2008年03月19日

テレコンゴー500mmF9.5

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 手元にやってきた。コンゴーのレンズって、ネット上にはあまり情報がないので、少し書いてみようと思う。新品で買うと、こんな緑の箱に納められいる。
 かなり巨大で重いのかと思ったら、そうでもなかった。むしろ、コンパクトに感じた。

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 カメラに装着したら、こんな感じである。画像を見ると、かなりヘビーな印象を受けるが、実際にはそんなことはない。木製のタチハラでもグラグラするということはない。確かに鏡筒は長いけどレンズ構成は3群4枚なので、レンズがぎっしりと詰まっているわけではないのである。

 このカメラの蛇腹は2段式なので、いくらテレタイプとは言え、最短撮影距離は10mくらいになってしまう。部屋の中ではとても使えないけど、どうせ遠景しか撮らないので、これで十分なのかもしれない。

 あとは、実践で使ってみるだけだ。何とか撮影に出かける時間を確保したい。

2007年12月07日

大判写真との2年間

 大判写真を始めてから、2年間が経過した。この2年の間のことを、まとめてみようと思う。経験してみないと、分からないことは、たくさんあった。もし、大判写真をこれから始める人がいたら、何かの役に立つかもしれないので、初心を忘れないうちに、書いておくことにする。


☆撮影対象☆

 大判写真を始めるまでの数年間は、スナップばかり撮影していた。大判カメラを使っても、スナップ的な撮影方法をしようと試みたけど、すぐに諦めた。それなりのシャッタースピードが稼げないし、三脚必須のカメラだと、風景や静物を撮っていた方が楽しいし、その方が理にかなっていると思う。
 大判カメラを使う以前は、RFがメイン機材として使用していた。RFってやつは、三脚を使って撮影するのは楽しくない。やっぱり手持ちで使うのが楽しいカメラなんだと思う。そのせいか、RFを使っている時は、風景や静物を撮影する時も手持ちだった。そのためか、どうしても微妙にブレるのだ。その当時は、そのことにさえ気がつかなかった。やっぱり三脚を使った撮影とは得られる画質が違うのだ。
 アオリで、被写体の形を調整したり、ピント位置を調整出来るのは、とても楽チンだ。手持ち撮影のように、素早くは撮れないけど、被写体に向かった時の自由度はとても大きい。


☆撮影に関して☆

 なんか、木製フィールドカメラっていうと、スローライフ的で、ゆったりのんびりっていうイメージがあるけど、実はかなり忙しいのだ。撮影現場に到着すると、三脚をセッティングし、カメラを組み立て、レンズを装着し、あれこれ小物を用意することになる。
 ビューファインダーは、逆像で風景を見るんだけど、最初はかなり違和感があった。しかし、慣れのせいなのか、「逆」であることに最近はまったく違和感がなくなった。
 アオリは、建築物をまっすぐ撮影するためのライズと、ピントを合わせるためのティルトを使用するくらいである。スイングなんて、まず使うことはないだろう。そう考えると、大きなアオリ量なんて必要ないのかもしれない。


☆大判って、それほど違うのか?☆

 結論から言えば、違うと思う。6×9フォーマットでも広いフィルム面積なので、4×5と大差ないであろうと思っていた。しかし、6×9フォーマットって、例えば、8×10の印画紙にプリントしたら引伸ばし倍率的には、6×6フォーマットと大差ないのである。つまり、6×6フォーマットも6×9フォーマットも画質は同じである。印画紙の余白が多いか少ないかだけの違いと言っても良い。(もちろん、フォーマットによる表現意図は別としてだが。)
 やはり、4×5フォーマットは、それなりの有利さが存在するのだ。立体感は、ほんと素晴らしいと思う。これは立体写真かと思うほどの写真が撮れることがある。(巷で評判のライカレンズの立体感なんて、どうでもよくなる。)


☆撮影機材☆

カメラ

 最初に買った「タチハラフィルスタンド45」から、同じタチハラの「ハンディビュー4521」に買い換えた。買い換えた理由は、リアスタンダード(後枠)を動かすときに、ギアで稼動させることが出来なかったからという理由が大きい。これは、風景撮影ではあまり関係ないけど、近距離で静物を撮影する時は、ギア付きの方が便利だからだ。金属製カメラの方が堅牢でいいと思うけど、少しでも持ち運びを軽くしたいなら、木製になる。三脚にも影響してくるしね。

レンズ

 フジノンの105mm、150mm、ニッコールの210mm、300mmの四本を使用している。150mm、300mm、210mm、105mmの順番で買った。どの焦点距離もそれなりの使用頻度だ。135フィルム換算だと、28mmから90mmくらいをカバーすることになる。
 どれも、たまたま現行品(生産中止のため、最後のモデル)だが、全て中古で買った。
 
 それぞれのレンズの使い心地について書いてみることにする。

 <FUJINON CM Wide 105mm F5.6>
 タチハラで、通常のレンズボードで使用するには、この焦点距離辺りが限界かもしれない。これ以上広角になると、アオリをするのに支障が出てくると思われる。

 <FUJINON CM Wide 150mm F5.6>
 4×5フィルムの標準レンズ。普通に使いやすい。軽くて明るい。フジのレンズは、気のせいかアクロスと組み合わせた時、とても良い感じになる。(気がする。)

 <NIKKOR W 210mm F5.6>
 僕が持っている4本の中では、一番重いレンズで、重量は460gである。カメラに装着した姿は、とても立派に見える(笑)
 立体感がある写真が撮れる。

 <NIKKOR M 300mm F9>
 これは、大人気レンズらしい。こんな暗い開放値で大丈夫かと思ったけど、まったく違和感はない。暗くて困ったということもない。テッサータイプのためか、とてもコンパクトなレンズ。ロールフィルムホルダーと組み合わせて、6×9フォーマットで使うことが多い。6×9だと、135フィルム換算で、200mm弱くらいになる。描写は、もしかしたら好みではないかもしれない。(もう少し使い込まないと!)


