメラだと思う。おまけに、ブローニーフィルムを使うので、画質も良い。

 機会があれば、僕は実用可能なスプリングカメラが一台欲しいと思っていた。しかし、生産年代が極端に古いものしか、現実には存在していない。僕は、オールドレンズは好きではないので、二の足を踏んでいた。

 今回のフジの製品は、まぎれもなく現代のフジノンだから安心だ。赤窓が見えないので、自動巻き止めだと思うし、セルフコッキングにもなっているなら、使い勝手は、通常のRFと何ら変わることはないだろう。携帯性を考えるなら、ニューマミヤ6よりも旅行向きかもしれない。

 このカメラって、いくらくらいで販売されるのだろうか??
 長期間、販売して欲しいが、それはあまり期待出来ないかもしれないなあ。


 それにしてもこのカメラ、こんな形はしているけど、ストロボ内蔵のAF機だったりして。ついでに、手ぶれ補正装置も付いて、30万くらいとか(笑)


2008年01月25日

橋板

 琵琶湖の海津の湖岸に掛かっているこの物体の名前は「橋板」というらしい。

 「橋板」は、船に乗るために使用するのではなく。、野菜を洗ったりするのに使う生活用のものである。橋板を置くことは、どうも河川占用をしていることになるらしい。そんなこと、考えたこともなかった。橋板は、それほど大きな構造物ではなく、簡単に移動できてしまうものである。

 橋板は、湖国の原風景の一部として、重要なものだと僕は思っている。検索してみたら、つい最近、法的に認められたようである。

 いつか、この橋板をモチーフとして、お気に入りの写真を撮りたいと思っている。何度も撮っているけど、なかなか良いのが撮れないんだな。

2008年01月17日

20XX年

 いつか、世界のどこかの最後のフィルム・印画紙メーカーが、生産終了をアナウンスした時は、その時は、銀塩自家処理趣味を、きっぱりとやめてもいいなあと思っている。

 もっとも、そんな日が来ないことを願っているし、今日明日中に、そうなることもないであろう。もしかしたら、僕が生きている間は大丈夫なのかもしれない。でも、いつかそんな日が必ず来るのは確かなのだ。

 フィルムや印画紙を製造しているのは、あくまでも利益追求集団である企業である。慈善事業でもなければ、採算を無視してでも必要とあらば事業継続する公共事業でもない。銀塩事業が、その企業の首を絞めるような状況になっても生産を続けて欲しいと願うのは、それは、ユーザーのエゴでしかない。

 最近、テレビのニュースで電気自動車を取り上げているのを見た。案外、あんなのが、車の進化した形なのかもしれない。好むと好まざるとに関らず、電気自動車が、価格面と性能面での釣り合いが取れれば、電気自動車を選択する人が増えるのは間違いないだろう。もちろん、電気自動車を購入するのに有利な法整備もされるだろうと思うし。

 それでも、車好きな人は、ガソリン車にこだわる人がいるだろうと思う。しかし、こだわりがない人であれば、コスト的にも利便性にも優れていれば、もはやガソリン車には、用がないのである。写真もそれと同じだと思う。世間の流れが、デジカメに変わって行ったのは、当然の流れだ。フィルムの方が画質がいいとか、階調再現に優れているとか、残さなければならない文化だとか、そんなことは関係ないのだ。

 もし、フィルムが入手できない時代に突入したら、その時は、どうしようかな。一生分のフィルムや印画紙を買い込むのは、あまり現実的ではないと思う。その時は、別の趣味でも探せばいいさ。

 

2007年12月28日

手持ちカメラ・三脚カメラ

 カメラを手持ちで使うか、三脚に載せて使うかということは、ユーザーと使用カメラの組み合わせで決まる。ほとんどのカメラには三脚穴が付いているので、全てのカメラを三脚と供に使用する事は可能だけど、手持ちで使った方が心地よいと思うカメラもあるのだ。その「心地よさ」は、各人によって異なるので、「このカメラは三脚上で使うべし」ということは一概には言えないのだ。

 僕の場合、135フィルムを使用する場合は、全て手持ちである。ブローニーの場合、RFは手持ちだけど、それ以外は三脚使用だ。4×5は、必ず三脚使用である。

 誤算だったのは、マミヤC330fである。多くの二眼レフがそうであるように、僕はマミヤC300fを購入する前は、手持ちで使うつもりでいた。しかし、その大きさ、重さゆえに、三脚を使用するようになると、そちらの方が使いやすくなってしまったのである。撮影対象も、スナップを撮るつもりだったけど、静物を中心に撮るようになってしまった。

 4×5だと、手持ちで撮る事も出来るらしいけど、僕のタチハラはプレスカメラではないし、撮影対象も、風景や静物という動かないものを撮るので、三脚使用ということになる。スナップは、中判までかなって思っているから。
 

2007年12月20日

写真の感想

 当然の事であるが、全ての写真に対して、感銘を受ける事(良し悪しではなく)はありえない。そういった写真は、ごく一部だと言ってもいいだろう。ネットで閲覧する場合、その写真に対して、どういうふうに思っても、そのまま素通りすればいいので、これは気楽だ。無理やり感想を書き込む必要もないし。しかし、添付ファイル付きのメールで送られてきた場合、黙殺するわけにもいかず、何らかの反応を示さなくてはならない。それが相手に対する礼儀だと思うし。

 そんなわけで、僕は、人に写真を送るのがあまり好きではない。しかし、感想不要が条件で送る「モノクロ写真フォーラムのプリントエクスチェンジ」は、大好きだったりする。他の人の写真も、感想不要でいただけるわけだし。これは、毎回、参加しようと思っている。年賀状も、写真でもらうのは好きだな。

