2008年03月19日

テレコンゴー500mmF9.5

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 手元にやってきた。コンゴーのレンズって、ネット上にはあまり情報がないので、少し書いてみようと思う。新品で買うと、こんな緑の箱に納められいる。
 かなり巨大で重いのかと思ったら、そうでもなかった。むしろ、コンパクトに感じた。

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 カメラに装着したら、こんな感じである。画像を見ると、かなりヘビーな印象を受けるが、実際にはそんなことはない。木製のタチハラでもグラグラするということはない。確かに鏡筒は長いけどレンズ構成は3群4枚なので、レンズがぎっしりと詰まっているわけではないのである。

 このカメラの蛇腹は2段式なので、いくらテレタイプとは言え、最短撮影距離は10mくらいになってしまう。部屋の中ではとても使えないけど、どうせ遠景しか撮らないので、これで十分なのかもしれない。

 あとは、実践で使ってみるだけだ。何とか撮影に出かける時間を確保したい。

2007年12月07日

大判写真との2年間

 大判写真を始めてから、2年間が経過した。この2年の間のことを、まとめてみようと思う。経験してみないと、分からないことは、たくさんあった。もし、大判写真をこれから始める人がいたら、何かの役に立つかもしれないので、初心を忘れないうちに、書いておくことにする。


☆撮影対象☆

 大判写真を始めるまでの数年間は、スナップばかり撮影していた。大判カメラを使っても、スナップ的な撮影方法をしようと試みたけど、すぐに諦めた。それなりのシャッタースピードが稼げないし、三脚必須のカメラだと、風景や静物を撮っていた方が楽しいし、その方が理にかなっていると思う。
 大判カメラを使う以前は、RFがメイン機材として使用していた。RFってやつは、三脚を使って撮影するのは楽しくない。やっぱり手持ちで使うのが楽しいカメラなんだと思う。そのせいか、RFを使っている時は、風景や静物を撮影する時も手持ちだった。そのためか、どうしても微妙にブレるのだ。その当時は、そのことにさえ気がつかなかった。やっぱり三脚を使った撮影とは得られる画質が違うのだ。
 アオリで、被写体の形を調整したり、ピント位置を調整出来るのは、とても楽チンだ。手持ち撮影のように、素早くは撮れないけど、被写体に向かった時の自由度はとても大きい。


☆撮影に関して☆

 なんか、木製フィールドカメラっていうと、スローライフ的で、ゆったりのんびりっていうイメージがあるけど、実はかなり忙しいのだ。撮影現場に到着すると、三脚をセッティングし、カメラを組み立て、レンズを装着し、あれこれ小物を用意することになる。
 ビューファインダーは、逆像で風景を見るんだけど、最初はかなり違和感があった。しかし、慣れのせいなのか、「逆」であることに最近はまったく違和感がなくなった。
 アオリは、建築物をまっすぐ撮影するためのライズと、ピントを合わせるためのティルトを使用するくらいである。スイングなんて、まず使うことはないだろう。そう考えると、大きなアオリ量なんて必要ないのかもしれない。


☆大判って、それほど違うのか?☆

 結論から言えば、違うと思う。6×9フォーマットでも広いフィルム面積なので、4×5と大差ないであろうと思っていた。しかし、6×9フォーマットって、例えば、8×10の印画紙にプリントしたら引伸ばし倍率的には、6×6フォーマットと大差ないのである。つまり、6×6フォーマットも6×9フォーマットも画質は同じである。印画紙の余白が多いか少ないかだけの違いと言っても良い。(もちろん、フォーマットによる表現意図は別としてだが。)
 やはり、4×5フォーマットは、それなりの有利さが存在するのだ。立体感は、ほんと素晴らしいと思う。これは立体写真かと思うほどの写真が撮れることがある。(巷で評判のライカレンズの立体感なんて、どうでもよくなる。)


☆撮影機材☆

カメラ

 最初に買った「タチハラフィルスタンド45」から、同じタチハラの「ハンディビュー4521」に買い換えた。買い換えた理由は、リアスタンダード(後枠)を動かすときに、ギアで稼動させることが出来なかったからという理由が大きい。これは、風景撮影ではあまり関係ないけど、近距離で静物を撮影する時は、ギア付きの方が便利だからだ。金属製カメラの方が堅牢でいいと思うけど、少しでも持ち運びを軽くしたいなら、木製になる。三脚にも影響してくるしね。

レンズ

 フジノンの105mm、150mm、ニッコールの210mm、300mmの四本を使用している。150mm、300mm、210mm、105mmの順番で買った。どの焦点距離もそれなりの使用頻度だ。135フィルム換算だと、28mmから90mmくらいをカバーすることになる。
 どれも、たまたま現行品(生産中止のため、最後のモデル)だが、全て中古で買った。
 
 それぞれのレンズの使い心地について書いてみることにする。

 <FUJINON CM Wide 105mm F5.6>
 タチハラで、通常のレンズボードで使用するには、この焦点距離辺りが限界かもしれない。これ以上広角になると、アオリをするのに支障が出てくると思われる。

 <FUJINON CM Wide 150mm F5.6>
 4×5フィルムの標準レンズ。普通に使いやすい。軽くて明るい。フジのレンズは、気のせいかアクロスと組み合わせた時、とても良い感じになる。(気がする。)

 <NIKKOR W 210mm F5.6>
 僕が持っている4本の中では、一番重いレンズで、重量は460gである。カメラに装着した姿は、とても立派に見える(笑)
 立体感がある写真が撮れる。

 <NIKKOR M 300mm F9>
 これは、大人気レンズらしい。こんな暗い開放値で大丈夫かと思ったけど、まったく違和感はない。暗くて困ったということもない。テッサータイプのためか、とてもコンパクトなレンズ。ロールフィルムホルダーと組み合わせて、6×9フォーマットで使うことが多い。6×9だと、135フィルム換算で、200mm弱くらいになる。描写は、もしかしたら好みではないかもしれない。(もう少し使い込まないと!)


