2008年03月19日

テレコンゴー500mmF9.5

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 手元にやってきた。コンゴーのレンズって、ネット上にはあまり情報がないので、少し書いてみようと思う。新品で買うと、こんな緑の箱に納められいる。
 かなり巨大で重いのかと思ったら、そうでもなかった。むしろ、コンパクトに感じた。

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 カメラに装着したら、こんな感じである。画像を見ると、かなりヘビーな印象を受けるが、実際にはそんなことはない。木製のタチハラでもグラグラするということはない。確かに鏡筒は長いけどレンズ構成は3群4枚なので、レンズがぎっしりと詰まっているわけではないのである。

 このカメラの蛇腹は2段式なので、いくらテレタイプとは言え、最短撮影距離は10mくらいになってしまう。部屋の中ではとても使えないけど、どうせ遠景しか撮らないので、これで十分なのかもしれない。

 あとは、実践で使ってみるだけだ。何とか撮影に出かける時間を確保したい。

2007年12月07日

大判写真との2年間

 大判写真を始めてから、2年間が経過した。この2年の間のことを、まとめてみようと思う。経験してみないと、分からないことは、たくさんあった。もし、大判写真をこれから始める人がいたら、何かの役に立つかもしれないので、初心を忘れないうちに、書いておくことにする。


☆撮影対象☆

 大判写真を始めるまでの数年間は、スナップばかり撮影していた。大判カメラを使っても、スナップ的な撮影方法をしようと試みたけど、すぐに諦めた。それなりのシャッタースピードが稼げないし、三脚必須のカメラだと、風景や静物を撮っていた方が楽しいし、その方が理にかなっていると思う。
 大判カメラを使う以前は、RFがメイン機材として使用していた。RFってやつは、三脚を使って撮影するのは楽しくない。やっぱり手持ちで使うのが楽しいカメラなんだと思う。そのせいか、RFを使っている時は、風景や静物を撮影する時も手持ちだった。そのためか、どうしても微妙にブレるのだ。その当時は、そのことにさえ気がつかなかった。やっぱり三脚を使った撮影とは得られる画質が違うのだ。
 アオリで、被写体の形を調整したり、ピント位置を調整出来るのは、とても楽チンだ。手持ち撮影のように、素早くは撮れないけど、被写体に向かった時の自由度はとても大きい。


☆撮影に関して☆

 なんか、木製フィールドカメラっていうと、スローライフ的で、ゆったりのんびりっていうイメージがあるけど、実はかなり忙しいのだ。撮影現場に到着すると、三脚をセッティングし、カメラを組み立て、レンズを装着し、あれこれ小物を用意することになる。
 ビューファインダーは、逆像で風景を見るんだけど、最初はかなり違和感があった。しかし、慣れのせいなのか、「逆」であることに最近はまったく違和感がなくなった。
 アオリは、建築物をまっすぐ撮影するためのライズと、ピントを合わせるためのティルトを使用するくらいである。スイングなんて、まず使うことはないだろう。そう考えると、大きなアオリ量なんて必要ないのかもしれない。


☆大判って、それほど違うのか?☆

 結論から言えば、違うと思う。6×9フォーマットでも広いフィルム面積なので、4×5と大差ないであろうと思っていた。しかし、6×9フォーマットって、例えば、8×10の印画紙にプリントしたら引伸ばし倍率的には、6×6フォーマットと大差ないのである。つまり、6×6フォーマットも6×9フォーマットも画質は同じである。印画紙の余白が多いか少ないかだけの違いと言っても良い。(もちろん、フォーマットによる表現意図は別としてだが。)
 やはり、4×5フォーマットは、それなりの有利さが存在するのだ。立体感は、ほんと素晴らしいと思う。これは立体写真かと思うほどの写真が撮れることがある。(巷で評判のライカレンズの立体感なんて、どうでもよくなる。)


☆撮影機材☆

カメラ

 最初に買った「タチハラフィルスタンド45」から、同じタチハラの「ハンディビュー4521」に買い換えた。買い換えた理由は、リアスタンダード(後枠)を動かすときに、ギアで稼動させることが出来なかったからという理由が大きい。これは、風景撮影ではあまり関係ないけど、近距離で静物を撮影する時は、ギア付きの方が便利だからだ。金属製カメラの方が堅牢でいいと思うけど、少しでも持ち運びを軽くしたいなら、木製になる。三脚にも影響してくるしね。