ロールフィルムホルダー

 最初、ホースマンの6×7ホルダーを買ったけど、これはタチハラではとても使いにくかったので、トヨ製のものに買い換えた。ホースマンのものは、ピントグラスを取り外せないタチハラでは、使ってはいけないと思う。フレンネルレンズを傷つけてしまい、取り替えたという経緯がある。タチハラで、ロールフィルムホルダーを使うときは、くれぐれもトヨ製を買うこと。
 6×7よりも、僕にとっては6×9の方が、使いやすい。万一、6×7や6×6が欲しいときでも、トリミングすれば、それで良い。


カットフィルムホルダー

 8個のホルダーを使用している。両面使用なので、フィルム枚数だと16枚ってことになる。アクロスと320TXを半分ずつ、装填している。


スポットメーター

 セコニックのL-508を使用している。これも必需品だ。使いやすいけど、ボタン類の感触を、もう少し何とかして欲しい。現行では、L-758という高級品しか商品ラインにはない。


三脚

 木製フィールドカメラには、それほど重量級の三脚なんて使わなくても大丈夫だ。ベルレバッハの木製三脚を愛用しているけど、将来的には、ハスキー3段を買う予定。スリックのプロ500を使うこともある。


冠布

 これは、タチハラでは必需品。エツミ製の黒赤のものを使っている。運搬時にカメラを包んだり、地面で荷物を広げる時等、いろいろ重宝する。遮光さえ出来れば、色なんか何でもいいので、次に冠布が必要になったら、手芸店で気に入った柄の布切れを買ってきて、ミシンで加工しようと思っている。


ピントルーペ

 僕にとっては、必要ない。肉眼でピントグラスを見るだけで、充分だ。今では持ち歩くことさえなくなった。


ケーブルレリーズ

 ハクバの、ありふれた安価なものを使用している。これは、重要アイテムだけど、ふとしたことで、紛失してしまいそうなものなので、予備に、もう一つ買ったほうがいいかもしれない。


フィルム

 4×5とブローニーはフジのアクロス。コダックの320TX(4×5)も使うけど、これは他に選択肢がないため、仕方がなく使っている。ブローニーは、プレスト400を使うこともある。おそらく、今後はアクロスが僕の主力フィルムになるであろう。


フィルター

 ゼラチンではなく、通常の円形フィルターを使用している。小型カメラで使用しているものをそのまま使っている。105mm・210mmは、フィルター径が67mm、150mm・300mmはフィルター径52mmなので、2種類の口径で、オレンジ、イエローのSCフィルターを使用しているが、ほとんどオレンジしか使っていない。人物や静物は、フィルターは使用していない。
 SCフィルターは、頻繁に付け外しをするために、保護フィルターは使っていない。将来的に、角型のゼラチンフィルターに切り替えたいけど、まだ先になりそうだ。


フード

 広角用、通常用の汎用のラバーフードを使用しているが、その時の光の状況次第で、必要がなければ使わなかったり、フードで間に合わなければ、フィルムホルダーの引きブタ等で、影をレンズに落としている。蛇腹式のフードがあればいいなあとは思うけど、今の状態でもハレ切りは出来ているので、余計な荷物は増やさない方がいいし、、と、悩み中である。蛇腹式フードを買うなら、角型フィルターホルダー付きのものにして、フィルターもゼラチンにするだろう。


カメラバッグ

 大判機材一式は、かなりの重量になるので、カメラバッグの選択を誤ると、体力の消耗にもつながる。ある程度の距離を歩くという条件だと、バックパックしかない。ショルダーやアルミバッグをカートで運んだりと、いろいろ試してみたけど、バックパックが一番楽だ。スナップと違い、一度腰を据えたら、しばらくはそこから動かないのが大判写真撮影なので、背中から荷物を降ろすのは、苦にならない。
 そんなわけで、ハクバの「GWNEOフォトリュックM」という商品を使用している。価格の割には、とても使いやすい。レリーズやフィルター等の小物類は、すぐに手の届く場所にあった方がいいので、リュックには入れずに、ウエストバッグに収納している。


筆記用具

 シートフィルムは、一枚ずつ撮影条件を変えて撮ることが出来るけど、それを暗記しておくのは無理なので、EIや、相反則不軌に関するデータなんかを記録して、現像時に備える。


水準器

 カメラや三脚に付いているので、使用することはなくなった。


☆暗室機材☆


暗室

 大判写真を始める前の暗室では、夜にプリント作業を行うだけであったので、そこそこの遮光が出来れば良かったのだが、印画紙が被らない暗室と、フィルムが被らない暗室では、遮光条件がまるで違うのだ。ダークバッグ内でカットフィルムホルダーにフィルムを装填するのは、ホコリが付きそうだし作業性が悪いので、暗室内で作業が出来るように遮光性を向上させた。
 手引書によく載っているような、トランプ攪拌による手現像は、最初からやるつもりはなかった。あんな方法でうまく出来る自信はなかったし、そもそも、連続攪拌法は好きではない。しかし、ここから苦悩が始まるのだ。タンク現像も、うまくいかず、結局のところ、暗室内でフィルムハンガーで処理する方法で現像している。この方法でずっといくかどうかは、まだ分からないけど。


引伸ばし機

 最大の難関は、カメラやレンズの撮影機材ではなく、実は引伸ばし機だった。高価で大きいというのがその理由だ。現像を外注するつもりは、最初からなかったので、大判写真を始めるということは、暗室機材も、一新するというのは、僕にとっては同義であった。大判写真の道に、入るかどうかを一年近く迷ったのは、引伸ばし機の悩みが大きかったからだ。
 中古も探したが、なかなか良い出物にめぐり合えず、結局、新品で多階調ユニット付きの、LPL7454を購入した。一消費者としては、暗室市場にかなり大きな貢献をしたと思っている(笑)
 そもそも、今の時代、一年間で何台売れるんだろうと思ってしまう。LPLにこの引伸ばし機の事で、問い合わせのメールしたら、すぐに電話で回答があって、とても好感が持てた。


