2008年04月15日

久々の現像

 まだまだ残業の日々は続いているけど、今日は定時に終わったので、先日の琵琶湖や、息子の卒園式に撮影したフィルムを現像した。それにしても、忙しさや疲れにかまけてしまって、シートフィルムの現像をするのは、三ヶ月ぶりくらいだし、ロールフィルムにいたっては、もしかしたら半年ぶりくらいかもしれない(^^;....

 ネガを見ていると、以前から薄々感じてはいたことだけど、どうも露出オーバーめで撮影するクセがあるらしい。これは、少し勉強しなおさないといけないのかも。

 それにしても、現像作業は楽しいなあ。何で楽しいのかと言うと、毎回、何かを試しているからだと思う。

2008年01月09日

フィルム現像

 プリント作業と、フィルム現像、どちらが、スリリングかというと、やはりやり直しが効かないだけに、フィルム現像であろう。先日、琵琶湖で撮影した時のシートフィルムを現像した。同じ撮影状況で、念を入れて4枚撮影しておいた。これを、一枚一枚、現像していった。最初の現像結果を見てから、それに不満があれば、次のフィルムを違う現像時間で処理できるのが、シートフィルムの最大の利点だと思う。一枚、一枚現像するのは、時間がかかるけど、結局、4枚目のものが一番出来が良かった。まだプリントしていないので、確実な事は言えないけど。満足のいくネガを作ることが出来た時、写真をやっていて良かったなあって思う。

2007年12月19日

ちょっと諦めモード

 先月くらいから、折を見テブリーチを試している写真があるんだけど、どうもうまくいかない。ブリーチは、調色よりも、現像・定着・水洗といった工程の完璧さが求められるような気がする。

 印画紙を現像液に投入するとき、いつも表面を上にして現像液に入れていたけど、これはどうもだめだ。裏面を上にして投入すべきだということは、気付いてはいたけど、一刻も早く画像を見たいという性急な思いが、いつもどこかにあるので、そうしていた、

 しかし、表面を上にして現像液に入れると、均等に現像が進行していかないのである。これは当たり前だ。それがブリーチの時に、影響しているようだ。

 このことに気がついたのは、ブリーチにムラが出来るので、定着不足が水洗不足を最初は疑った。しかし、RCを使っているので、よほどのことがない限り、定着・水洗に不備が出るはずがないし、試しに、定着・水洗をやり直してみたりした。しかし、改善されなかったので、印画紙現像が怪しいと思ったわけである。

 結局、このネガからは、8×10を20枚くらいプリントして、ブリーチとか調色をやってみたけど、うまくいかなかった。ネガにちょっとした不具合があるということもそれは災いしている。

 もうこのネガから作品を作るのは中断して、同じ場所をもう一度撮影からやり直そう。

2007年12月08日

バライタ印画紙乾燥棚  完成

 バライタ乾燥棚、作ってみました。なかなか良い感じで使えそうです。
 作製手順をまとめてみました。

2007年12月06日

バライタ乾燥棚

 ホームセンターを何店か回り、バライタ印画紙乾燥棚になるようなアイテムがないかと探してみたけど、「せいろう4型」のような商品は、置いてなかった。

 何か良いアイデアはないかと思い、店内を歩いていると、網戸のコーナーでひらめいた。かなり安価で、乾燥棚を自作出来ることが、判明したのである。おそらく、大全紙用の乾燥棚を作っても、数百円で可能だと思われる。(1000円は超えないだろう)

 僕の場合は、今のところ、バライタは四つ切しか使ってないので、試作品は四つ切サイズで作ってみようと思う。そんなわけで、切り売りの防虫網や木材や金具なんかを買い込んだ。昨夜、木材を切断して、塗料を塗っておいた。

 うまくいけばいいなあ。

2007年12月04日

バライタの乾燥

 もうバライタなんかやめてRCにしようと書いていたにも関らず、また性懲りもなくのこのこと、バライタでプリントしたりしている。

 バライタの乾燥は、表面を上にしてキッチンペーパーの上で乾燥させているんだけど、乾燥中にホコリが落ちて、そのまま乾燥すると、そのホコリが写真にへばり付いてしまって、再水洗しない限りは取れなくなってしまう。そこで、やはり、この乾燥方法はやめにして、表面を下にして乾燥させた方がいいような気がしてきた。

 その場合、網戸のようなものを使うといいらしいが、それだと網を買ってきて乾燥棚を自作しなくてはならないので、他に安価でいいものないかなあって思っていたら、なんとありました。

 せいろう4型

 これって、本来の使い道は、梅干や干物を干したりするのに使うんだと思うけど、レビューを見ると、写真の乾燥に使っていますと書いてあったりする。この商品を作っている会社は、プラスチック容器の大手の三甲さんなんだけど、僕の自宅と同じ市にあったりする。近いうちに、入手して、これでバライタを乾燥させてみよう。