レンズ

 フジノンの105mm、150mm、ニッコールの210mm、300mmの四本を使用している。150mm、300mm、210mm、105mmの順番で買った。どの焦点距離もそれなりの使用頻度だ。135フィルム換算だと、28mmから90mmくらいをカバーすることになる。
 どれも、たまたま現行品(生産中止のため、最後のモデル)だが、全て中古で買った。
 
 それぞれのレンズの使い心地について書いてみることにする。

 <FUJINON CM Wide 105mm F5.6>
 タチハラで、通常のレンズボードで使用するには、この焦点距離辺りが限界かもしれない。これ以上広角になると、アオリをするのに支障が出てくると思われる。

 <FUJINON CM Wide 150mm F5.6>
 4×5フィルムの標準レンズ。普通に使いやすい。軽くて明るい。フジのレンズは、気のせいかアクロスと組み合わせた時、とても良い感じになる。(気がする。)

 <NIKKOR W 210mm F5.6>
 僕が持っている4本の中では、一番重いレンズで、重量は460gである。カメラに装着した姿は、とても立派に見える(笑)
 立体感がある写真が撮れる。

 <NIKKOR M 300mm F9>
 これは、大人気レンズらしい。こんな暗い開放値で大丈夫かと思ったけど、まったく違和感はない。暗くて困ったということもない。テッサータイプのためか、とてもコンパクトなレンズ。ロールフィルムホルダーと組み合わせて、6×9フォーマットで使うことが多い。6×9だと、135フィルム換算で、200mm弱くらいになる。描写は、もしかしたら好みではないかもしれない。(もう少し使い込まないと!)


ロールフィルムホルダー

 最初、ホースマンの6×7ホルダーを買ったけど、これはタチハラではとても使いにくかったので、トヨ製のものに買い換えた。ホースマンのものは、ピントグラスを取り外せないタチハラでは、使ってはいけないと思う。フレンネルレンズを傷つけてしまい、取り替えたという経緯がある。タチハラで、ロールフィルムホルダーを使うときは、くれぐれもトヨ製を買うこと。
 6×7よりも、僕にとっては6×9の方が、使いやすい。万一、6×7や6×6が欲しいときでも、トリミングすれば、それで良い。


カットフィルムホルダー

 8個のホルダーを使用している。両面使用なので、フィルム枚数だと16枚ってことになる。アクロスと320TXを半分ずつ、装填している。


スポットメーター

 セコニックのL-508を使用している。これも必需品だ。使いやすいけど、ボタン類の感触を、もう少し何とかして欲しい。現行では、L-758という高級品しか商品ラインにはない。


三脚

 木製フィールドカメラには、それほど重量級の三脚なんて使わなくても大丈夫だ。ベルレバッハの木製三脚を愛用しているけど、将来的には、ハスキー3段を買う予定。スリックのプロ500を使うこともある。


冠布

 これは、タチハラでは必需品。エツミ製の黒赤のものを使っている。運搬時にカメラを包んだり、地面で荷物を広げる時等、いろいろ重宝する。遮光さえ出来れば、色なんか何でもいいので、次に冠布が必要になったら、手芸店で気に入った柄の布切れを買ってきて、ミシンで加工しようと思っている。


ピントルーペ

 僕にとっては、必要ない。肉眼でピントグラスを見るだけで、充分だ。今では持ち歩くことさえなくなった。


ケーブルレリーズ

 ハクバの、ありふれた安価なものを使用している。これは、重要アイテムだけど、ふとしたことで、紛失してしまいそうなものなので、予備に、もう一つ買ったほうがいいかもしれない。


フィルム

 4×5とブローニーはフジのアクロス。コダックの320TX(4×5)も使うけど、これは他に選択肢がないため、仕方がなく使っている。ブローニーは、プレスト400を使うこともある。おそらく、今後はアクロスが僕の主力フィルムになるであろう。


フィルター

 ゼラチンではなく、通常の円形フィルターを使用している。小型カメラで使用しているものをそのまま使っている。105mm・210mmは、フィルター径が67mm、150mm・300mmはフィルター径52mmなので、2種類の口径で、オレンジ、イエローのSCフィルターを使用しているが、ほとんどオレンジしか使っていない。人物や静物は、フィルターは使用していない。
 SCフィルターは、頻繁に付け外しをするために、保護フィルターは使っていない。将来的に、角型のゼラチンフィルターに切り替えたいけど、まだ先になりそうだ。