引伸ばしレンズ

 中古の引伸ばしレンズが、なかなか見つからなかったので、ELニッコールの150mmを新品で購入した。引伸ばしレンズの割には高かった。これも、既に生産終了してしまった。6×9を引伸ばすために、ELニッコールの105mmも購入した。これは、中古でいいのが見つかった。105mmは、6×6をプリントするときも、使っている。レンズと印画紙の距離が取れるので、何かと都合が良い。


作業台

 引伸ばし機が重量級なので、それに見合うサイズと強度の作業台をホームセンターでSPF材を購入し、自作した。


ハンガー

 ネガ現像の最良の方法は、模索中であるけど、今はISEのプラスチックハンガーを使用している。しかし、これにも問題がないわけではなく、まだまだ、試行錯誤中である。


☆そこまでして、大判写真をやる意味があるのか!?☆

 これは、人それぞれだと思う。撮影も暗室も、中判までで通用した手法を用いても、大判では、うまくいかないことが多い(特にネガ現像)。しかし、そういうことを一つずつ解決していくと、小フォーマットを使うときにも、フィードバックされるのだ。
 撮影機材だけなら、中古で揃えれば、それほど高くはない。得られる画質からすれば、安いとさえ言えるだろう。しかし、暗室道具は高価だ。引伸ばし機さえ、うまく入手できれば大判写真への敷居は決して高くないと思う。
 人に強く勧めることはしないけど、僕としてはやっぱり大判写真の世界に入って良かったと思っている。時間がかかる割には、なかなかうまくいかないんだけど、趣味としてやるにはそれでいいと思っている。
 

2007年09月30日

カメラバッグ

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 大判カメラをどうやって運搬するのがいいか、今まで、いろいろ試したみたけど、やっぱりリュックで運ぶのが、僕の撮影スタイルには向いていそうだ。

 ショルダーバッグは、小型カメラや、中判RFなんかだといいけど、とても大判カメラには使えない。アルミバッグは、車の周辺に限定するならいいけど、これを担いで、何キロも歩くのは無理がある。カートで運ぶにも、砂浜や石ころの多いところだと、事実上無理。そんなわけで、リュックという選択肢が唯一無二の選択肢となる。僕はカメラ用のリュックは持っていなかったので、モンベルのハイキング用リュックにインナーケースを入れて、何度か使ってみた。琵琶湖岸を10キロくらい歩いてみたけど、問題なさそうだ。しかし、やはりカメラ用でないため、かなり使い勝手が悪い。

 そんなわけで、各社のカタログを、にらめっこして、ハクバのフォトリュックMを買う事にした。ブランドイメージ的には、ロープロが、格好いいなあって思ったけど、いかんせん高すぎる。

 どこの店で買うのが安いのかなあと思って、いろいろ調べていたら、らっこ堂が、だんとつに安かった。土曜日の昼くらいにネット注文したら、日曜日の朝には商品が到着した。すごい早さだ。

 このフォトリュックMは、量販店で何度もさわった事がある。しかし、実際にカメラやレンズを収納して、背負ってみないと、最終的には、どうなのか分からない。しかし、店に、大判カメラ一式を持ち込んで、あれこれいじるわけにも、いかない。カメラバッグは、使ってみるまで、それがどうなのかは分からないので、賭けの部分はある。

 カメラ、レンズを収納してみると、なんと、タチハラにぴったりのサイズであった。これには、さすがに驚いた。しかし、三脚をリュックにくっつけて歩くのは無理そうだ。重量があるので、肩にかなり負担がかかってしまう。三脚は、手に持って歩くしかないだろうなあって思っている。カーボン三脚なら、いいかもしれないけど、大判カメラでカーボン三脚っていうのも、どうかと思うしなあ。父親がカーボン三脚を持っているので、試してみようかとは思うけど。

2007年09月04日

大判カメラの運搬

 性懲りもなく、また琵琶湖へ行った。知内浜の駐車場から、大判一式を詰め込んだバックパックを背負い、海津方面へ、ひたすらビーチを歩いた。最初は砂浜で、次第に石が混じりだし、漁港を抜けると、岩がゴロゴロするようになった。帰りは、造り酒屋や、佃煮工場がある海津の宿場町を通った。

 距離的には往復で5キロくらいだった。大判カメラを持ち歩くのに、ショルダーバッグや、アルミケース、バックパックと、いろいろ試してみたけど、やっぱりバックパックが一番適しているような気がする。ただし、僕が使っているバックパックはカメラ用ではないので、ハーネスの作りが重い装備を持ち歩くのに適していないようで、肩や背中に負担がかかる。マミヤCくらいなら、何もカメラ用ではなくっても、普通のバックパックで充分だし、その方が仰々しくなくっていい。

 カメラ用のバックパックって買ったことがないけど、持ち運びが随分楽になるのかな。こればっかりは、買って使ってみないと分からない。

 真夏の、むちゃくちゃ暑くない時期であれば、大判カメラを背負って歩くのは不可能じゃないなあって思った。レリーズや露出計等の小物は、バックパックではなく、ウエストバッグに入れておくのが使いやすい。今後は、このスタイルで撮影に行こう。

2007年08月13日

冠布が暑い

 久しぶりに、近所でタチハラを使ってみた。夕方近くに、川を撮ったのであるが、冠布をかぶると、猛烈に暑い。直射日光を遮るので、多少は涼しいかと思ったが、黒い冠布は太陽の光を吸収するうえに、一時的に頭が密閉されるので、サウナ状態だ。フレーミングやピント合わせは、迅速に行わなくてはならない。