ロールフィルムホルダー

 最初、ホースマンの6×7ホルダーを買ったけど、これはタチハラではとても使いにくかったので、トヨ製のものに買い換えた。ホースマンのものは、ピントグラスを取り外せないタチハラでは、使ってはいけないと思う。フレンネルレンズを傷つけてしまい、取り替えたという経緯がある。タチハラで、ロールフィルムホルダーを使うときは、くれぐれもトヨ製を買うこと。
 6×7よりも、僕にとっては6×9の方が、使いやすい。万一、6×7や6×6が欲しいときでも、トリミングすれば、それで良い。


カットフィルムホルダー

 8個のホルダーを使用している。両面使用なので、フィルム枚数だと16枚ってことになる。アクロスと320TXを半分ずつ、装填している。


スポットメーター

 セコニックのL-508を使用している。これも必需品だ。使いやすいけど、ボタン類の感触を、もう少し何とかして欲しい。現行では、L-758という高級品しか商品ラインにはない。


三脚

 木製フィールドカメラには、それほど重量級の三脚なんて使わなくても大丈夫だ。ベルレバッハの木製三脚を愛用しているけど、将来的には、ハスキー3段を買う予定。スリックのプロ500を使うこともある。


冠布

 これは、タチハラでは必需品。エツミ製の黒赤のものを使っている。運搬時にカメラを包んだり、地面で荷物を広げる時等、いろいろ重宝する。遮光さえ出来れば、色なんか何でもいいので、次に冠布が必要になったら、手芸店で気に入った柄の布切れを買ってきて、ミシンで加工しようと思っている。


ピントルーペ

 僕にとっては、必要ない。肉眼でピントグラスを見るだけで、充分だ。今では持ち歩くことさえなくなった。


ケーブルレリーズ

 ハクバの、ありふれた安価なものを使用している。これは、重要アイテムだけど、ふとしたことで、紛失してしまいそうなものなので、予備に、もう一つ買ったほうがいいかもしれない。


フィルム

 4×5とブローニーはフジのアクロス。コダックの320TX(4×5)も使うけど、これは他に選択肢がないため、仕方がなく使っている。ブローニーは、プレスト400を使うこともある。おそらく、今後はアクロスが僕の主力フィルムになるであろう。


フィルター

 ゼラチンではなく、通常の円形フィルターを使用している。小型カメラで使用しているものをそのまま使っている。105mm・210mmは、フィルター径が67mm、150mm・300mmはフィルター径52mmなので、2種類の口径で、オレンジ、イエローのSCフィルターを使用しているが、ほとんどオレンジしか使っていない。人物や静物は、フィルターは使用していない。
 SCフィルターは、頻繁に付け外しをするために、保護フィルターは使っていない。将来的に、角型のゼラチンフィルターに切り替えたいけど、まだ先になりそうだ。


フード

 広角用、通常用の汎用のラバーフードを使用しているが、その時の光の状況次第で、必要がなければ使わなかったり、フードで間に合わなければ、フィルムホルダーの引きブタ等で、影をレンズに落としている。蛇腹式のフードがあればいいなあとは思うけど、今の状態でもハレ切りは出来ているので、余計な荷物は増やさない方がいいし、、と、悩み中である。蛇腹式フードを買うなら、角型フィルターホルダー付きのものにして、フィルターもゼラチンにするだろう。


カメラバッグ

 大判機材一式は、かなりの重量になるので、カメラバッグの選択を誤ると、体力の消耗にもつながる。ある程度の距離を歩くという条件だと、バックパックしかない。ショルダーやアルミバッグをカートで運んだりと、いろいろ試してみたけど、バックパックが一番楽だ。スナップと違い、一度腰を据えたら、しばらくはそこから動かないのが大判写真撮影なので、背中から荷物を降ろすのは、苦にならない。
 そんなわけで、ハクバの「GWNEOフォトリュックM」という商品を使用している。価格の割には、とても使いやすい。レリーズやフィルター等の小物類は、すぐに手の届く場所にあった方がいいので、リュックには入れずに、ウエストバッグに収納している。


筆記用具

 シートフィルムは、一枚ずつ撮影条件を変えて撮ることが出来るけど、それを暗記しておくのは無理なので、EIや、相反則不軌に関するデータなんかを記録して、現像時に備える。


水準器

 カメラや三脚に付いているので、使用することはなくなった。


☆暗室機材☆


暗室

 大判写真を始める前の暗室では、夜にプリント作業を行うだけであったので、そこそこの遮光が出来れば良かったのだが、印画紙が被らない暗室と、フィルムが被らない暗室では、遮光条件がまるで違うのだ。ダークバッグ内でカットフィルムホルダーにフィルムを装填するのは、ホコリが付きそうだし作業性が悪いので、暗室内で作業が出来るように遮光性を向上させた。
 手引書によく載っているような、トランプ攪拌による手現像は、最初からやるつもりはなかった。あんな方法でうまく出来る自信はなかったし、そもそも、連続攪拌法は好きではない。しかし、ここから苦悩が始まるのだ。タンク現像も、うまくいかず、結局のところ、暗室内でフィルムハンガーで処理する方法で現像している。この方法でずっといくかどうかは、まだ分からないけど。