バライタの乾燥の続きを読む

2007年11月27日

ブリーチ  赤血塩

 赤血塩を使ったブリーチを、折をみて試している。何枚か試してみたけど、ブリーチをついついやり過ぎてしまうのだ。何事も、最初のうちは、その効果がおもしろくって、ついついやり過ぎてしまうものなんだと思う。やり過ぎるギリギリのところで止めておくのが、望ましいんだけど、その止め時のタイミングがなかなかつかめずにいる。

 ブリーチのテクニック  tokyo-photo.net  参照

 さて、ブリーチした際に、最も悩ましいのが、色調の変化だ。ブリーチした部分が、黄色がかった色調に変化するのである。それは、あまり好みではない。色調が、こんなに変化するなら、ブリーチなんかやらない方がましだなあ。という思いと、ブリーチで作るトーンセパレーションは、とても魅力的だなあという思いが、せめぎあっていた。

 そんな感じで、行き詰っていたところ、再度tokyo-photo.netを読み返してみると、その解決法がちゃんと書かれていた。まさに、至れり尽くせりのサイトである。

 もうだめだと思い、ブリーチしたプリントは全て破棄してしまったが、こんなことなら残しておけば良かった。ブリーチの練習になら十分、使えるのに。またプリントからやり直さないといけない。


 さて、このブリーチには、赤血塩という薬品を使うわけだけど、ヨドバシとかビックカメラの暗室用品コーナーに、普通に売っているものである。しかし、この赤血塩を買っていく人って、何の用途で買っていくのだろう?ブリーチをやっている暗室人口なんて、かなり少ないと思うのだ。暗室人口1000人に対して、おそらく1人もいないであろう。(主観的観測)

 そうなると、赤血塩の使い道は、漂白・硫化調色をする時の漂白剤としての使い道なのだろうか?しかし、わざわざ単薬を買うかな??まあ、硫化ソーダも単薬が置いてあるくらいだから、調色目的で買う人もいるのかも。僕は、漂白・硫化調色は色合いが明るすぎて好きにはなれなかったんだけど。
 謎の多い薬品である。

2007年11月26日

冬の暗室

 とうとう寒い季節に突入してしまった。エアコンのない僕の暗室では、寒くなると液温調整に恒温機を使用している。恒温機の使用で、季節を感じてしまう。もっと他の事で感じろって言われるかもしれないけど。とにかく冬の暗室は寒いのだ。石油燃料を燃やして暖房すると、引き伸ばしレンズなんかが結露しそうなので、あまりよくないだろう。イスの上に置く、小型のホットカーペットもあるけど、暗室作業ってイスに座りっぱなしではないので、あまり効果はないんだよねえ。

 暖かい飲み物を飲みながら作業していても、寒い部屋だとすぐに冷めてしまうので、結局はある程度の寒さは我慢するしかないのだ。水洗の水も冷たいしなあ。

 先日のエントリーの写真、やっぱりもう少し、焼き直そうか。なんて少し思い始めている。僕は、たくさんのカットから写真を作るタイプではない。ほとんどは、撮影して現像して、そのまま保存っていう感じになっている。子供の写真は、いつか時間がある時に、ゆっくりとプリントしようと思っているけど、それ以外は捨てコマになってしまう。


 先日、ニトリに行ったときに、良い感じの木製額縁を見つけた。ポスター用の額縁らしいんだけどね。でも、何となくその時はチラッと見ただけなので、正確な大きさなんかはよく覚えてない。

 最近、ハスキー熱が冷めつつある。しかし、三脚に関する情熱は、一年に一回くらいは盛り上がる時があるので、次回で買ってしまうかも。

 ISEって、製品が安定供給されているのだろうか?シートフィルムのハンガーを販売している唯一のメーカーなので、がんばって欲しいんだけどなあ。アイエスイーなんだけど、「イセ」って読んでいる人もいるらしい。イセだと三重県の会社みたいだ。
 

2007年11月16日

それでも、しつこく、再プリント

20071116.jpg
マミヤC330f / セコール80mm / プレスト400 / シュテックラー氏二浴式現像液 /
LPLV7454 / ELニッコール105mm / フジ レンブラントVG2 / パピトール / 
多硫化セレン調色
プリント時にNo00 No2 No5 フィルターを使い、覆い焼き、焼きこみをして仕上げた。 

 先日、アグファのRCでプリントしたものは、どうも調子が気に入らなくなってきた。プリントした時は、これでいいと思ったんだけど、時間が経って、もう一度じっくりと見てみると、シャドー部がイマイチだったり全体的にもうちょっとカリッとしたコントラストの方がいいなあと思うようになり、再プリントした。

 保存用の写真は、レンブラントでプリントするようにしている。2月に明治村で撮影したネガを、未だにしつこくプリントしているわけなんだけど、暗室でこのネガと多くの時間、対峙した。紙も何枚も使った。

 アグファのRCは、確かに多硫化調色液で、よく調色されるけど、RCだけに反応が早いので、過調色になってしまう。バライタは、進行がゆっくりなので、適度なところでその加減がしやすいのが良い。それにしても、この多硫化調色液だけど、5月くらいに一度作ったきりで、まだまだ使える。いったいどれくらい使えるのだろうか。