 肉眼で見た撮りたい風景を脳内でフレーミングした後に、適切な焦点距離のレンズを選ぶわけだけど、150mmでいいかと思ったら、広すぎする。次に300mmを付けたら狭すぎる。結局は210mmがベストであった。この辺の画角に対する勘が、まだまだ養えてないのである。完全な修行不足だ。

 風が少しでもあると草葉が揺れるので、どうしてもある程度のスピードが必要になる。仕方がないので、トライX320をEI1250で撮影した。実用上は、問題ない感度だ。マイクロフェンタイプで現像してみよう。

2007年08月03日

大判写真

 ネットで大判写真に関する記事を検索しても、目新しいものは、何もヒットしない。大判写真をやってる人で、サイトやブログを運営している人は少数派だと思われる。おそらく、大判写真愛好家の平均年齢はかなり高いと思われる。(根拠はないけど)

 だって、もし、ネットが使用出来る人で、大判写真なんかにはまっていたら、何かネット上で痕跡を残してやろうと、思うのではないだろうか?

 ブログピープルのサービスのトラックバックピープルで大判写真の話題がないかと思い、検索したけど、存在してなかった。これは、意外だった。仕方がないので、自分で作ってみた。でも、これにトラックバックするのは、僕だけかもしれないなあ。。

2007年08月02日

アオリ

 そもそも、アオリっていうのは、ピントを合わせたり、被写体の形を自然な感じに矯正するといった使用方法が正当な使い方であろう。ていうか、それ以外の方法でアオリを使ったことなんて、僕は今までになかった。

 しかし、昨年の木村伊兵衛賞の、『small planet』の影響かどうかは知らないけど、アオリを使用することによって、像の一部分を意図的にボカす写真を撮るのが流行っているようだ。しかし、だからと言って、そういった写真を撮るために、わざわざ大判カメラを買う人もいないので、デジカメでも使用可能なこんなアイテムまで登場している。

 まあ、この手の本来の使い方の逆の効果で作られた写真は、見ていて新鮮味があっておもしろい。
が、それだけであれる。すぐに見飽きてしまうのではないのだろうか。少なくとも僕はそうだ。

 どうも、僕は、トラディショナルなものしか受け付けないような体質になっているらしい。

 カーオーディオのCDとMDが壊れたけど、今更古い車なのにカーオーディオを買い換えるのも馬鹿馬鹿しいので、FMトランスミッター内蔵のMP3オーディオを買った。ビックカメラで4500円だった。ポイントが付くので、実質4000円ちょっとである。

 しかしこのMP3オーディオ、使っていて、なんか釈然としない。お手軽過ぎるのだ。音楽を楽しむのは、部屋の中でピュアオーディオで聴くのが、僕には最もしっくりとくる。しかし、ターンテーブルにレコードを置いて、音楽を聴いている人にとっては、CDでさえも、お手軽過ぎると思うんだろうけど。

2007年06月24日

やっぱり135にしよう。

 土曜日は、午後から、以前から気になっていた鉱山のプラントと山寺へタチハラとマミヤC330fを持って出かけた。鉱山プラントは、辺りを歩いて観察したけど、写真にしたいと思うようなものではなかった。アルミバッグに、タチハラ一式とマミヤC330fの両方を入れていったので、激重だった。仕方がないので、カートに載せて、山寺を歩いた。門前町のあたりは、アスファルトが敷いてあるので、カートを引くのが容易だけど、境内の石畳は最悪だった。

 苦労した割りには、タチハラで2枚しか撮影しなかった。大判の場合は、いきなりカメラを出さずに、まずはじっくりと観察するので、観察だけで終わってしまう事も多いのだ。

 来週の日曜日から、グアムに行く。つい最近まで、いつもどおり、ニューマミヤ6を持っていこうと思っていたけど、カリさんが、最近ヘキサーRFを、かなり楽しそうに使っておられるのに触発されて、今回はライカにしようかなって思っている。まだ、迷ってる状態だけど、ブローニーは、20本ほど手元にあるので、準備はいいとしても、プレストの巻いたものが手元になかったので、今日、15本ほど巻いておいた。これでどちらを選択してもいい状態だ。

 でも、100ftフィルムって、なんか信用性に欠けるんだよねえ。感光してしまったとかの失敗って、ほとんどないんだけどねえ。一抹の心配は、常にある。まあ、大丈夫だけど。

2007年04月16日

写真撮影に、時計は必需品

 実は、昨日の撮影では重要な道具を、忘れてしまっていた。それは腕時計である。

 いつも携帯電話を持ち歩いているので、時間が分からなくなることがないからいいやって思い。持って行かなかった。しかし、大判カメラでの撮影でアクロスなんかを使ったりすると、昼間でも1秒以下のシャッタースピードなんて、珍しくない。

 秒単位を計測できるようなものを何も持っていなかったので、仕方がなく。勘で、「いーち、にー。さーん。。。。。」って数えながら露光した。もしかしたら、かなり露光オーバーになっているかもしれない。これは、現像を少し切り詰めた方がいいかも。

 こういう重要なところが抜けているので、やんなっちゃうなあ。

2007年04月12日

大判カメラ

 大判カメラの使い方が、僕なりに安定してきたような気がする。風景写真を撮る場合、アオリという機能は、とても便利なものだ。絞り開放でも、ティルトを使うと、撮影対象にもよるけど、かなり広い範囲でピントを合わせることが出来てしまう。フロント部でティルトを行うと、レンズの向く方向が変わるので、当然、フレーミングのやり直しをしなくてはならないので、今のところ、バックティルトでピント合わせをしている。しかし、バックティルトは被写体の形状を変化させてしまうので、どうしてもそれが気になるときは、フロントティルトを使用しなくてはならない。アオリでも、横方向のティルトに相当するスウィングは、あまり出番がなさそうである。