引伸ばし機

 最大の難関は、カメラやレンズの撮影機材ではなく、実は引伸ばし機だった。高価で大きいというのがその理由だ。現像を外注するつもりは、最初からなかったので、大判写真を始めるということは、暗室機材も、一新するというのは、僕にとっては同義であった。大判写真の道に、入るかどうかを一年近く迷ったのは、引伸ばし機の悩みが大きかったからだ。
 中古も探したが、なかなか良い出物にめぐり合えず、結局、新品で多階調ユニット付きの、LPL7454を購入した。一消費者としては、暗室市場にかなり大きな貢献をしたと思っている(笑)
 そもそも、今の時代、一年間で何台売れるんだろうと思ってしまう。LPLにこの引伸ばし機の事で、問い合わせのメールしたら、すぐに電話で回答があって、とても好感が持てた。


引伸ばしレンズ

 中古の引伸ばしレンズが、なかなか見つからなかったので、ELニッコールの150mmを新品で購入した。引伸ばしレンズの割には高かった。これも、既に生産終了してしまった。6×9を引伸ばすために、ELニッコールの105mmも購入した。これは、中古でいいのが見つかった。105mmは、6×6をプリントするときも、使っている。レンズと印画紙の距離が取れるので、何かと都合が良い。


作業台

 引伸ばし機が重量級なので、それに見合うサイズと強度の作業台をホームセンターでSPF材を購入し、自作した。


ハンガー

 ネガ現像の最良の方法は、模索中であるけど、今はISEのプラスチックハンガーを使用している。しかし、これにも問題がないわけではなく、まだまだ、試行錯誤中である。


☆そこまでして、大判写真をやる意味があるのか!?☆

 これは、人それぞれだと思う。撮影も暗室も、中判までで通用した手法を用いても、大判では、うまくいかないことが多い(特にネガ現像)。しかし、そういうことを一つずつ解決していくと、小フォーマットを使うときにも、フィードバックされるのだ。
 撮影機材だけなら、中古で揃えれば、それほど高くはない。得られる画質からすれば、安いとさえ言えるだろう。しかし、暗室道具は高価だ。引伸ばし機さえ、うまく入手できれば大判写真への敷居は決して高くないと思う。
 人に強く勧めることはしないけど、僕としてはやっぱり大判写真の世界に入って良かったと思っている。時間がかかる割には、なかなかうまくいかないんだけど、趣味としてやるにはそれでいいと思っている。
 

2005年10月20日

間違って届いた

タチハラ写真機製作所さんから回答の電話がありました。やはり、僕の手元にあるカメラは、注文したGFRではなく、GSRみたいです。僕は、大阪のトダカメラで購入したのですが、僕とほとんど同時に購入した人がいて、入れ違いに発送してしまったみたいです。

 しかし、タチハラ写真機製作所さんは、間違えたのは販売店のトダカメラさんだと言うし、トダカメラさんは、製造元のタチハラさんの方の手違いじゃないかと言っていました。僕のところに届いた箱には、しっかりと「GFR」と書いてあったので、僕が推察限りは、間違えたのは製造元じゃないのかと思います。

 そして、事の顛末ですが、カメラを取り替えてもらう事になりました。トダカメラさんの話によると、間違えて届けられた先方さんは、まだカメラを使用していないとのことです、僕は、2回ほど使用してしまいました。僕には、責任はないことなんですけどね。

 そんなわけで、手元のタチハラは製造元に送り返す事になりました。遠からず、僕が注文したはずの「GFR」が手元に届くと思います。

2005年10月19日

GFR????

タチハラのボディカラーの件ですが、このままだと落ち着かないので、真相を確かめるべく製造元へ問い合わせの手紙を送りました。デジカメでカメラを撮影して、「この色は何ですか?」といった内容です。それから、僕の手元に納品された時点で、レンズを前へ繰り出すための目盛りがこすったような感じになっていたので、その部分の部品(シール)を送って欲しいという内容も付け加えておきました。どういう対応をしてくれるか楽しみです。

2005年10月17日

カラーリングが。。

僕のタチハラなのだが、ちょっと気になる事がある。正式名称は、タチハラフィルスタンド45GFRなのだが、後ろの「GFR」は、カラーリングを指している。これが実は大問題だったりする。頭の「G」が金属部分がゴールドメッキ、「R」は、赤蛇腹の記号なので、これは問題なしである。最大の問題は、この「F」である。Fは、マボガニーローズ仕上げであり、カタログ上は木製部分が茶色っぽい塗装なのである。(参照ページ)

 しかし、、、、

 僕のタチハラは、木製部分が、全然茶色っぽくない。むしろ、木地色塗装なのである。つまり、「GFR」ではなく、「GSR」であるような気がする。しかし、そうは言っても、「GSR」なんていうモデルはカタログには存在しないのである。なんじゃこりゃ!?

 でも、カメラ屋に注文する時は、「GFR」で注文して、納品されたダンボール箱にも「GFR」と書かれていた。ここで、混乱が起きる。

 ダンボール箱の記載と、梱包された中身は違う可能性が高いのだ。しかし、カタログモデルにないカラーリングのカメラっていったい何だ??????
 立原さんが、作り間違えたのか!?