 最終的に満足がいくプリントが得られて、それをファイリングする瞬間は、無常の悦びである。

2007年11月15日

プリントの奥深さ

 以前は、ネガ現像で、写真のほとんどが決まってしまうものだと思っていた。暗室でのプリント作業は、撮影時の露出の過不足やフィルム現像の時の過不足を補うためにやっていたような気がする。

 しかし、最近になってやっと、プリントワークで、こんなに表現方法が多様になるのかと、思い知らされている。今更、何を言っているんだと言われるかもしれないけど。

 そうなってくると、確かな目を持っていないと、どんなプリントが良いのか分からなくなってしまうのだ。結局のところ、プリント作業は、トライアンドエラーの手法で仕上げていくしかない。やってみて、じっくり観察して、気に入らないところを、目指す方向へと手直ししていくのだ。

 ネガによっては、なかなかうまくプリントできないこともある。何度やっても、何か違うって気がする場合がある。そういう場合はそこで、妥協してはならない。そういうのを作品だなんて、僕はとても言うことは出来ない。誰かに見せる予定なんかないし、ただ仕上げて、ファイリングしておくだけの作業なんだけど、それだけに、究極の自己満足を目指す必要があるのだ。

 そもそも、短期間で作品を作り上げようなんて、僕は思っていない。半年前にプリントしたものでも、気に入らなけりゃ、何度も手法を変えて、プリントしている。そうやっているうちに、いつか答えが見つかるのである。

2007年11月06日

シートフィルムの現像

 琵琶湖で撮影したシートフィルム8枚を、先日購入したISEのフィルムハンガーを使って現像してみた。前回のテスト現像のとき、フィルム下部の横線の現像ムラが発生するというトラブルは、フィルムを嵩上げすることで、解決できた。

 あとは、現像ムラとの戦いである。現像ムラは、空を撮影した時によく発生する。他の部分でも、ムラは発生しているのかもしれないけど、ムラとして認識出来るのは、常に空の部分だったりする。

 そこで、攪拌方法でムラを減らそうと試みた。先鋭度を上げるために、攪拌頻度は出来るだけ減らしたいけど、ムラが発生してしまっては、どうしようもない。今回は、フィルムハンガーが1個しかないということもあり、一枚ずつテストしながら処理していった。

 シュテックラー氏二浴式現像液で、A液は、最初の30秒は連続攪拌し、その後は30秒ごとに攪拌する。A液は、この攪拌方法で固定する。

 次にB液だが、エッジ効果を期待して、3分ごとの最小攪拌法を行ったが、やはり空にムラが発生した。次に1分ごとの通常攪拌で試したら、かなりムラが減っていたけど、かなり微妙に現像ムラがあることを確認した。(まあ、気にならないレベルではあるが。)
 次に、30秒ごとに攪拌する方法で試したら、ムラはまったく発生しなかった。

 結論から言えば、シートフィルムは30秒ごとに攪拌するのが良い。先鋭度と引き換えにムラを発生させていたのでは、どうしようもないのだ。


 今回は、他にもちょっとした発見があった。停止浴(水停止)中に、フィルムがハンガーから、外れてしまったようで、定着工程に入ったつもりが、停止液の中にフィルムを残したままで、ハンガーだけを定着浴していた。その状態で、電燈を点けてしまい、停止液の中でユラユラしているフィルムを目にして、一瞬、戦慄がはしったが、明室のままで、停止液からフィルムを取り出して、定着液に放り込んだが、まったく、かぶってはいなかった。つまり、シュッテクラー氏二浴式現像液のB液は、アルカリ液で現像主薬は含まれていないため、フィルム乳剤中に含まれた現像主薬のメトールの化学反応は、B液現像が終了する頃には、かなり弱まっているからだと思われる。

 これを、もう少し押し進めていくなら、定着工程に入る前に、現像の進行具合を確認し、現像不足であれば、再度A液で現像すれば良いのではないだろうか。ただ、やはりかぶる心配がつきまとうので、これは次善の策であろう。

2007年11月02日

暗室メモ

 イルフォードHP5+の現像データ

EI200 シュテックラー氏二浴式現像液  20度 A6分 B6分

濃過ぎの現像結果だった。そもそも、HP5+は、EI400で撮影するために、導入したのだった。EI200でテストしたのが、そもそもの間違いだ。次回は、同じ現像条件でEI400でテストしよう。


 ISEのシートフィルムハンガー

 これは、下部に現像ムラが、一本の線のように発生する。気のせいかと思い、別のフィルムで試したけど、やはり同様のムラが発生した。かなり有力な解決策を考案したので、次回はその方法で試すことにする。それが解決したら、塩ビ管よりも使いやすいであろう。特に定着工程がやりやすくなる。


 フィルムクリップ

 ロールフィルムを吊り下げておくクリップは、ピンの2箇所留めである。、今までシートフィルムにもこれを使っていたけど、1箇所留めのものを買ったほうが良さそうだ。アクロスは穴が開いてるからいいんだけどなあ。さすが、日本製だ。こういう気遣いを外国製品も見習って欲しい。