 地面に対して垂直なもの(木とか建造物とか)を撮影する時には、アオリ機構のないカメラでまっすぐに撮影するのは、至難の技だ。しかし、ライズというアオリを使い、フィルム面の垂直を保つと、ちゃんとまっすぐに撮影できる。これも便利である。

 4×5以上の多くのビューカメラに言えることであるが、使用できるフォーマットが多いことも利点の一つである。車で移動するときは、6×7と6×9のロールフィルムホルダーを携帯し、その使用頻度はかなり高い。6×7のロールフィルムホルダーは知識不足のため、ホースマンのものを買ってしまったので、これはトヨのものに買い換えようと思っている。タチハラでホースマンのロールフィルムホルダーは使えないことはないけど、ピントグラスに傷が付かないようにするのに、かなり気を使うのだ。非常に使い辛いし、神経を使うのだ。言っておくけど、ホースマンのロールフィルムホルダーがだめだというわけではなく、タチハラには合わないということだ。中古で、適当なものを見つけて買おうと思っている。

 早く仕事が一段落して、カメラを持って撮影に行きたいなあ。

 

2007年01月07日

雪が降った。タチハラ4×5(2)を注文した。

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 昨夜、風がとても強いなあと思っていた。案の定、今朝起きたら雪が積もっていた。どうも風邪ひいたみたいで喉が痛い。人によっては、喉の痛みなんか体調不良のうちに入らないので、出かけたりすることもあるかもしれないけど、僕は休日であれば、出来るだけ家で休養したいと思う。喉の痛みは、風邪が悪化していく過程の出発点なので、初期のうちに、治しておきたいためである。

 大晦日の日に、大掃除が終わったあと、揖斐峡へタチハラを持って出かけた。雪山の景色を撮ったのだが、あまり良い写真は撮れなかった。プリントしたものをよく見ると、枝に釣り糸がからまっていたりした。大判ゆえに、こういった細かいものまで、しっかりと描写されてしまうのだ。

 先日から、買うかどうかずっと悩んでいたタチハラ4×5(2)を、梅田のヨドバシに注文した。納品まで一ヶ月以上はかかると思う。その頃は、とても仕事が忙しいので、大阪までは行く事が出来ないので、父親に行ってもらうことにした。父親が欲しがっているベルボンの雲台があるのだが、ポイントで買えてしまうので、それは、プレゼントしようと思っている。

 写真関係の道具なんて、使う回数なんて、ほんとうにしれている。大判なんて、月に2回程度しか使わない。高い買い物だなって思う。でも、他に趣味らしい趣味のない僕にとっては、これくらいの出費は別にいいんじゃないかって自分を納得させたりするのだ。


2006年12月25日

雑記

 やはり予想どうり、タチハラ45(2型)FSの在庫はメーカーにもなく、今注文しても、届くのは1月下旬になるとのことだ。そうなると、かなり厳しい状況になる。そもそも、1月下旬は忙しい時期なので、大阪まで商品を受け取りに行くことは出来ない。

 先日、代金と送料を前払いしておくので、送ってくれないかと頼んだけれど、それは出来ないと言われたのだ。ヨドバシを介さずに直接メーカーから買うことも出来るが、そうなるとポイントが付かないので、かなり割高になってしまう。名古屋のビックで注文出来るかどうか聞いてみよう。こういうカメラは、買うのにも一苦労である。

 話は変わるが、現政権の税政改正は、まったくだめだと思う。企業は減税、個人は増税というのは、かなり間違った政策であろう。いくら企業減税をしても、その恩恵は個人には周ってこないような気がする。そもそも、個人に対して増税するなら、消費が冷え込むではないか!

 それから、古い車は自動車税が高くなるのも、納得がいかない。


 

2006年12月24日

またまた京都、大阪へ

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 土曜日は、またまた、大阪、京都へ出かけてきました。今回は、マミヤC330fと、20年ほど前に買ったスリックのスプリント66デラックスという三脚を持って行きました。雲台はさすがに、交換しましたけどね。

 京都で妙心寺へ行ってから嵯峨野周辺を歩き、夕方に大阪のヨドバシカメラへ行って、タチハラ45Ⅱの価格と在庫の問い合わせを依頼しておきました。(なんか、はやっ)
 実物が展示してあったので、いじらせてもらったけど、なかなか使いやすそうです。

2006年12月21日

タチハラフィルスタンド4×5の2型

 流行らないかなあと思いつつ、毎回、大判写真のことを日記に書いてるわけですが、一向に大判の世界へ一歩脚を踏み出す人が現れません。一歩でも踏み出せば、引きずり込んでやるのに。

 大判写真を始めて一年ちょっとが経過して、いろいろな事が分かりました。最初は、それほど大判カメラの使用頻度は高くないと思っていましたが、この一年を思い返せば、大判写真との格闘の連続だったと言えます。

 最初は、わけも分からず、タチハラでは一番スタンダードな「4×5 2段式」を購入したのですが、バック部にギアが付いていないため、105mmを装着した際の操作性が、「4×5 2型」に比較すると劣ります。決定的なものではないのですが、ロールフィルムホルダーを使うケースが多いので、これは無視出来ません。もし、2型が発売されていなければ、そう思うこともなく現在の機種を使い続けているのでしょうけどね。多分、いつか2型に買い換えることになると思います。

 

2006年12月18日

明日は京都で写真を撮ろう

 明日は休暇を取って大阪のヨドバシで、先日購入したベルレバッハに付ける雲台を買ってから、京都の下鴨神社の糺の森にある倒木を撮りに行こうと思う。少々強引な休暇の取り方だけど、今のうちに休んでおかないと、1月からの半年間はほとんど自由が効かないハードワークが待っているので、休めるうちに休んでおかないといけない。

