2007年12月07日

大判写真との2年間

 大判写真を始めてから、2年間が経過した。この2年の間のことを、まとめてみようと思う。経験してみないと、分からないことは、たくさんあった。もし、大判写真をこれから始める人がいたら、何かの役に立つかもしれないので、初心を忘れないうちに、書いておくことにする。


☆撮影対象☆

 大判写真を始めるまでの数年間は、スナップばかり撮影していた。大判カメラを使っても、スナップ的な撮影方法をしようと試みたけど、すぐに諦めた。それなりのシャッタースピードが稼げないし、三脚必須のカメラだと、風景や静物を撮っていた方が楽しいし、その方が理にかなっていると思う。
 大判カメラを使う以前は、RFがメイン機材として使用していた。RFってやつは、三脚を使って撮影するのは楽しくない。やっぱり手持ちで使うのが楽しいカメラなんだと思う。そのせいか、RFを使っている時は、風景や静物を撮影する時も手持ちだった。そのためか、どうしても微妙にブレるのだ。その当時は、そのことにさえ気がつかなかった。やっぱり三脚を使った撮影とは得られる画質が違うのだ。
 アオリで、被写体の形を調整したり、ピント位置を調整出来るのは、とても楽チンだ。手持ち撮影のように、素早くは撮れないけど、被写体に向かった時の自由度はとても大きい。


☆撮影に関して☆

 なんか、木製フィールドカメラっていうと、スローライフ的で、ゆったりのんびりっていうイメージがあるけど、実はかなり忙しいのだ。撮影現場に到着すると、三脚をセッティングし、カメラを組み立て、レンズを装着し、あれこれ小物を用意することになる。
 ビューファインダーは、逆像で風景を見るんだけど、最初はかなり違和感があった。しかし、慣れのせいなのか、「逆」であることに最近はまったく違和感がなくなった。
 アオリは、建築物をまっすぐ撮影するためのライズと、ピントを合わせるためのティルトを使用するくらいである。スイングなんて、まず使うことはないだろう。そう考えると、大きなアオリ量なんて必要ないのかもしれない。


☆大判って、それほど違うのか?☆

 結論から言えば、違うと思う。6×9フォーマットでも広いフィルム面積なので、4×5と大差ないであろうと思っていた。しかし、6×9フォーマットって、例えば、8×10の印画紙にプリントしたら引伸ばし倍率的には、6×6フォーマットと大差ないのである。つまり、6×6フォーマットも6×9フォーマットも画質は同じである。印画紙の余白が多いか少ないかだけの違いと言っても良い。(もちろん、フォーマットによる表現意図は別としてだが。)
 やはり、4×5フォーマットは、それなりの有利さが存在するのだ。立体感は、ほんと素晴らしいと思う。これは立体写真かと思うほどの写真が撮れることがある。(巷で評判のライカレンズの立体感なんて、どうでもよくなる。)


☆撮影機材☆

カメラ

 最初に買った「タチハラフィルスタンド45」から、同じタチハラの「ハンディビュー4521」に買い換えた。買い換えた理由は、リアスタンダード(後枠)を動かすときに、ギアで稼動させることが出来なかったからという理由が大きい。これは、風景撮影ではあまり関係ないけど、近距離で静物を撮影する時は、ギア付きの方が便利だからだ。金属製カメラの方が堅牢でいいと思うけど、少しでも持ち運びを軽くしたいなら、木製になる。三脚にも影響してくるしね。

レンズ

 フジノンの105mm、150mm、ニッコールの210mm、300mmの四本を使用している。150mm、300mm、210mm、105mmの順番で買った。どの焦点距離もそれなりの使用頻度だ。135フィルム換算だと、28mmから90mmくらいをカバーすることになる。
 どれも、たまたま現行品(生産中止のため、最後のモデル)だが、全て中古で買った。
 
 それぞれのレンズの使い心地について書いてみることにする。

 <FUJINON CM Wide 105mm F5.6>
 タチハラで、通常のレンズボードで使用するには、この焦点距離辺りが限界かもしれない。これ以上広角になると、アオリをするのに支障が出てくると思われる。

 <FUJINON CM Wide 150mm F5.6>
 4×5フィルムの標準レンズ。普通に使いやすい。軽くて明るい。フジのレンズは、気のせいかアクロスと組み合わせた時、とても良い感じになる。(気がする。)

 <NIKKOR W 210mm F5.6>
 僕が持っている4本の中では、一番重いレンズで、重量は460gである。カメラに装着した姿は、とても立派に見える(笑)
 立体感がある写真が撮れる。

 <NIKKOR M 300mm F9>
 これは、大人気レンズらしい。こんな暗い開放値で大丈夫かと思ったけど、まったく違和感はない。暗くて困ったということもない。テッサータイプのためか、とてもコンパクトなレンズ。ロールフィルムホルダーと組み合わせて、6×9フォーマットで使うことが多い。6×9だと、135フィルム換算で、200mm弱くらいになる。描写は、もしかしたら好みではないかもしれない。(もう少し使い込まないと!)