 カメラ屋に苦情を言えばいいのだろうけど、困ったことに、僕は手元にあるタチハラのカラーリングを大変気に入ってしまったのである。ネットで、検索してもこのカメラはあまりヒットしない。画像付きのサイトを見てみても、明らかに僕のタチハラとは色が違うのである。これは、モニターごしで見ているから色が違うとか、そういうレベルの違いではなく、明らかに違うのである。

 そうなると、サイトの「Equipmets」で、「GFR」と記載しているのは、まずいことになってしまう。(まだ、カメラの写真を掲載してないので、いいんだけど。)
 これは、いずれ真相を突き止めないといけない。

2005年10月13日

LPL7454

 LPL7454を組み立てて、設置しました。これって、ムチャクチャでかいですね。ラッキーのV70も最初はでかく思いましたが、LPL7454に比べると、かなり軽量に感じてしまいます。でかいだけあって、ファン内臓なのがすごいですね。

 しかし、それにしても、組み立てるというよりは、建設するといった感じの作業でした。幸い、机の上で組み立てる事が出来たので、僕一人でも何とか無事に設置できました。

 今のところ、4×5専用機なので、高い買い物の割りには出番が少なそうです。

2005年10月12日

LPL7454が届いた

実家から、大きな荷物が届いたという連絡があった。(大判引き伸ばし機)

 今日、午前中、仕事先で倉庫整理をしている時に、寒気がした。ここ数週間、写真に熱を入れすぎて、疲れてるのかもしれない。夕方、病院へ行って薬をもらう。サイパンのフィルムは、ちょうど昨日、ネガ現像が片付いたところだ。

 あとは、体調が戻ってから、ゆっくりプリント作業しよう。

2005年10月11日

大判カメラを使ってみて

 大判カメラと言っても、最初に思っていたほど、巨大ではないなあと思っています。モノレールであれば、重量も大きさもそれなりに大きいのですが、木製フィールドカメラだったら、いつもの一澤帆布のバッグに全部収納出来てしまうので、新規の荷物は、三脚くらいですね。

 実際に使用してみて思ったのは、ティルトってとてもありがたいなあって思いました。「ティルト」とは、レンズを上下に回転するような感じで動かす事です。絞りによる被写界深度調節以外にも、ピントの合った範囲を調節出来るのは、大変便利です。しかも、ほんのちょっとティルトするだけで、かなりの効果が期待出来ます。僕の場合、大きなアオリは必要ないかもしれません。

 それから、SLRでもRFでも、撮影時はファインダーを見ながらシャッターを押すことが多いのですが、大判カメラは、シャッターを押すときは、構造上フィルムホルダーを装填するため、ファインダー(ピントグラス)を通して、被写体を見ることが出来ません。したがって、現物をを目で見て、撮影する事になります。この方法って、眼が疲れません。特に、僕のようにスナップを撮る場合ですと、カメラを設定したら、後は舞台に誰かが上がってくれるのを待つだけです。

 しかし。。。。

 これって、スナップ写真ではないような気がしますね。大判カメラを使っても、撮影対象や撮影方法が一緒って、いいのかこれって、感じです。

 それから、ファインダーを覗き見るタイプのカメラですと、僕の場合、視線は常に中央に落ち着いていて、目玉をグルグル回して周囲を確認していますが、ピントグラスを見るカメラの場合は、中央に視線が集中する事はありませんね。これって、TLRやハッセルも同じなのかも。

 あと、冠布って、便利です。地面に敷いて、道具を並べられますし。小道具を包んで収納する事も出来ます。しかし、撮影中、肩から背中にかけて、ヒラヒラさせていると、いい年齢をした大人が、ガッチャマンごっこをしているみたいで怪しくなってしまうのが、難点です(笑)
 それから、冠布は、赤い面と黒い面があるので、赤い面を広げている時に、牛に出会わないように注意しなくてはなりません(笑)

 大判カメラは、撮影時に必要な小物類が多いので、それらをタッパーに収納してバッグに入れようと思っています。そして、そのタッパーに、「持ち忘れチェックリスト」 を貼り付けておく予定でいます。

 今のところ、レンズは150mmしか持っていません。大判ではこれが標準の焦点距離ですが、僕にはちょっとワイド過ぎるような気がするので、次回はニコンの300mmF9を入手する予定です。

 大判カメラは、手持ちで使えるカメラのように、目立たないように撮影する事は無理です。しかし、まさか、こんな目立つカメラで、通行人を撮っているとは、誰も思わないでしょう(笑)
 先日も、撮影していた時、カメラの前を通らないように、避けて通ってくれますが、これはおそらく、写されたくないという気持ちではなく、邪魔にならないように配慮してくださっているような感じでした。

 今は、大判カメラがまだ軌道に乗っていないので、しばらくは大判カメラを使う頻度が高くなりますが、いずれまた、小型中型カメラで撮影するようになると思います。

2005年10月09日

琵琶湖でタチハラ

タチハラを持って、琵琶湖へ出かけました。このカメラ、TACHIAHARA FIEL STAND
っていうんですけど、FIEL STAND で、原っぱに立つ、その文字を逆にすると「立原」になるそうです。フィールドカメラなので、そういう名称かと思ったのですが、うまいこと考えますね(笑)

 それはそうと、僕はフィルムホルダーを3つしか持ってない(3つともいただきもの)ので、6枚しか装填出来ません。しかし、11時くらいから撮影を始め、昼ごはんに時間を割いただけで、6枚撮るのに、4時までかかってしまいました。

 一枚目は、練習のつもりで撮りました。二枚目は、琵琶湖に浮かぶ竹生島を背景に、犬を連れた少女のスナップを撮ろうとしたのですが、レリーズを押した時に、「スカッ」っという感触がありました。つまり、シャッターチャージし忘れです(^^;.仕方がないので、風景だけ撮りました。

 三枚目は、シャッターの閉め忘れで、ホルダーの遮光板を引き抜いたので、一枚、おじゃんになりまし(^^;.