 完全暗室

 今までダークバッグを使っていたけど、状況が許せば、やっぱり真っ暗な部屋でフィルム装填を行った方がやりやすい。ただ、うっかり物を落とすと、どこにいったか分からなくなるので、そういうことには注意しなくてはならない。

2007年10月18日

イヤになって投げ出す

 うまくいかないと、イヤになって投げ出してしまう。もちろん、うまくいかないっていうのは、写真のこと。

「あー、もう、だめだだめだ。せっかく琵琶湖まで行ったのに、現像がムラムラになっちゃってえ。もうー。どうでもいいや。こんなの。」

と思いながら、頭の別の部分では、ムラに対しての対策を練ってたりする。昨日は、そんなこんなで、暗室作業をさっさと撤収してしまった。

昨日、イヤになって投げ出したというのに、また今夜も性懲りもなく、フィルムの現像をしていたりする。4×5はオジャンになったが、押さえで撮っておいたブローニーは、なかなか良い感じの結果を出せたような気がする。まだ、プリントしてないけど。


 昨日は、一気に4枚のフィルムを現像したかったので、久々にコンビプランを使った。このコンビプランって一年以上、借りっぱなしになってたりする。どうも、このコンビプランは、うまくいかないなあ。おそらく、僕が思うに、フィルムハンガーにフィルムを装着した状態で、フィルムが反るようになっているので、タンク内で攪拌する時に、ムラが起きると思われる。まあ、僕がヘタクソっていうのもあるけどね。

 塩ビ管を使用したシートフィルムの現像方法は、確実性が高いが、フィルムを丸めて塩ビ管に放り込むため、すりキズが付いてしまう。そして、丸めたときに、ベースのPETに小さな亀裂が出来て、そこに現像液が入り込み、定着時に、降り曲がった部分がなかなか抜けないのである。

 これらの事から、フィルムは折り曲がらない状態で保持出来るハンガーが良いだろうと思われる。ISEのハンガーが理想なのかもしれない。

 僕は、シートフィルムの現像は、明室でのタンク現像はとっくに諦めている。だからと言って、暗室でトランプ攪拌による原始的な現像方法も好まない。これまで、先鋭度を考慮して、現像液のB液を最小攪拌法を用いていたけど、これもムラの原因の一つかもしれない。ひとまず、最小攪拌法は次回はやめよう。そもそも、シュテックラー氏二浴式現像液においては、B液中には現像主薬が存在しないため、エッジ効果で先鋭度は上がりやすいと思う。それで充分ではないか。しかし、現実に最小攪拌を用いた時と用いない時を比較すると、明らかに先鋭度に違いが出るのである。この辺りが、最小攪拌はムラと先鋭度を天秤にかけて考えなくてはならない。

 ISEのハンガー、買ってみて試してみようかな。アクロスは、EI50で常用しているけど、もしかしたらEI25の方がいいかな。攪拌方法は、通常攪拌に戻してみよう。

 

2007年10月11日

再プリント


マミヤC330f / セコール80mm / プレスト400 / シュテックラー氏二浴式現像液 /
LPLV7454 / ELニッコール105mm / アグファMCP312 / パピトール / 
多硫化セレン調色


 今年の2月に明治村へ行ったときのものを再プリント。満足が出来ないと、いつまででも過去のネガを掘り返して、プリントしてたりする。

 引き伸ばしレンズをF11に設定し、全体を10秒間露光するうち、中央のイスと左上部の壁を5秒間、覆い焼きした。

 

2007年10月05日

メモ

 撮影、暗室関係のメモを作りました。簡潔に書けば、たったこれだけになります。これを厚紙に貼り付けて、暗室や撮影現場で参考にみています。

 注意:計算上の数値で、実践していないデータもあり。

 ここに書いてあるのは、あくまでも参考なので、実際には多少のアレンジを加えてから実用しております。


 最近、バライタを使うのが、バカバカしくなってきた。RCでもバライタと、遜色ないクオリティを出すことが出来る。違いといえば、手に持った時の質感くらいかな。額に入れちゃえば、分からないと思う。

 よくネット上で、バライタは黒の締りが良いとか書かれているけど、実際には、それほどの差はないと思う。そもそも、そういうふうにバライタ至上主義に陥っている人は、プリントのクオリティを保っているのだろうか?