フード

 広角用、通常用の汎用のラバーフードを使用しているが、その時の光の状況次第で、必要がなければ使わなかったり、フードで間に合わなければ、フィルムホルダーの引きブタ等で、影をレンズに落としている。蛇腹式のフードがあればいいなあとは思うけど、今の状態でもハレ切りは出来ているので、余計な荷物は増やさない方がいいし、、と、悩み中である。蛇腹式フードを買うなら、角型フィルターホルダー付きのものにして、フィルターもゼラチンにするだろう。


カメラバッグ

 大判機材一式は、かなりの重量になるので、カメラバッグの選択を誤ると、体力の消耗にもつながる。ある程度の距離を歩くという条件だと、バックパックしかない。ショルダーやアルミバッグをカートで運んだりと、いろいろ試してみたけど、バックパックが一番楽だ。スナップと違い、一度腰を据えたら、しばらくはそこから動かないのが大判写真撮影なので、背中から荷物を降ろすのは、苦にならない。
 そんなわけで、ハクバの「GWNEOフォトリュックM」という商品を使用している。価格の割には、とても使いやすい。レリーズやフィルター等の小物類は、すぐに手の届く場所にあった方がいいので、リュックには入れずに、ウエストバッグに収納している。


筆記用具

 シートフィルムは、一枚ずつ撮影条件を変えて撮ることが出来るけど、それを暗記しておくのは無理なので、EIや、相反則不軌に関するデータなんかを記録して、現像時に備える。


水準器

 カメラや三脚に付いているので、使用することはなくなった。


☆暗室機材☆


暗室

 大判写真を始める前の暗室では、夜にプリント作業を行うだけであったので、そこそこの遮光が出来れば良かったのだが、印画紙が被らない暗室と、フィルムが被らない暗室では、遮光条件がまるで違うのだ。ダークバッグ内でカットフィルムホルダーにフィルムを装填するのは、ホコリが付きそうだし作業性が悪いので、暗室内で作業が出来るように遮光性を向上させた。
 手引書によく載っているような、トランプ攪拌による手現像は、最初からやるつもりはなかった。あんな方法でうまく出来る自信はなかったし、そもそも、連続攪拌法は好きではない。しかし、ここから苦悩が始まるのだ。タンク現像も、うまくいかず、結局のところ、暗室内でフィルムハンガーで処理する方法で現像している。この方法でずっといくかどうかは、まだ分からないけど。


引伸ばし機

 最大の難関は、カメラやレンズの撮影機材ではなく、実は引伸ばし機だった。高価で大きいというのがその理由だ。現像を外注するつもりは、最初からなかったので、大判写真を始めるということは、暗室機材も、一新するというのは、僕にとっては同義であった。大判写真の道に、入るかどうかを一年近く迷ったのは、引伸ばし機の悩みが大きかったからだ。
 中古も探したが、なかなか良い出物にめぐり合えず、結局、新品で多階調ユニット付きの、LPL7454を購入した。一消費者としては、暗室市場にかなり大きな貢献をしたと思っている(笑)
 そもそも、今の時代、一年間で何台売れるんだろうと思ってしまう。LPLにこの引伸ばし機の事で、問い合わせのメールしたら、すぐに電話で回答があって、とても好感が持てた。


引伸ばしレンズ

 中古の引伸ばしレンズが、なかなか見つからなかったので、ELニッコールの150mmを新品で購入した。引伸ばしレンズの割には高かった。これも、既に生産終了してしまった。6×9を引伸ばすために、ELニッコールの105mmも購入した。これは、中古でいいのが見つかった。105mmは、6×6をプリントするときも、使っている。レンズと印画紙の距離が取れるので、何かと都合が良い。


作業台

 引伸ばし機が重量級なので、それに見合うサイズと強度の作業台をホームセンターでSPF材を購入し、自作した。


ハンガー

 ネガ現像の最良の方法は、模索中であるけど、今はISEのプラスチックハンガーを使用している。しかし、これにも問題がないわけではなく、まだまだ、試行錯誤中である。


☆そこまでして、大判写真をやる意味があるのか!?☆

 これは、人それぞれだと思う。撮影も暗室も、中判までで通用した手法を用いても、大判では、うまくいかないことが多い(特にネガ現像)。しかし、そういうことを一つずつ解決していくと、小フォーマットを使うときにも、フィードバックされるのだ。
 撮影機材だけなら、中古で揃えれば、それほど高くはない。得られる画質からすれば、安いとさえ言えるだろう。しかし、暗室道具は高価だ。引伸ばし機さえ、うまく入手できれば大判写真への敷居は決して高くないと思う。
 人に強く勧めることはしないけど、僕としてはやっぱり大判写真の世界に入って良かったと思っている。時間がかかる割には、なかなかうまくいかないんだけど、趣味としてやるにはそれでいいと思っている。
 