 そんなわけで、明日は大判カメラを持って散歩写真が可能かどうかを検証してみるつもりだ。もちろんフルセットでは持ち歩かない。4×5フィルムホルダー4枚とロールフィルムホルダー、レンズは105mmと150mmがあれば対処出来ると思う。可能であれば300mmは軽いので、これも持って行きたい。

 この下鴨神社の倒木は、実は何年も前から目を着けていた。35mmでは撮ったことがあるけど、イマイチだった。明日は、なんとか撮ってみたいと思う。時間があれば宝ケ池も散策してみたい。

2006年11月27日

大王崎

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土日は、三重県の大王崎へ行ってきました。ここへ行くのは3回目です。青空をバックに白い雲、白亜の灯台というベタな風景を、大判で撮ろうとしたのですが、当日は風がビュービュー吹いてるし、天候は曇りで、一応、撮影はしたものの、当初の想定とは異なるものでした。しかし、この大王崎は、灯台のある風景のみが良いのではありません。

 石工の町でもあるため、あちこちに石畳の道や階段があるし、海辺の潮風にさらされた建物も風情があるし、漁港周辺も散策していて興味が尽きません。

 さてさて、大王崎の町を散策した時のスタイルですが、三脚にタチハラを付けたまま、三脚を縦にして肩に立てかけるように歩きました。しかし、路地の細かい箇所を撮影するのに、タチハラでは対処出来ない場合が多いので、50mmを付けたニューマミヤ6をたすき掛けにして、ウエストバッグには、レリーズやルーペ等の小物を入れ、大判用の交換レンズやフィルムホルダーは、リュックサックに入れて背負うという出で立ちでした。かなりの重装備ですけど、このスタイルでかなりの距離を歩くことが可能です。

 天候が優れなかったせいか、観光客はほとんどいないし、絵描きの町と呼ばれるこの町ですが、絵を描いている人は一人もいませんでした。

 宿泊した宿は、大王崎ではなく相差(おうさつ)の民宿でした。ここは海女さんの民宿が多く、伊勢海老やアワビ等の料理が味わえます。僕が泊まった宿には、貸切露天風呂があったので入ってみたのですが、お湯があまりにも生ぬるく風はビュービュー吹いているので寒くて我慢できなくなり、暑いシャワーでも浴びようと思ったら水しか出ず、かなり寒い思いをして、また浴衣を着て、急いで室内の風呂に入りました。

 翌日は、相差を散策し、帰りに津の阿漕ヶ浦を散策しました。ここでは、灯台をバックに浜辺のユリカモメを撮っていたのですが、振り向いた時に肩がロールフィルムフォルダーに触れてしまい、一瞬パコッと
カメラからロールフィルムホルダーが外れ、感光させてしまいました。これは、ついてないです。どれくらいの被害が出たのか、現像してみないと分からないですけどね。
 

2006年11月18日

フレーミング・トリミング

 アンセルアダムスの「The Print」を折りを見て、あちこち読み進めている。それにしても、和訳の仕方が下手くそというか、この本の日本語は非常に分かりにくい。この本の中に、次のような記述がある。

「理想的には最初の想定は画像の各部分の最終的な比率と、望む縁取りとを含んでいなければならない。しかし、自然の題材はかなり複雑で不規則であり、私たちがそれを避けようと、いかに注意をはらおうとしても、小さな部分が縁に干渉して視覚的な注意を散漫にさせるだろう。ビューカメラでは、こうした細部の処理は比較的たやすいが、ロールフィルムカメラではそれらに気付くことはまったく困難であり、ハンドカメラの使用ではさらに困難となる。」

 つまり、分かりやすく言えば、フレーミングはビューカメラがし易く、フォーマットが小さいカメラを使うほどそれは難しくなる。と言ったことだろう。

 それは、最近かなり実感している。初めてビューカメラのピントグラスを見た時は、逆像にかなりとまどったが、しばらくするとそんな事は慣れてしまう。目視できる画像面積が広く、ピントグラスに格子線が引かれているため、緻密に作画することが可能である。しかも、ハンドカメラのように、いくら水平を取る努力をしても、手持ちでは、完璧にそれを実行するのは、不可能と言える。

 しかし、ここである種の矛盾が生じる。フォーマットが大きければ、多少のトリミングは画質には何ら影響することはないが、35mmでトリミングするのは、かなり影響が大きい。しかし、トリミングする機会が多いのは、35mmが圧倒的に多い。

 このことを、もう少し考えてみよう。アンセルアダムスは、フォーマットの大小で、フレーミングのしやすさが決まると言っているが、カメラの構造にもそれは異存すると思う。RF、SLR(プリズムファインダー)を手持ちで撮影するのであれば、35mmでもブローニーでも、それは同様だと思う。TLRや、ハッセルブラッドのようなウエストレベルファインダーであれば、全体を見渡すのが容易であるため、作画し易いといえる。三脚に据えれば、さらに作画はし易くなるであろう。

 アンセルアダムスは、ノートリミングには拘らない人だ。しかし、彼の場合は、撮影後の救済措置としてトリミングするわけではない。ビューファインダー上で撮影時にトリミングしてしまうのである。8×10フォーマットで撮影しても、理想的なアスペクト比率が、6×7であれば、撮影時にそのようにしてしまうのだ。こういったことは、小フォーマットになるほど、実行は困難になる。

 僕は、残念ながら、まだまだそこまでは自由な撮影者ではない。4×5なら4対5、6×9であれば6対9でフレーミングしてしまうのである。つまり、指標がなくては、フレーミング出来ないのだ。自由な比率で、切り出すことが出来る視点を持つことが出来たら、世界は変わるかもしれない。35mmばかり使っていると、2対3の呪縛から解き放たれることはない。