 

2007年09月25日

長良川の酔っ払い

20070925.jpg

 琵琶湖へ撮影に行こうと思ったけど、あいにく曇り気味で、空の状態が写真向きではなかったので、琵琶湖は断念した。以前から狙っているシーンがあるんだけど、雲がとても大切なので、条件が悪い時は諦めた方が良い。

 琵琶湖は、諦めたけど、どこかへ写真を撮りに行きたいという思いがあったので、岐阜市の長良川温泉へ向かった。車に折りたたみ自転車を積んで、バックパックにマミヤC330fの撮影セットを入れた。到着後、最初に向かったのは、鵜飼観覧船の乗船所であった。時刻は3時頃だったので、鵜飼の観光客はいなかったけど、船頭さんらしき人達は、船の周囲でちらほらと働いておられるようだ。

 あまり撮りたいと思うようなシーンではなかったけど、取りあえずカメラを三脚にセットしてあっちこっちをファインダー越しに眺めていたところ、一人の船頭さんらしき人に、声をかけられた。

「それ、古いカメラ使ってるねえ。僕も、昔、マミヤのC33を使っていたんだよ。今は、RZで風景撮っているんだけどね。三脚はハスキーの3段使っているよ。」

どうやら、写真趣味の船頭さんらしい。しかし、風景写真でRZって、もしかして、ほとんど歩かずに撮るってことじゃないの。どうせなら、木製暗箱の6×9の方が軽いだろうに。って思ったけど、余計なことは言わずに、適当に聞き流した。もちろん、僕が大判使っていることとなんかは言わない。

しばらくすると、長良川温泉の宿泊客(自分でそうやって言っていた。)の酔っ払いのおじさんが、僕たちに近づいてきた。この酔っ払いおじさんは、写真趣味家ではないと思うが、いろいろ話かけてくる。

「何のシャッターチャンス待ってるの?」
「何かいいもん見える?」

とか、かなり鬱陶しいのだ。そもそも、僕は酔っ払いが大嫌いだ。
僕が、「あんたはもう、迷惑なんだよ。」っていうのがそれと分かるような感じで、適当に相槌をうっていたけど、退散する様子もなく、僕の反応が悪いので、おもしろくないせいか、その酔っ払いおじさんは、先ほどからいる船頭さんと話をし始めた。

酔っ払いおじさん「ここって、写真になるような、良いアングルあるの?」

船頭さん「そうだねえ。橋の上から川に向かって撮ると、鵜飼観覧船が真上から撮れるからおもしろいよ。」

僕(そんなもん、撮りたくないって。)

酔っ払いおじさん「でも、今は船の往来がないね。」

船頭さん「そりゃあ、鵜飼は夜のものだから、6時くらいにならないとだめだよ。」

僕(鵜飼なんだから、当たり前だろ。)

酔っ払いおじさん「へー。そりゃいいこと聞いたね。これで、今日の撮影はばっちりだね。いいかい?6時だってさ。橋の上から撮るんだよ。」

酔っ払いおじさん <バンバンって僕の背中をたたく。>

僕(何で、そんな事言われなくっちゃならないんだよっ。人の背中、たたくなよっ。ムキっ。)

僕「いや。でも、今日はこれから雨が降る予定だから、その時間はだめですよ。」
  (ふん。天気がどうであろうとそういうのは、撮らないけどね。)

酔っ払いおじさん「えー。この空模様で、雨なんて降らないよ。」

僕(西の空、真っ暗じゃないか、降るんだよっ)


そんな出来事があったため、すっかり心が乱れてしまい、鵜飼船発着所では、一枚も撮らずに退散した。その後、橋を渡り、対岸の長良川温泉の川沿いを散策する。こちら側には、鵜匠さんの家もあったりして、その日の夜の鵜飼の準備をしていた。

結局、僕は、船を係留させるためのロープを、金属製の朽ちたハシゴと絡めて撮影した。その一枚を撮り終わった頃に、雷鳴が轟いた。急いで、カメラをしまいこみ、自転車に乗って一目散に車に向かった。
自転車を、折りたたみ、車に乗り込んだら雨が降ってきた。それは、5時頃だった。

2007年09月18日

暗室日記

 今夜は暗室をやろうと意気込んだが、暗室をやる前にベッドで横になり、少し休憩したら動くのがおっくうになってしまった。しかし、気を取り直して、1時間の後、バットを並べて暗室作業を開始した。実は、2年くらい前から、子供の写真の良さそうなもの、RCの8×10にまとめようと思いプリントをしている。

 もちろん、それは急務ではないので、一番後回しの作業だったりする。つまり、いつでもいいような、やってもやらなくてもいいような作業だったりもする。(さすがに、やらなくてもいいってことはないか。。)

 まあ、そんなわけで、今夜は8×10を13枚プリントしたけど、何とかものになりそうなものは3枚だけだった。今夜プリントしたネガは全て135からのものだ。つくづく思ったのだが、小さなネガからのプリントって、とても難しい。中判だったら、当たり前のように髪の毛の一本一本まで描写出来るようなシーンでも、そうはいかなかったりする。それに、8×10くらいの大きさでも、やはり粒子は荒れてしまう。

 もしかして、最近、中判がメインになったのは、キレイな画質を得ることが出来るからという理由ではなく、135よりも、中判の方がプリントが楽だからではないのか。135で、キレイなプリントを得るには、かなりのスキルを要求されるような気がする。

2007年09月14日

グアムの写真

ニューマミヤ6 50mm フジ バリグレード 多硫化セレン調色


 結局のところ、グアムで撮影した写真で、作品と呼べそうなものは2枚だけだった。普通に使えそうなものは、他にも何枚かあったけど、そういった写真に労力と印画紙を消費するのは、無駄なような気がする。気に入ったものだけに、多くの時間をかけて、完成度を高めていったほうが、よほどいい。