2007年11月08日

流木

タチハラフィルスタンド45Ⅱ ハンディビュー4521 ニッコールW210mm オレンジフィルター
アクロス(EI50) シュテックラー氏二浴式現像液 
LPLV7454 アグファMCP312 パピトール 多硫化セレン調色

 こういった漂着物は、意外に少なかった。このレンズ、以前は好きではなかったが、とても立体感のある描写をしてくれるような気がする。今は、お気に入りのレンズだ。

 なんとなく、雲の白さに冴えがないような気がする。こういう時に、ブリーチすればいいんだろうなあ。まだ、最終プリントとするには、難があるかも。もう少し煮詰めてみよう。赤血塩もたっぷりあることだし。

 焼き込みや、ブリーチなんかをやったりすると、例えデータを記録しておいても、同じプリントを作り出す事は、まず不可能だ。しかし、ある意味、同じものが二つとないものの方がありがたみがあるかもしれない。デジタルだったら、同じプリントが、プリンターからいくらでも、出力出来るんだろうけど。

2007年11月07日

桟橋

タチハラフィルスタンド45Ⅱ ハンディビュー4521 フジノンW105mm オレンジフィルター
アクロス(EI50) シュテックラー氏二浴式現像液 アグファMCP312 パピトール 多硫化セレン調色

 当然のことながら、アスペクト比率は4:5なんだけど、この比率でまとめあげるのは、結構難しい。割り切って、4:4で構成した。

 水平線が傾いてる。次回のプリントはまっすぐにして焼こう。最近、大判用の75mmが使ってみたい。

2007年09月30日

カメラバッグ

20070930.jpg

 大判カメラをどうやって運搬するのがいいか、今まで、いろいろ試したみたけど、やっぱりリュックで運ぶのが、僕の撮影スタイルには向いていそうだ。

 ショルダーバッグは、小型カメラや、中判RFなんかだといいけど、とても大判カメラには使えない。アルミバッグは、車の周辺に限定するならいいけど、これを担いで、何キロも歩くのは無理がある。カートで運ぶにも、砂浜や石ころの多いところだと、事実上無理。そんなわけで、リュックという選択肢が唯一無二の選択肢となる。僕はカメラ用のリュックは持っていなかったので、モンベルのハイキング用リュックにインナーケースを入れて、何度か使ってみた。琵琶湖岸を10キロくらい歩いてみたけど、問題なさそうだ。しかし、やはりカメラ用でないため、かなり使い勝手が悪い。

 そんなわけで、各社のカタログを、にらめっこして、ハクバのフォトリュックMを買う事にした。ブランドイメージ的には、ロープロが、格好いいなあって思ったけど、いかんせん高すぎる。

 どこの店で買うのが安いのかなあと思って、いろいろ調べていたら、らっこ堂が、だんとつに安かった。土曜日の昼くらいにネット注文したら、日曜日の朝には商品が到着した。すごい早さだ。

 このフォトリュックMは、量販店で何度もさわった事がある。しかし、実際にカメラやレンズを収納して、背負ってみないと、最終的には、どうなのか分からない。しかし、店に、大判カメラ一式を持ち込んで、あれこれいじるわけにも、いかない。カメラバッグは、使ってみるまで、それがどうなのかは分からないので、賭けの部分はある。

 カメラ、レンズを収納してみると、なんと、タチハラにぴったりのサイズであった。これには、さすがに驚いた。しかし、三脚をリュックにくっつけて歩くのは無理そうだ。重量があるので、肩にかなり負担がかかってしまう。三脚は、手に持って歩くしかないだろうなあって思っている。カーボン三脚なら、いいかもしれないけど、大判カメラでカーボン三脚っていうのも、どうかと思うしなあ。父親がカーボン三脚を持っているので、試してみようかとは思うけど。

2007年09月04日

大判カメラの運搬

 性懲りもなく、また琵琶湖へ行った。知内浜の駐車場から、大判一式を詰め込んだバックパックを背負い、海津方面へ、ひたすらビーチを歩いた。最初は砂浜で、次第に石が混じりだし、漁港を抜けると、岩がゴロゴロするようになった。帰りは、造り酒屋や、佃煮工場がある海津の宿場町を通った。