2006年11月08日

フィルムスピード

 息子を撮影したシートフィルム8枚を現像してみた。全部のカットで被写体ブレが発生している。じっとしていない子供撮るような場合には、明らかにフィルムスピードが不足している。これが、曇りや夕方といった条件ならともかく晴れた日の日中の撮影で、ぶれてしまっているということは、撮影対象に対して適切な感度で撮影していないと言える。使ったフィルムはトライX320(EI160)である。

 そもそも、ある程度絞って撮らざるを得ない大判写真で、動くものを止めるのにEI160では無理があるのだ。しかし、シートフィルムで超高感度フィルムなんて存在しないし、国内で普通に入手出来るフィルムでは、トライX320が、最も感度が高い。個人的には、イルフォードのデルタ3200のシートフィルムがあったら、おもしろいと思うけど、カットフィルムホルダーに装てんする際なんかに、かぶったりするからそういう商品は、存在しないのだろうな。多分。

 そうなると、トライX320をEI160ではなく、EI400くらいにして撮影しなくてはならない。しかし、また現像データを集めなくてはならないのだ。これが面倒くさい。僕が使用しているシュテックラー氏二浴式現像液で、EI160ならA液を20度6分で処理しているけど、これをEI400にしたら、おそらく、8分30秒か9分くらいの現像時間になると思われる。まずは、この二種類の現像時間でテストしてみよう。

 それから、国内では販売されていないけど、イルフォードHP5+のシートフィルムを使うという手もある。案外、こちらの方が、すんなりいくのかもしれない。海外からの送料を考えても、HP5+の方が、トライX320よりも、若干割安だし。

2006年11月07日

シャインフリュークの法則

 大判カメラで湖に浮かぶ島を撮影するような場合があったとする。その際、手前から奥までピントを合わせるのにティルトというアオリを使う。ティルトにはレンズ部を傾けるフロントティルトと、フィルム面を傾けるバックティルトがある。フレーミンした後で、フロントティルトを使うと、当然レンズは下を向いてしまうので、フレーミングを、やり直さなくてはならなし。しかし、バックティルトだと、レンズの向きは変らないので、フレーミングはそのままで良いが、バックティルトだと、被写体の形が変化する特性を持つ。

 形が変ると言っても、湖に浮かぶ島を撮るという条件で使用するティルトのアオリ量なら、ほとんど無視してもいいだろう。垂直にそびえる煙突を撮るような条件なら、考え物であるが。

 ティルトで、ピントを合わせる方法は前述のとおりであるが、実は昨晩まで大きな勘違いをしていた。フレーミングを変えずに、ピント合わせが出来るバックティルトだが、これは、フロントティルトと逆方向に傾けなくてはならないのである。
 なぜなら、ピントグラス上では、上下逆に投影されるからである。今まで、バック部を前方に倒して、ピントを合わせようとしていたけど、全然ピントが合わなかった。

「このカメラ、おかしい。壊れてる。。まあいいや。フロントティルトでピント合わせれば。」

と、ずっと思っていた。しかし、壊れているはずもなく、傾ける方向が逆で、バック部上部を後方に倒さないといけないのであった。これは、シャインフリュークの法則を理解していれば、すぐに解決出来る問題だ。

 理屈を知らずに、ただ闇雲にやるのは、遠回りであることの良い一例だ。次回の撮影が楽しみである。

2006年11月04日

大判カメラがある午後のひととき

20061104.jpg
 なんてことのない晴れた日の午後です。

2005年11月25日

楽しい写真ライフ

 今夜、初めてシートフィルムから、六つ切りにプリントしてみた。その後、35mmフィルムからキャビネでプリントしてみた。見比べると、言うまでもなくシートフィルムからプリントした六つ切りの方がきれいなのである。それにしても、何という密度であろうか。まるで、中性子星並の密度である(例えが、謎)。拡大倍率を考えると、当然と言えば当然なのであるが、サイズの大きいほうがきれいなのを目の当たりにすると、少なからず衝撃を感じるのである。

 もし、可能であれば、全ての撮影を大判カメラでしたいと思ってしまう。しかし、それは無理な注文だ。撮影対象によって、それに相応しいフォーマットというものがある。飛んでいる鳥を、望遠レンズで流し撮りをするような芸当は、35mmカメラが、最も適しているだろう。街角スナップは、これは35mmでも当然大丈夫だし、カメラの種類によっては、中判でも可能である。大判でも、やろうと思えば出来るのかもしれないけど、スナップの場合はハンドリングが、かなり重要なので、RFの中判か35mmのカメラを、そういう場合は、使いたい。

 そうなると、大判カメラでは、いったい何を撮ればいいのだろうか?子供の写真を節目節目で撮るという目的はあったのだが、それ以外に撮影対象が、今の段階では見つかっていない。目的もなく、カメラを買ってしまうというのは、実はかなりやばい状態だと僕は思っている。

 そんなわけで、大判用の300mmも買ったことだし、また琵琶湖でも行こうと思う。

 それにしても、こんなに、撮影対象がまちまちでいいのだろうかと思ってしまうことがある。個展をやりたけりゃあ、一種類の決まったフォーマットで、同じジャンルの写真ばかりを撮った方がいいに決まっている。

 なんか、あっちフラフラ、こっちフラフラっていう節操のない活動だなあって思うことがある。でも、いろいろやれた方が、楽しいのは確かである。でも、楽しいだけじゃあねえ。。

2005年11月24日

落ち葉舞う公園で

 大判カメラというのは、ど素人が、買っていきなり使えるような代物ではない。しかし、言い換えれば、ど素人こそ、大判カメラで勉強すべきなのかもしれない。カメラの原点みたいな造りだから、嫌でもいろいろ勉強になる。

 大判写真を始めて、なんだかんだで、フィルムを30枚近く消費した。しかし、やっと何とかプリント出来るようになってきたのは、つい最近で、それまではフィルムを無駄に感光させてしまったり現像で失敗したりして、散々な結果だった。