 キヤノスキャンのLIDE90が届いたので、早速使ってみた。今まで使っていたスキャナよりも、かなりスキャンスピードが速い。こんなことなら、もっと早く買っておけば良かった。
 しかし、品質管理がイマイチなので、ガラスの内側にホコリがくっついていて、スキャン画像にそれが映りこんでしまう。しかし、8×10の印画紙をガラス代に置いた範囲外にあるので、実用上はまったく問題がない。どうしてもホコリが気になったら、スポッティングをするようにして、レタッチするしかない。そんなわけで、試しにレタッチしてみたけど、苦労することもなくホコリを塗りつぶすことが出来た。

 いろいろ機能がありそうなスキャナだけど、カラーモードでスキャンして、シャープネスを原画と同じくらいに調節したら、それで作業は終わりである。余白のトリミングは、もちろん必要だけど。

2007年09月12日

印画紙雑感

 昨日の日記に書いた件だけど、引き続きプリントを試みて、ようやく完成させることが出来た。まあ、それはいいんだけど、今回は、その過程でいろいろな印画紙を使ったので、その事をメモしておこう。全てRCだけど。

*あくまでも僕のプリント条件での感想なので、そこのところ、よろしく。

 
 アグファ

 過去に多用した印画紙の中では、これが一番良かった気がする。ハイライトもスッキリと描写出来ていた。調色特性は抜群だけど、僕にとってはちょっと赤みが強いかな。価格高騰と、いずれ消え行く運命の印画紙なだけに、惜しいけどもう買うことはないでしょう。


 イルフォード

 おそらく、アグファの次に多用した印画紙だと思う。調色しがいのない印画紙で、色調の変化がほとんどない。ハイライトの冴えがオリエンタルやアグファに比べるとイマイチ。しかし、これはおそらく世界のスタンダード印画紙ではないかと思う。

 
 オリエンタル

 意外にも、僕の好みのハイライトになった。かなり好みである。価格が安いのもいい。しかし、調色しても色調が変化しないのと、光沢しかないのが、かなり大きな減点だ。せめて、半光沢紙を製造して欲しいなあと思う。


 フジ

 バリグレードのAMを使っている。全てのメーカーの中で、一番プラスチッキーな感じがする。つまり安っぽい(ような気がする。)。調色後は一番僕好みの色となった。おそらく、この印画紙が僕の今後の主力になると思われる。しかし、印画紙サイズのラインに、何で大全紙がないんだ。バリグレードは、最近になって使い始めた印画紙だけど、しばらくは8×10は、これ以外の銘柄は買わないだろう。

総括

 これからは、やっぱりフジのバリグレードAMだね。それで決まり。フィルムも印画紙も、国内メーカーで自給自足するのさ。そうしておけば、日本に軍事政権が誕生して、鎖国状態になっても大丈夫なのだ。

 問題は、大全紙をどうするかっていうことだけど、涙を飲んで、オリエンタルにしようかなあって思っている。大全紙は、多分調色することはないと思うしね。
 

2007年09月11日

大伸ばし

20070911.JPG

 市の美術展の応募締め切りまで一ヶ月を切ったので、大全紙でプリントしてみた。焼き上がりは、グループプリントエクスチェンジの時のプリントを目指したが、結果は散々だった。

 この写真の肝は、

1.投網が白く際立つこと。
2.人物のシルエットが、つぶれないこと。
3.モクモクとした雲を表現すること(ただし、暗い印象にはならないように。)

グループプリントエクスチェンジの時は、アグファのRCを使い調色も施した。今回は、イルフォードのRCを使用し、調色はしない予定だ。アグファよりも、イルフォードの方が、若干やわらかめなのか、スプリットグレードに用いるフィルターの5号の時間の割合を少し多めにしなければならなかった。「1」については、それで解決した。

「2」と「3」は、試し焼きをしたにもかかわらず、本焼きの方が濃くなってしまった。これではだめだ。試し焼きの時、1分半、現像液につけておいたので、それで現像の進行は止まっていると思っていたが、本番プリントを停止液に移す前に、水切りしている間に、現像が進行したようである。こうなったら、だめ押しで、試し焼きのプリントを2分現像液に浸すことにして、露光データの取り直しをしよう。

2007年08月30日

フジ バリグレード

 7月に購入したフジのRC印画紙、バリグレードAMを使ってみた。多硫化調色をするようになってから、調色適正がある印画紙を探していたけど、ついに発見したという感じである。アグファよりも、渋い感じの色調に仕上がるので、すごく気に入ってしまった。

 今までは、何となく、カッコイイ(おいっ)ので、ヨーロッパの印画紙を喜んで使っていた。もともと僕は、印画紙にそれほどこだわりがある方ではなく、RCは半光沢なら何でも良かったので、調色処理以前は、価格で銘柄を決めていたと言っても良い。印画紙選びの基準は、人それぞれだと思うけど、僕の場合は調色適正があるかどうかがポイントになる。それから、RCで作品を作るなら、やっぱり半光沢の方が好きだ。