 距離的には往復で5キロくらいだった。大判カメラを持ち歩くのに、ショルダーバッグや、アルミケース、バックパックと、いろいろ試してみたけど、やっぱりバックパックが一番適しているような気がする。ただし、僕が使っているバックパックはカメラ用ではないので、ハーネスの作りが重い装備を持ち歩くのに適していないようで、肩や背中に負担がかかる。マミヤCくらいなら、何もカメラ用ではなくっても、普通のバックパックで充分だし、その方が仰々しくなくっていい。

 カメラ用のバックパックって買ったことがないけど、持ち運びが随分楽になるのかな。こればっかりは、買って使ってみないと分からない。

 真夏の、むちゃくちゃ暑くない時期であれば、大判カメラを背負って歩くのは不可能じゃないなあって思った。レリーズや露出計等の小物は、バックパックではなく、ウエストバッグに入れておくのが使いやすい。今後は、このスタイルで撮影に行こう。

2007年08月26日

久しぶりの琵琶湖

20070825.jpg
CANON PowerShot A70


 僕が愛して止まない、マキノの湖岸へ、55mmを装着したマミヤC330fと、タチハラハンディービュー4521を持って、出かけた。南国の空と違って、夏でも日本の空は強烈な青と雲の白というコントラストにはならない。空の青さがどことなくやさしい感じがする。南国の空は、とても刺激的であるけど、やはり日本の空のコントラストの方が、ほっとする。

 この写真のビーチは知内浜というところだ。僕の自宅からだと、車で2時間くらいの距離になる。この2時間という時間は、日常から抜け出し、脳内のシステムを非日常モードに入れ替える作業をするには、適当な時間だと思う。

 デジカメの画像は、僕にとって重要でないため、いつもフルオートで撮ってたりするけど、やっぱりこの場合は、EV1段分くらいアンダーぎみに撮った方が、イメージどおりになる。この光景をフルオートで撮影すると、日向の部分のトーンがとびぎみになるのだ。しかしまあ、デジカメでは、あまり真剣に撮らないのどちらでもいいんだけど。

 晩夏の夕方に向かう時間の、湖岸の木漏れ日で過ごす時間ってとてもいいと思う。一年の間で、最も好きな時だ。

 この日は、マミヤC330fでブローニーを1本と、4×5を3枚撮影した。4×5は、トライX320(EI1250)を使った。昼間でも、ある程度絞ってしまうと、シャッタースピードがどうしても遅くなってしまう。なかなかじっとしていてくれない子供や、風で微妙に揺れる草を止めようと思うと、そこそこのスピードは稼がなくてはならない。とは言いつつ、今回もちゃんと止める事が出来たのかは怪しいが。。
 マイクロフェンタイプで現像しよう。2倍増感でも、4×5画質なら、ビクともしないのがいい。あとは、現像する時間を何とか見つけよう。

2007年04月12日

大判カメラ

 大判カメラの使い方が、僕なりに安定してきたような気がする。風景写真を撮る場合、アオリという機能は、とても便利なものだ。絞り開放でも、ティルトを使うと、撮影対象にもよるけど、かなり広い範囲でピントを合わせることが出来てしまう。フロント部でティルトを行うと、レンズの向く方向が変わるので、当然、フレーミングのやり直しをしなくてはならないので、今のところ、バックティルトでピント合わせをしている。しかし、バックティルトは被写体の形状を変化させてしまうので、どうしてもそれが気になるときは、フロントティルトを使用しなくてはならない。アオリでも、横方向のティルトに相当するスウィングは、あまり出番がなさそうである。

 地面に対して垂直なもの(木とか建造物とか)を撮影する時には、アオリ機構のないカメラでまっすぐに撮影するのは、至難の技だ。しかし、ライズというアオリを使い、フィルム面の垂直を保つと、ちゃんとまっすぐに撮影できる。これも便利である。

 4×5以上の多くのビューカメラに言えることであるが、使用できるフォーマットが多いことも利点の一つである。車で移動するときは、6×7と6×9のロールフィルムホルダーを携帯し、その使用頻度はかなり高い。6×7のロールフィルムホルダーは知識不足のため、ホースマンのものを買ってしまったので、これはトヨのものに買い換えようと思っている。タチハラでホースマンのロールフィルムホルダーは使えないことはないけど、ピントグラスに傷が付かないようにするのに、かなり気を使うのだ。非常に使い辛いし、神経を使うのだ。言っておくけど、ホースマンのロールフィルムホルダーがだめだというわけではなく、タチハラには合わないということだ。中古で、適当なものを見つけて買おうと思っている。