 なぜ、これほどまでの苦労をして、大判カメラを使うのか言うと、ただ単にフィルム面積によるアドバンテージだけではないような気がする。そんな事ではなく、もっとメンタル的な行為なのだ。同じ写真を撮るという行為にも関わらず、小フォーマットのカメラとはかなり違った気分を味わう事が出来るという理由の方が僕には大きい。まだ、大判写真を始めて間もないのであるが、何となく大判写真は、フォーマルな写真のような気がするのだ。例えば、ポートレイトを撮るなら、僕は今なら迷わず大判カメラを使うだろうと思う。ここで言うポートレイトというのは、いわゆるモデル撮影会で撮るようなものではなく、どちらかというと、写真館で撮るような昔ながらの古典的な肖像写真のことである。人を撮るなら、ぼくはこの手法で撮影した方がいい。スタジオ等で、フィルム(今はデジカメだと思うが。。)を、何百枚も回すような写真の撮り方は、好きではない。

 人と向き合って写真を撮る場合は、何も、にっこりした、いわゆる良い表情で撮らなくてはならないということは、ないような気がする。僕自身は、写真を撮られるのがすごく苦手なので、レンズを向けられるととても緊張してしまう。緊張した顔も、僕はそれはそれで自分らしいと思っている。

 昨日、公園で撮った子供の写真は、泣き顔だったけどそれはそれでいいと思っている。すました顔も、笑った顔も、緊張した顔も、泣き顔も、全て真実の姿であるからだ。

落ち葉舞う公園で

 大判カメラというのは、ど素人が、買っていきなり使えるような代物ではない。しかし、言い換えれば、ど素人こそ、大判カメラで勉強すべきなのかもしれない。カメラの原点みたいな造りだから、嫌でもいろいろ勉強になる。

 大判写真を始めて、なんだかんだで、フィルムを30枚近く消費した。しかし、やっと何とかプリント出来るようになってきたのは、つい最近で、それまではフィルムを無駄に感光させてしまったり現像で失敗したりして、散々な結果だった。

 なぜ、これほどまでの苦労をして、大判カメラを使うのか言うと、ただ単にフィルム面積によるアドバンテージだけではないような気がする。そんな事ではなく、もっとメンタル的な行為なのだ。同じ写真を撮るという行為にも関わらず、小フォーマットのカメラとはかなり違った気分を味わう事が出来るという理由の方が僕には大きい。まだ、大判写真を始めて間もないのであるが、何となく大判写真は、フォーマルな写真のような気がするのだ。例えば、ポートレイトを撮るなら、僕は今なら迷わず大判カメラを使うだろうと思う。ここで言うポートレイトというのは、いわゆるモデル撮影会で撮るようなものではなく、どちらかというと、写真館で撮るような昔ながらの古典的な肖像写真のことである。人を撮るなら、ぼくはこの手法で撮影した方がいい。スタジオ等で、フィルム(今はデジカメだと思うが。。)を、何百枚も回すような写真の撮り方は、好きではない。

 人と向き合って写真を撮る場合は、何も、にっこりした、いわゆる良い表情で撮らなくてはならないということは、ないような気がする。僕自身は、写真を撮られるのがすごく苦手なので、レンズを向けられるととても緊張してしまう。緊張した顔も、僕はそれはそれで自分らしいと思っている。

 昨日、公園で撮った子供の写真は、泣き顔だったけどそれはそれでいいと思っている。すました顔も、笑った顔も、緊張した顔も、泣き顔も、全て真実の姿であるからだ。

2005年09月21日

アンソニー

 アンソニー はまなす写真館の物語という本を読んでいます。ネット検索でヒットして、古本が(と言ってもかなりきれい)があったので、注文しました。

 物語そのものは、小学生の高学年向けです。しかし、アメリカで木製暗箱が作られた年とか、リンホフとかっていうカメラ名も物語中に登場します。

 ストーリーは、報道写真家を目指し東京の写真専門学校を卒業した主人公が、父の急死により、いやいや老舗の写真館を継ぐことになり、様々なドラマが展開されていきます。5代に渡る人間模様や、写真館を訪れる奇妙な客にまつわるファンタジーです。ちなみにアンソニーとは、写真館開業当時から、その写真館にあるカメラで、主人公とのみ会話をします。会話をする時は、蛇腹をバフバフさせるみたいです。

 まだ、途中までしか読んでいませんが、ホロリと来る場面もあって、なかなか良い物語です。

 昨日の夕方、ホームセンターに寄って、作業台の材料を買ってきました。ペンキ塗りは父親がやっておいてくれるらしいので、楽が出来そうです。

2005年09月20日

雑記

 今年の職場旅行は、行き先が横浜で宿泊先は、ランドマークタワー内のホテルになるらしいです。自分で手配したわけではないので、よく分からないのですが、きっと高いのでしょうね。僕は、集団行動というものが大嫌いで、貸切バスで行く温泉旅行なんかだと、適当に理由を付けて参加しないのですが、今回はバスじゃないし、二日目は完全自由行動なので、参加する事にしました。久しぶりの東京なので、とても楽しみだったりします。でも、土地勘がまったくないので、それが困りものです。

 スポットメーターの中古品(セコニックL508)を買いました。近いうちに僕の手元に送られて来るでしょう。しかし、初期投資の金額がはんぱじゃないので、こんなにお金を使ってしまっていいのだろうかと自問自答しております。

 それでも、ライカよりは安いですけどね。いったい、ライカって何だ。。

2005年09月05日

大判写真導入計画

 ここ一年くらい、居住環境が変わったりして、大判計画が、すっかり頓挫していたけど、次の通り、導入計画を策定します。

1. とにかく、やってみないと始まらないので、シノゴの言わずに、大判用レンズを入手すること。

 昨年、無料で譲ってもらった4×5のモノレールがあります。フィルムホルダーの固定部分がかなり怪しい状態で