 フジのバリグレードだけど、手に持った感じは、イルフォードと比べると、紙というよりも、カード感たっぷりという感じである。(この辺はちょっとマイナス)、それから印画紙とは関係ないけど、8×10の場合、箱が小さいので、かなりキツキツで印画紙が入っているため、取り出し辛い。

 バリグレードは、ヨドバシ価格で8×10(100枚入り)が、6520円である。ポイントを考慮すると、1枚60円くらいになる。同じく調色特性のあるRC印画紙アグファの半額くらいになるのだろうか。バリグレードが気に入ったため、復活したとは言え将来性が不透明で、しかも高価格のアグファを買うことは、今後はもうないだろう。

 昨年、RCの光沢は、ちょっといやだなあと思いつつ、価格が魅力で、オリエンタルのRC、VCRP2を買った。ネット通販だと、今時、8×10(100枚入)で4800円である。しかし、送料がかかるので、実質、1枚辺り60円弱になって、バリグレードと大差ない。それなのに、何でわざわざオリエンタルを買ったのかというと、フジの製品を心理的に避けていたのだ。それは、なぜかと言うと、なんかフジの製品って、あまりにもメジャー過ぎておもしろくないなあってずっと思っていたからだ。だから、ろくに試したこともなかったのである。こんなことなら、もっと早くフジの印画紙を買っておけば良かった。

 残数を気にしながら、使っていたアグファは、これですっきりと使い切る事が出来る。イルフォードやオリエンタルの印画紙は、ベタ焼き用にでも使おうか。バライタは、レンブラントVが気に入っているので、それを使い続けることになるだろう。

 

2007年07月24日

第四回グループプリントエクスチェンジ作品

20070724.JPG

 ニューマミヤ6  50mm  プレスト400(EI200) アグファMCP 0号、2号、5号使用
 多硫化セレン調色

 グアムで一番賑やかなタモン湾で撮影しました。予想はしていたけど、このグアムってとこは、どこもかしこも日本人だらけです。南部の方違うけど。アメリカ本土からは、わざわざグアムまでは来ないのでしょう。

 この写真、タイトルが困るなあ。無難なところで、夕刻の海辺ってところかな。僕は、あまり感情移入したタイトルが好きではないので。。

2007年07月18日

山寺の参道の苔むした地面に建つ御堂

20070718.jpg

マミヤC330proF  80mm  アクロス(EI50) アグファMCP 多硫化セレン調色 谷汲山華厳寺

 最近、スナップには飽きぎみなので、この路線で、作品を作ってみたいと思うけど、なかなか良い被写体に巡り合いません。

 多硫化調色に適した、アグファのRCの在庫が限られています。価格高騰のため、新規で購入する予定はありません。同じ価格で、バライタのレンブラントVが買えてしまいますから。こういう渋い写真は、多硫化調色が、バッチグーなので、ぜひとも調色はしておきたいです。調色処理は、ムチャクチャ臭くって体に悪そうだけど。

 買い直そうかどうか迷っていたスキャナですが、壊れるのを覚悟で、分解してみたら、あっさりとガラスが外れて、内面を拭いたら、汚れが取れました。これで、買い換えずにすみそうです。スキャニング速度は、かなり遅くってイライラしますが、それほど使用頻度が高いものではないので、またしばらくはこれで我慢します。もう6年くらいは、使ってるかも。。

 僕は、自分が残しておきたいと思っている作品は、レンブラントVで四つ切でプリントしています。しかし、四つ切では大きすぎて、スキャン出来ません。そうなると、六つ切りで、もう一枚プリントすることになるのですが、そのためにバライタを使うのは、手間がかかるので、なんだか面倒だなあって思っています。そういうこともあって、アグファのRCは、良かったのですけどねえ。手の届かない存在になってしまって、残念です。

2007年07月13日

プリントエクスチェンジのプリント完成

 何とか、仕上げることが出来た。今はまだ、無造作に乾燥させてあるだけなので、最後のチェックをしてから、封筒詰めして送ろうと思っている。台風が過ぎてからの方がいいかもね。

 今後のRCの主力印画紙を何にしようかなあって悩んでいる。バライタはレンブラントVG2でいいと思っているけど、RCは決め手に欠く。今のところ、オリエンタルとイルフォードとアグファが、同じ分量ずつ手元にある。調色をするようになったので、この3種類の中ではアグファが一番いいんだけど、復活したアグファは高過ぎる。オリエンタルもイルフォードもRCは調色には適していないので、それだったら、価格の安いオリエンタルの方がいい。光沢しかないけど、別段イルフォードに比べて、見劣りするってわけでもない。

 気になっているのは、フジのバリグレードだ。今年の夏くらいに買って、調色適正があるかどうか調べてみよう。

2007年07月11日

プリントエクスチェンジ

 プリントエクスチェンジの写真を7月中に発送しなければならない。グアムの写真がだめだった場合に、6月に古寺で撮影した、まあまあの出来の写真があるので、それを送ろうかとも思っていた。