 早く仕事が一段落して、カメラを持って撮影に行きたいなあ。

 

2007年03月04日

タチハラ ハンディビュー4521

 土曜日は、大阪のヨドバシカメラへ、注文してあったタチハラを引き取りに行って来た。ヨドバシで買い物とウインドーショッピングをして、すぐにまた岐阜まで帰ってきた。

 今回買ったタチハラの木製暗箱は、タチハラフィルスタンド45Ⅱ(これは機種依存文字!?)、なんだけど、別名ハンディービュー4521という名称が付いていた。附属の説明書(何かの雑誌に掲載されたコピー)を見ると、21世紀型の木製暗箱らしい。

 通常のタチハラフィルスタンド45(以下1型)との相違点は、バックフォーカスがし易いように、バック部に歯車が付いている。1型は歯車がないだけで、バックフォーカス出来ないわけではない。でも、2型の方が操作性は良い。近接撮影する時はいいかもしれない。でも、モノレールを所有している人であれば、近接撮影はモノレールっていうことで、使い分け出来るんだろうな。

 それから、上部に水準器が付いていて(TOYO製)、アクセサリーシューも付いている。ハンドストラップはデフォルトで付いているけど、長いストラップの取り付けが出来るようなアイレットもある。1型に比べて、多少ぶ厚くなって、剛性は向上している。しかし、その分若干重くなっている。

 第一印象はこんなところだ。今回は、本革蛇腹のものが欲しかったので、注文してから納品されるまでに、随分時間がかかってしまった。本革蛇腹は黒しかないので、それに合わせて、木部の塗装は、木地の色を生かした塗装(透明な上塗りのみ)にし、金具はシルバーにした。タチハラでいうFSというカラーリングである。本革で赤蛇腹があったら、前回と同じGFRにしたかもしれないんだけどね。

 来週には、今住んでいるアパートから、新居へ引っ越さなくてはならない。思い返せば、僕の人生の中では大変な2年半だった。ハンディービュー4521で初めて撮った景色は、窓から見えるなんてことのない田舎の光景だった。柿畑が続く、開放的な窓からの景色がとても僕は好きだった。

タチハラ ハンディビュー4521

 土曜日は、大阪のヨドバシカメラへ、注文してあったタチハラを引き取りに行って来た。ヨドバシで買い物とウインドーショッピングをして、すぐにまた岐阜まで帰ってきた。

 今回買ったタチハラの木製暗箱は、タチハラフィルスタンド45Ⅱ(これは機種依存文字!?)、なんだけど、別名ハンディービュー4521という名称が付いていた。附属の説明書(何かの雑誌に掲載されたコピー)を見ると、21世紀型の木製暗箱らしい。

 通常のタチハラフィルスタンド45(以下1型)との相違点は、バックフォーカスがし易いように、バック部に歯車が付いている。1型は歯車がないだけで、バックフォーカス出来ないわけではない。でも、2型の方が操作性は良い。近接撮影する時はいいかもしれない。でも、モノレールを所有している人であれば、近接撮影はモノレールっていうことで、使い分け出来るんだろうな。

 それから、上部に水準器が付いていて(TOYO製)、アクセサリーシューも付いている。ハンドストラップはデフォルトで付いているけど、長いストラップの取り付けが出来るようなアイレットもある。1型に比べて、多少ぶ厚くなって、剛性は向上している。しかし、その分若干重くなっている。

 第一印象はこんなところだ。今回は、本革蛇腹のものが欲しかったので、注文してから納品されるまでに、随分時間がかかってしまった。本革蛇腹は黒しかないので、それに合わせて、木部の塗装は、木地の色を生かした塗装(透明な上塗りのみ)にし、金具はシルバーにした。タチハラでいうFSというカラーリングである。本革で赤蛇腹があったら、前回と同じGFRにしたかもしれないんだけどね。

 来週には、今住んでいるアパートから、新居へ引っ越さなくてはならない。思い返せば、僕の人生の中では大変な2年半だった。ハンディービュー4521で初めて撮った景色は、窓から見えるなんてことのない田舎の光景だった。柿畑が続く、開放的な窓からの景色がとても僕は好きだった。