 あっというまに、夕方ですね。まあ、最初だから、こんなもんでしょう。

 でも、こういうミスって、これからもするだろうな。きっと。

2005年10月08日

タチハラが届いた

本日、昼くらいにタチハラが届きました。父親に、

「何で、こんなに金ピカである必要があるのだ!?黒一色でいいのではないの?」

と言われてしまい、返す言葉がありませんでした。
あちこち触ってみての印象ですが、ちょっと作り込みが甘いなあという印象があります。まあ、手作りだからこんなもんなのでしょう。同封されていた書類を見ると、5年くらいは保障してくれそうな雰囲気です。壊れそうな箇所なんてないんですけどね。

しかし、大判カメラは、あっちこっち可動部が多いので、それを操作するノブの数も多いです。どのノブをどのように動かせばいいのか、まだはっきり分かっていません。折りたたんだり、組み立てたりするのが、ようやく何とか出来るようになったという程度です。アオリなんて、まだまだです。

しかし、やっぱり操作性は、金属製大判カメラの方に分があると思います。締めすぎてノブが堅くなってしまったり、しっかり固定しづらかったりしますから。でも、軽さと工芸品的な美しさには替えがたいものがあります。このカメラで多くの傑作が撮られているはずなので、結局はこのカメラの特性を熟知した上で使えば、問題ないのだとは思います。

まだ、使いこなすどころか普通に使うことすら怪しい状態ですが、それでも明日、琵琶湖へ行こうかと思っています。

2005年10月07日

シャッターレンチ

キタムラへ行って、大判カメラ用レンズをボードから取り外すためのシャッターレンチを注文しました。地方のカメラ屋には、わけの分からない商品らしく、店員同士で、

「これ、どこに注文するのですか?」

等という会話をしていました。しかし、それにしても、案外高くつきました。この商品は送料が800円かかりますと言われ、1000円程度の買い物が、2000円になってしまいました。でも、仕方がありません。

タチハラを注文したカメラ屋から、発送完了のメールがありました。明日くらいに届くかもしれません。

2005年09月27日

引き伸ばし作業台

大判用の引き伸ばし機を載せる作業台ですが、父親が全て作ってくれていました。ネジと塗料が余っているので、ついでに、V70multiの作業代と、現像液を並べる作業代も、作ってもらうことにしました。暗室の模様替えが、一段落したら、ここで公開したいと思います。

 しかし、それにしても、みなさん、暗室風景を公開してる人ってほとんどいないですね。何か見られては困るようなようなものがあるのでしょうか?(笑)

 僕も、今まで何度か公開しようと思ったのですが、あまりにも暗室内部がちらかっていてみっともないので、公開出来ずにいました。模様替え直後は、比較的、整理整頓されているはずなので、その時に暗室風景を写真で撮ろうと思います。すぐにまた、ちらかると思いますけどね。

 それにしても、引き伸ばし機を置く台が完成したのはいいですけど、引き伸ばし機をどの機種にするのかの踏ん切りがつきません。あまりにも、高額であるため、思い切らないと発注出来ないんですよ。しかしまあ、そんな事を言っていては、いつまでたっても、今のままなので、旅行中によく考えて帰ってきてから、発注しようと思っています。

2005年09月25日

ELニッコール

今日は買い物をしに名古屋へ出かけてきました。もちろん、写真関係の買い物です。偶然にも、小泉総理と皇太子殿下を見てしまいました。東京ではなく、名古屋で一日に二人も見かけるとは。。
 万博のお仕事があったのでしょうね。僕は万博は結局行かず仕舞いでしたが。。

 名古屋駅前のビックから、引き伸ばしレンズが入荷したという連絡があったので、わざわざ名古屋まで行ったのに、店員さんは、間違ったレンズを取り寄せていました。欲しかったのは150mmなのに、取り寄せたのは105mmでした(-_-#)

 
「交通費を使ってわざわざ名古屋まで来たのに、どういうことなんだ。。ぶつぶつぶつ。。」

と言ったら、送料無料で送ってくれるとのことでした。まあ、当然ですね。それにしても、名古屋で写真関係の買い物をするのって、僕の欲しいものが置いてないので、苦労します。店員さんに、LPLの多階調ヘッドの7454について、少し話をしました。カタログには、多階調ヘッドの7454は存在しません。交換用のヘッドとして、あくまでもオプション扱いになっています。そんなわけで、多階調ヘッドが最初から付いた7454は、業務用の販売ルートなので、ちょっときついかもしれないと回答されました。カタログに掲載されていないのは、そういうわけだったんですね。それなら、マップカメラの通販で買うだけなので、いいんですけどね。

2005年09月21日

アンソニー

 アンソニー はまなす写真館の物語という本を読んでいます。ネット検索でヒットして、古本が(と言ってもかなりきれい)があったので、注文しました。

 物語そのものは、小学生の高学年向けです。しかし、アメリカで木製暗箱が作られた年とか、リンホフとかっていうカメラ名も物語中に登場します。

 ストーリーは、報道写真家を目指し東京の写真専門学校を卒業した主人公が、父の急死により、いやいや老舗の写真館を継ぐことになり、様々なドラマが展開されていきます。5代に渡る人間模様や、写真館を訪れる奇妙な客にまつわるファンタジーです。ちなみにアンソニーとは、写真館開業当時から、その写真館にあるカメラで、主人公とのみ会話をします。会話をする時は、蛇腹をバフバフさせるみたいです。

 まだ、途中までしか読んでいませんが、ホロリと来る場面もあって、なかなか良い物語です。

 昨日の夕方、ホームセンターに寄って、作業台の材料を買ってきました。ペンキ塗りは父親がやっておいてくれるらしいので、楽が出来そうです。

2005年09月20日

雑記

 今年の職場旅行は、行き先が横浜で宿泊先は、ランドマークタワー内のホテルになるらしいです。自分で手配したわけではないので、よく分からないのですが、きっと高いのでしょうね。僕は、集団行動というものが大嫌いで、貸切バスで行く温泉旅行なんかだと、適当に理由を付けて参加しないのですが、今回はバスじゃないし、二日目は完全自由行動なので、参加する事にしました。久しぶりの東京なので、とても楽しみだったりします。でも、土地勘がまったくないので、それが困りものです。