 感想を、言わなきゃならない状況に追い込まれた場合、どうすれば良いのかという選択に迫られることになる。

 おそらく、相手に対して最も誠実なのは、思うままに言うことだろう。しかし、この方法は、相手によっては、かなり気分を害する事になるので、なかなか言えないのである。なぜなら、冒頭にかいたとおり、感銘を受けること出来る写真は多くはないので、突きつけられた写真を気に入る確立は低いからである。幸運なことに、自分好みの写真を受け取った場合は、まったく問題ない。思うがままに称賛すればいいからだ。

 しかし、そうじゃない場合に、何とか美点を見つけなきゃならない場合は、かなり苦労する。どうしても困った場合は、「これは何月に撮ったのですか?」とか、「どこで撮ったのですか?」等という、およそ作品の感想とは言いがたいことを言うしかなくなってしまうのである。

 僕は、自分の好みでしか写真を見ないので、見る目が出来ているとは言えない。それゆえ、自分自身で、感想を言うのは、はばかられるということもある。

 この感想を正直に言うというのは、相手の状況にもよるので、とても難しいのだ。その人が楽しく写真を撮っているのに、その気分を害する権利は僕にはないしね。そんなことをするくらいなら、適当に楽しめるような事を言っておいた方がいいのだ。しかし、これはある意味、相手と向き合っていない礼を失した行為じゃないかとも思う。

 写真の感想を言うのは、難しいなあって思う。

2007年12月17日

写真関連趣味あれこれ

 写真関係の趣味と一口に言っても、いくつか種類があると思う。

1 撮影
2 暗室
3 機材
4 修理
5 写真展

 まあ、こんなところだと思う。これらの5種類は、もちろん独立しているわけではなく、複雑に絡み合っている。この中で、最近になって気がついたのは、「写真展」という趣味である。僕は、写真展というものは、発表する作品が完成してから、写真展会場を予約したりして、事を運んでいくものだと思っていた。まあ、完成まではしていなくていいけど、少なくとも撮影とネガ現像くらいは終わってからだという意味だ。

 しかし、撮影も済んでいないのに、先に写真展の日程を決めるっていう方法もあると知り、かなり衝撃を受けた。もしかして、これは僕が無知なだけで、案外、写真展の日程だけを先に決めて作品を作っていくという方法で、あちこちで写真展が開催されているのではないだろうか??

 締め切りまでに、良い写真が撮れなかったら、どうするのだろう?満足のいくプリントが得られなかったら、自分でどこか不満を残しながら、それでも展示してしまうのだろうか?

 僕は、個展の経験がないからよく分からないんだけど、写真展ありきで、物事を進めていくっていうことは、かなり自分を追い詰める事になるので、自分に甘い僕には、到底出来ないような方法だ。そんなわけで、ある意味、こういう事が出来る人って、もしかしたら精神力がすごいんじゃないだろうか。

 僕も、いつか個展をやりたいなあなんて漠然と思っているけど、人前にさらせるだけの自分の覚悟を持った写真って、それほど多く持っていない。苦労してプリントして乾燥を終えた作品を見て、これで完璧って思ってファイリングして、2年くらい経過して、見直すと、アラが見えてしまう。年月を経ても、やっぱりこの写真っていいなって思えないと、だめなのだ。そういうことを繰り返していると、作品なんて、全然増えていかない。でも、このやり方を変えるつもりもないんだな。

 

2007年10月12日

TMYの新型

 

明治村の再プリント

マミヤC330f / セコール80mm / プレスト400 / シュテックラー氏二浴式現像液 /
LPLV7454 / ELニッコール105mm / アグファMCP312 / パピトール / 
多硫化セレン調色

 T-MAX400が、モデルチェンジするらしい。このフィルム、決して嫌いではないんだけど、今まであまり使う機会がなかった。ISO400クラスのフィルムは、プレストで決まりって思って、他をあまり使って来なかったから。TMAXデベロッパーは、どうも好きにはなれなので、TMAXを使うなら、食塩系の超微粒子現像剤にする。(ミクロファインとか、マイクロドールタイプとか)

 しかし、この超微粒子現像剤って、最小攪拌法と組み合わせて現像すると、現像時間が20分くらいになってしまうと思う。これはちょっと苦痛だ。現像時間は10分くらいがいいと思ってるんだけど、どうも僕の好みの結果を得ようとすると、現像時間が長くなりがちである。

 そう言えば、TMAX400って、日本でシートフィルムは販売されているのかな?今まであまり見たことがないけど。

2007年08月31日

縁がない写真

 20070831.JPG


東京へ行ったときに、モノクロ写真フォーラムの友人が話しているのを聞いて、なるほどなあって思った。

 「この写真とは、縁がなかったんだよ。」

 そうだ。そのとおりだ。結局のところ、縁があった場合にしか、作品として成立させることは出来ないのだ。それは、撮影テクニックとか、暗室とかで何とかなるレベルの問題ではない。いくら、気持ちが動いても、作品とするには、無理な場合があるのだ。

 縁がない場合は、いろいろあると思う。思い入れがあるばかりに、何とか作品化したいと思い、暗室でトリミングしたり、四苦八苦しても、だめなものはだめだ。それで、何とかなる場合もあるかもしれないけど、たいていは縁がない写真は、何をやってもだめなのできっぱりと諦めるに限るのだ。

 この写真は、頭のすぐ上の横線が、かなり目障りだ。いくら主要被写体がおもしろくっても、これではかなりきついなあって思う。