 グアムで撮影した現像済みのネガを見て、気になったものをキヤビネで30枚ほどプリントしてみた。確認用なので、かなりテキトーなプリントだ。もちろんストレートだし、何も考えずに同じ露光値で、気になるカットをバンバン焼いていった。まだ、半分くらいのネガしか見てないので、もう一度、この作業をしなくてはならない。

 その中に、かなり気に入った写真を発見した。今回は、やっぱりグアムで撮影したこの写真を送ってみよう。

 それにしても、このエクスチェンジは、おもしろい。自分の写真を送ることもそうだが、人様の写真をいただくのが、とても楽しいのである。僕はどちらかいうと、写真をもらうために参加しているようなものだ。無味乾燥な印刷物の写真集なんかと違い、生の写真はほんとうにいいなあって思う。
 届いた封筒を開けて、「おおっ。コレクションが一枚増えたぞ。」って思ったり、「おいおい、これはないだろ。」と思ったり、いろいろと楽しめるのだ。
 
 このエクスチェンジだけど、人様に送る以上は、個人の技量や写真の内容はともかくとして、丁寧に仕上げなくてはならない。写真を丁寧に仕上げるのは、とても大変で時間も労力も精神力も必要になる。だから、体が疲れていたり精神的に余裕がなかったりすると、もうそこで、だめになる。

 以前、仕事が忙しい年明けにエクスチェンジに参加したことがあった。自分では、ちゃんと仕上げたつもりだったけど、後から見直してみると、ひどいものを送っていたようだ。心身の状態を無視して、無理やり作品を仕上げてみても、良い結果なんて生まれない。無理だと思ったら、そういう時期は、送るべき相手のためにも、参加を辞退した方がいいのかもしれない。もしくは、調子の良い時にエクスチェンジ用の予備プリントを作っておくのもいいかもしれない。

2007年07月09日

現像、終わった。

 ブローニー12本、135を3本、グアムのフィルムの現像を終わりました。今回は、ぱっとした写真は少ないかも。
 オレンジフィルターって、使いこなしがとても難しい。適切な露出を与えることがなかなか出来ないのだ。一応、2絞り分の露出倍数がかかるってことになっているらしいけど、それだといつも過露光になっている気がするので、今回のグアムでは、1絞りから1.5絞りの補正にしてみたけど、やっぱり過露光ぎみになっている。ような気がする。スナップだと、一発勝負が多いので、なかなか段階露光が出来ないところが辛い。

 しかしまあ、ネガが、ある程度まとまってあると、プリントするのが楽しみだ。

2007年06月27日

調色液と印画紙との相性

 アグファのRCのMCPを使って、多硫化調色と、セレニウム調色をしてみました。多硫化調色は、満足のいく色調が得られました。セレニウム調色では、あまり変化ありませんでした。

 イルフォードのRCは、多硫化調色では、ほとんど調色されません。フジのRCって、最後に使ったのが20年近く前だけど、もしかしたら、意外にフジの印画紙が多硫化調色液と相性がいいかもしれないなあ。いつか、バリグレードを買ってみよう。レンブラントは、とても良い感じの濃茶になるんだよねえ。

 アグファの新価格の印画紙は、とてもじゃないが、あの価格では買えないなあ。フジのRCに期待しよう。多硫化調色って、日本国内で実践している人っていないのかなあ。情報がほとんどない。

 漂白・硫化調色よりも、かなりいい感じなんだけどねえ。

2007年06月04日

多硫化調色のメソッド

そろそろ、薬品が届く頃なので、今までに得た知識を整理しておこう。


 まずは、通常のプリント定着をする。RCの場合、定着後新鮮な水で連続攪拌で2分間水洗する(手順1)。その後、多硫化カリウムを使用したコダックT8処方で、調色処理をするが、かなりきつい臭いのガスが発生する事が予想されるので、換気が充分な部屋か屋外で処理すること。調色にかかる時間は、液温に依存する。25度くらいがやりやすいかもしれない。夏なら室温でいいと思う。調色処理が終わったら、すぐにQWに浸す。連続攪拌しながら、2分間(手順2)浸した後、流水による連続攪拌2分間を行い(手順3)、終了。

 バライタの場合

 (手順1) を連続攪拌水洗1分、QW5分(攪拌適当)、本水洗(連続攪拌)、1分、2分、3分、4分、1分で行う。
 参照:gelatinesilver by Niijimaさん

 (手順2) QW5分(攪拌適当)

 (手順3) 本水洗(連続攪拌)、1分、2分、3分、4分、1分で行う。


 これでいいと思う。(多分)

2007年05月31日

マイクロフェンタイプ テストプリント

 マイクロフェンタイプを使用した増感現像のテストネガをプリントしてみました。4×5だと、二倍増感度くらいだと、何の不満もない画質を得られることが分かりました。これなら、3倍増感でも充分に満足できるかもしれません。

 動く被写体を4×5で撮影するときは、これでいこうかと思っています。