 スポットメーターの中古品(セコニックL508)を買いました。近いうちに僕の手元に送られて来るでしょう。しかし、初期投資の金額がはんぱじゃないので、こんなにお金を使ってしまっていいのだろうかと自問自答しております。

 それでも、ライカよりは安いですけどね。いったい、ライカって何だ。。

2005年09月19日

大判用の引き伸ばしレンズ

大判用の引き伸ばしレンズですが、中古で探し回りましたが、135mmは比較的見つかりますが、150mmは、どこにも見当たりません。もう、探しつかれたので、新品で買う事にしました。そうなると可能な限り安いところで買わなくてはなりません。タチハラが最安値だった店は、他の商品は安くありません。

 結局、ポイント割引を考慮してビックカメラで買う事にしました。名古屋まで買いに行って、在庫がないと言われたら交通費分が高くつきますので、電話で確認したところ、特殊な商品になるので、在庫はないですと言われました。通販でも135mmまでは扱っていても、150mmはほとんど見ないですからねえ。

 そんなわけで、取り寄せてもらうことにしました。どうせ、シートフィルムやネガアルバムを買わなきゃいけないので、一度は名古屋まで行かなきゃならないなあって思ってたので、丁度いいです。

 でも、まだ引き伸ばし機を注文してないんだよね(^^;.

2005年09月18日

作業台のDIY

大判用の引き伸ばし機を載せる作業台を、リサイクルショップで物色しました。価格的に、手頃なものがあれば、自分で作ることはないなあって思ったからです。一応、あるにはありました。事務机が1000円で売っていました。この事務机は、昔ながらのスチール製のグレーのものです。学校の職員室とかによく置いてあったものです。そして、僕が職場で使っている机もこのタイプです(^^;

 しかし、確かに頑丈で用途には問題ないのですが、難点を言えばボロイことです。作られてから20年以上は確実に経過してそうな代物です。あと、せっかく至福の時間を過ごすのに、職場と同じ机では気分に浸れないということもあり、この机を買うという案は却下しました。

 結局、自分で作ることを決断しました。しかし、日曜大工は嫌いではないのですが、それを趣味としているわけではないので、ノウハウがありません。WEB検索して転用出来そうなもの発見したので、これを基に設計図を書きました。大きさ的には、高さ70センチ、幅90センチ、奥行62センチにしようかと思っています。ネジ代が思ったよりも高いので、予算は5000円くらいになりそうです。ネジって少量では売ってないんですよね。

 今日は、休日で、妻子は朝早くから、セントレアへ出かけているので、一人でゆっくり出来ます。しかし、休日はホームセンターも混雑しているので、買いもには行きたくありません。そんなわけで、大判関係の研究に今日も勤しみます。

2005年09月16日

タチハラ発注

タチハラフィルスタンド4×5(二段式)、赤蛇腹をついに発注しました。手元に届くのは、一ヶ月くらいかかるそうです。もしかしたら、これから作るのかもしれませんね。赤蛇腹を使ってる人って、多分、珍しいのではないでしょうか?ネットで検索しても、ヒットしません。岐阜で、赤蛇腹のタチハラを使っている人を見かけたら、まず、僕だと思ってください(笑)。でも、上高地辺りに行けば、使ってる人が他にもいるかもしれません。

 そもそも、大判カメラの使用者って、年齢がかなり高いのじゃないのかなあって推察されます。(なんとなく)

 カメラを買ったら、次の大物は、やっぱり引き伸ばし機でしょう。ここは思い切って、多階調ヘッドを買うという選択もあるなあって思い始めました。でも、高過ぎるのが、難点です。

2005年09月14日

大判導入計画

大判カメラの撮影時にピント確認するための良さそうなルーペが手頃な価格で出ていたので、買ってしまいました。ケンコーの製品で非球面レンズを使用した高級ルーペです。新品なのに、6割引くらいで買うことが出来てラッキーです。あるWEBページによると、生産終了しているようですけどね。ケンコーブランドのルーペでこの価格は、ちょっときつかったのかな。

 大判写真ライフは、初期投資が尋常ではないため、引き返すなら、今のうちです。

 いざ買うとなると、それなりに、自分にいろいろと言い訳をしてしまうわけです。例えば、僕はタバコ吸わないし、外で飲むこともほとんどない、車もこの年齢でまだ一台目だし、ギャンブルで散財することもない。株は最近調子がいいし、嫁さんに頼まずに買えるだけのヘソクリはある。(結婚前に隠しておいて良かったです。ほんと。)おまけに、暗室は実家なので、目立つ引き伸ばし機を買っても、ばれる事はない。子供を大判カメラで撮影する時は、嫁さんにカメラを見られてしまうけど、昨年もらったものだと言えば、問題ない。


だから、買ってもいいのだ!


 つまり、こんな感じです。しかし、こまごまとしたものを買い始めている以上は、いずれ買ってしまうのは時間の問題でしょう。

2005年09月13日

価格調査

大判写真ライフをスタートするまでに、いったいいくらかかるのか、試算してみました。価格は、大阪の某店のWEBページのものです。おそらく、ここが一番安いでしょう。全て新品です。


カメラ タチハラフィルスタンド(4×5) 二段式
72482円

冠布
3625円

引き伸ばし機LPL7454
216632円

引き伸ばしレンズ ELニッコール135mm
32356円

合計
325095円


 他にも、将来的に、撮影用のニッコールM300mmF9(61168円)、4倍ルーペ、スポットメーター等々があり、充分な資金量をと考えると、40万円は超えるでしょう。何がこんなに高いかというと、やはり暗室用品でしょうね。

 でも、これらの品は、物欲に駆られて買うのではなく、必要だから買うものなので、その辺りで悩むということはありません。物欲に駆られて買うというのは、既に用を足す品を所有しているのに、別の理由で買ってしまう場合です。そういうものが欲しくなったときは、値段がいくら安くても、やはり悩みます。

 9月5日の日記で、基本計画を書きましたが、徐々に買っていったのでは、現像済みのネガが溜まるばかりで、いつまでたっても、プリントが出来ません。そんなわけで、さっさと引き伸ばし機も一緒に買ってしまった方がいいのかもしれません。

 まだ、買うという決断もしていないのに、この前の休日は、暗室を整理して4×5用の引き伸ばし機を置くスペースを確保する作業をしてしまいました。意思とは裏腹に体が勝手に、計画を推進しているようです。

 しかし、それにしても高い買い物です。でも、それでも僕のM6TTLとその2本のレンズの方が高かったんですよね。

2005年09月12日

大判写真初経験

 大判写真ですが、撮影、現像、密着プリントを、一通りこなしました。案外、難なく出来ました。大判のアウトラインは、だいたい分かったような気がします。
 そうは言っても、まだまだ浅い部分しか、分かっていないため、フィルムや現像液の研究もしなくてはならないし、アオリの勉強もしなくてはなりません。

 そうなると、ちゃんとした大判カメラが欲しくなってきます。候補は、タチハラフィルスタンド(4×5)2段式です。LINK

 このリンクページのカメラは、全て同じもので、カラーバリエーションがこれだけあるわけです。先日、大阪の中古カメラ屋を10軒ほど、周ったときに、タチハラのこのカメラが置いてないかと注意深く見て回ったのですが、新品の展示品が置いてある店が1件あっただけで、中古が置いてある店はなかったです。あまり中古で出回るカメラではないのでしょう。

 どのカラーにするか、とても悩ましいです。候補は、GFかGFRがいいなあって思ってます。ここは思い切って、赤蛇腹のGFRが潔くて(!?)いいのかなあって思っています。

 買うにしても、量販店で買うのか、直接タチハラさんに電話して、買うのがいいのかどうしたもんか迷っています。近ければ、直接出向いて買いに行くのですけどね。

2005年09月09日

フジノン150mm

 本日、大阪の中古カメラ屋さんを10軒ほどまわって、大判用のフジノンW150mmをゲットしました。しかし、10軒もまわったわりには、玉数は極端に少なかったです。

 大判カメラは、小型、中型カメラとは、勝手がまったく違いそうです。はっきり言って、まだまだ分からない事だらけです。

2005年09月07日

アンセルアダムス

 図書館に、アンセルアダムズの、大きな写真集(A3くらい)の、「アメリカの原風景(American Wilderness)」を借りました。この写真家は、ものすごく基本に忠実というか、奇をてらわない写真を作る人という印象を受けました。さすがに、ゾーンシステムの始祖だけあって、階調幅を目一杯使ってあるプリントは、きれいです。

 大判用レンズは、何とか今週中に手に入れたいと思っています。問題は、ニッコールにするかフジノンにするかが、悩ましいですよね。

 大判写真の情報って、WEB検索してみても、小フォーマットに比較すると極端に少ないですね。個人的に大判用の引き伸ばし機を自宅に持っている人は、かなりな人でしょう。

2005年09月06日

大判カメラで、いったい何を撮ればいいんだ!?

大判写真で、気分が盛り上がっているのはいいんだけど、問題は自分のスタイルに合うかどうかである。カメラやレンズの価格は、中判どころか最新のAF一眼とレンズセットを買うよりも安価である。しかし、引き伸ばし機が高いのだ。

 まだ、一枚も撮影した経験がないので、何とも言えないが、撮影プロセスを楽しいと思えるか、あるいは苦痛だと思うかによって、かなり変わってくると思う。楽しいと思えれば、いくら高くても、引き伸ばし機を買ってしまうだろう。

問題は、他にもある。

大判カメラで、いったい何を撮ればいいんだ!?

ってことである。極めて根本的な問題であるが、それだけに、大問題だ。撮りたい写真が明確にあるわけではなく、ただ単に、大判はおもしろそうだと思っているだけである。

しかし、撮りたい写真がまったくないわけではない。冬に琵琶湖へ出かけて、雲間から差し込む光芒の写真を撮ってみたいなあって思っているし、子供の誕生日等の節目ごとに、写真を撮ってやりたいとも思っている。しかし、思い浮かぶのは、それくらいなのだ。

大判は、僕が今まで経験した写真の世界とは、かなり様相が異なると思っている。それだけに、新鮮だし、分からない事も多い。

これから、自分がどこへ向かっていくのかは、まったく分からない。

2005年09月05日

大判写真導入計画

 ここ一年くらい、居住環境が変わったりして、大判計画が、すっかり頓挫していたけど、次の通り、導入計画を策定します。

1. とにかく、やってみないと始まらないので、シノゴの言わずに、大判用レンズを入手すること。

 昨年、無料で譲ってもらった4×5のモノレールがあります。フィルムホルダーの固定部分がかなり怪しい状態ですが、ガムテープで補強すれば、何とかなるでしょう。ありがたい事に、レンズ以外の最低限必要なものは、全て揃っています。フィルムホルダーもあるし、アクロスのシートフィルムもポラロイドフィルムもあります。スリックのプロフェッショナル2という重量級三脚もあります。レンズは、中古でニッコールかフジノンの150mmのそこそこ程度の良いのを2万円台前半で何とか入手したいです。これを使ってみて、大判写真が、自分に合いそうであれば、次のステップに進みます。


2.カメラを買う

 やはり、モノレールは重いので、木製フィールドカメラを買います。実は、具体的に機種の選定までやっていまして、欲しいカメラは、タチハラフィルスタンド(2段式)です。このカメラは重量が1.3Kgくらいなので、かなり軽量だと言えます。土曜日に梅田のヨドバシカメラで新品価格を調べたら、83000円くらいでした。ポイントを考慮すると、7万円台中くらいの価格で新品を買うことが可能です。カメラを買った以上は、大判ライフに突入するわけですから、カメラと同時に冠布も購入します。これは、4000円代かなあ。
 冠布は、他の物で代用も可能ですが、撮影時に「気分」を出したいために、こればっかりは譲れません。


3. スポットメーターを買う

 一度に、全て買ってしまうのは、金銭的な負担が大きいので、しばらくは所有している露出計や一眼レフの露出計を代用します。しかし、風景写真を撮ろうと思うと、どうしてもスポットメーターが必要になるので、中古で2万円代で手に入れたいと思っています。


4. ルーペを買う

 撮影時に、ピントグラスに投影される像を見てピントを合わせるわけですが、精密に合わせようと思うと、ルーペが必要です。当面は、ネガを見るためのルーペが暗室に転がっているので、それをそのまま使用しますが、ゆくゆくは、5倍前後の、ちゃんとしたものが欲しいです。


5. 6×7用のフィルムホルダーを買う

 やはりブローニーでも使えた方が、何かと便利なので、ブローニー用のフィルムホルダーも買います。


6. 引き伸ばし機を買う

 最大の問題は、やはりこれでしょう。何が問題かと言うと、巨大、高額、超重量、の三拍子だからです。しかし、サイトの趣旨からして、引き伸ばし出来ないようでは、立場的にまずいので、案外、必須アイテムだったりします。これは、中古で程度の良いものがあればいいのですが、なければ、新品で買わなければなりません。前述したように、三重苦のアイテムなので、引き伸ばし機がどうしても欲しいと思った頃には、かなり大判にはまっている状態だと思います。4×5用の引き伸ばし機を買った場合は、現在使っている引き伸ばし機はどうすればいいのか!? 等と、かなり先の事まで、心配しております。処分せずに、小フォーマットは、今までどおり、これを使えばいいのかなって思ったりしてます。

7.引き伸ばし作業台を日曜大工で作る

 ホームセンターで安い木材を購入して、強度のある使いやすいサイズの作業代を作ります。


8.カーボン三脚を買う

 木製フィールドカメラは、軽量なので散歩写真にも使用可能であると思っています。タチハラフィルスタンド購入後は、スリックのプロフェッシナル2は、重すぎるので使用しません。数年ほど前に購入したスリックの小型三脚があるので、それを当面は使用します。しかし、さらなる軽量化を量るため、いずれはカーボン三脚を買いたいと思っています。(もしくは、父親のカーボン三脚をなんとかし譲り受けます。)


こんな感じで計画を立ててみました。資金面とモチベーションがどこまで維持出来るかが問題です。全てのプロセスを終えることが出来るまでに、何ヶ月(何年)かかるのかなって思ってます。

2005年08月23日

映画 村の写真集

映画「村の写真集」を見てきました。描写がとても悪かったです。ピントの深度が浅かったのが印象深いです。カメラワークが良くないのでしょう。まあ、内容は良かったです。

 しかし、それだけに、画質で損をしているのではないかと思いました。写真も同じですよね。いくら内容が良くても、ピントが合ってなかったり構図が悪かったりすると、その内容が伝わりにくいです。

 この映画を見て、大判カメラってやっぱり魅力的だなあって思いました。いつか、時間と場所と予算が許せば挑戦してみたいと思っています。

2004年10月08日

雑記

 写真を趣味とする人の、今のカメラ事情って、やっぱりAF一眼にズームの組み合わせが多いみたいですね。 今の所は、まだ銀塩一眼レフが多いのでしょうが、そんなに遠くない将来、デジタル一眼レフが主流になっていくでしょうね。 しかし、ここに来てくださるみなさんって、MFカメラで単焦点レンズを愛用しておられる方がほとんどですよね。なぜか。

 AFカメラにズーム付けて、AEで撮影するのが一般的なスタイルかもしれませんが、しかし、これって、機材の使いこなしがうまく学習できにくい組み合わせではないだろうかと思ったりします。

 多分割測光は、確かに有効的な測光手段ではありますが、これはブラックボックス的なところがあって、カメラがどう判断して露出決定しているのかが不明です。 つまり、露出について考えようにも考える事が出来ない測光方式ですよね。とは言え、僕も、どうにも難しい状況で面倒くさい場合には、使うことがありますが。 (でも、多分割測光がなくても、困りません)

 AFについてですが、AFの最大の弱点は、何もないところにピントを合わせることが出来ないことだと僕は思っています。低輝度下で、早いシャッタースピードが確保出来ない。しかし、被写界深度もそれなりに欲しい。といった場合、ピントを合わせたい範囲を計算し、それに対応したぎりぎりのF値を設定してやればいいのですが、 AFしか使ったことがない人は、この作業はまず出来ないのではないでしょうか?オートデプスという機能がついたカメラもありますが、二点測距なんてまどろっこしい作業はしていられませんよね。

 そして、最後にズームですが、ズームしか使わない人は、いつもズルズルと画角を変えているので、例えば50mmの画角をファインダーを見ることなしに判断出来ないと思います。

 この、露出、