ロールフィルムホルダー

 最初、ホースマンの6×7ホルダーを買ったけど、これはタチハラではとても使いにくかったので、トヨ製のものに買い換えた。ホースマンのものは、ピントグラスを取り外せないタチハラでは、使ってはいけないと思う。フレンネルレンズを傷つけてしまい、取り替えたという経緯がある。タチハラで、ロールフィルムホルダーを使うときは、くれぐれもトヨ製を買うこと。
 6×7よりも、僕にとっては6×9の方が、使いやすい。万一、6×7や6×6が欲しいときでも、トリミングすれば、それで良い。


カットフィルムホルダー

 8個のホルダーを使用している。両面使用なので、フィルム枚数だと16枚ってことになる。アクロスと320TXを半分ずつ、装填している。


スポットメーター

 セコニックのL-508を使用している。これも必需品だ。使いやすいけど、ボタン類の感触を、もう少し何とかして欲しい。現行では、L-758という高級品しか商品ラインにはない。


三脚

 木製フィールドカメラには、それほど重量級の三脚なんて使わなくても大丈夫だ。ベルレバッハの木製三脚を愛用しているけど、将来的には、ハスキー3段を買う予定。スリックのプロ500を使うこともある。


冠布

 これは、タチハラでは必需品。エツミ製の黒赤のものを使っている。運搬時にカメラを包んだり、地面で荷物を広げる時等、いろいろ重宝する。遮光さえ出来れば、色なんか何でもいいので、次に冠布が必要になったら、手芸店で気に入った柄の布切れを買ってきて、ミシンで加工しようと思っている。


ピントルーペ

 僕にとっては、必要ない。肉眼でピントグラスを見るだけで、充分だ。今では持ち歩くことさえなくなった。


ケーブルレリーズ

 ハクバの、ありふれた安価なものを使用している。これは、重要アイテムだけど、ふとしたことで、紛失してしまいそうなものなので、予備に、もう一つ買ったほうがいいかもしれない。


フィルム

 4×5とブローニーはフジのアクロス。コダックの320TX(4×5)も使うけど、これは他に選択肢がないため、仕方がなく使っている。ブローニーは、プレスト400を使うこともある。おそらく、今後はアクロスが僕の主力フィルムになるであろう。


フィルター

 ゼラチンではなく、通常の円形フィルターを使用している。小型カメラで使用しているものをそのまま使っている。105mm・210mmは、フィルター径が67mm、150mm・300mmはフィルター径52mmなので、2種類の口径で、オレンジ、イエローのSCフィルターを使用しているが、ほとんどオレンジしか使っていない。人物や静物は、フィルターは使用していない。
 SCフィルターは、頻繁に付け外しをするために、保護フィルターは使っていない。将来的に、角型のゼラチンフィルターに切り替えたいけど、まだ先になりそうだ。


フード

 広角用、通常用の汎用のラバーフードを使用しているが、その時の光の状況次第で、必要がなければ使わなかったり、フードで間に合わなければ、フィルムホルダーの引きブタ等で、影をレンズに落としている。蛇腹式のフードがあればいいなあとは思うけど、今の状態でもハレ切りは出来ているので、余計な荷物は増やさない方がいいし、、と、悩み中である。蛇腹式フードを買うなら、角型フィルターホルダー付きのものにして、フィルターもゼラチンにするだろう。


カメラバッグ

 大判機材一式は、かなりの重量になるので、カメラバッグの選択を誤ると、体力の消耗にもつながる。ある程度の距離を歩くという条件だと、バックパックしかない。ショルダーやアルミバッグをカートで運んだりと、いろいろ試してみたけど、バックパックが一番楽だ。スナップと違い、一度腰を据えたら、しばらくはそこから動かないのが大判写真撮影なので、背中から荷物を降ろすのは、苦にならない。
 そんなわけで、ハクバの「GWNEOフォトリュックM」という商品を使用している。価格の割には、とても使いやすい。レリーズやフィルター等の小物類は、すぐに手の届く場所にあった方がいいので、リュックには入れずに、ウエストバッグに収納している。


筆記用具

 シートフィルムは、一枚ずつ撮影条件を変えて撮ることが出来るけど、それを暗記しておくのは無理なので、EIや、相反則不軌に関するデータなんかを記録して、現像時に備える。


水準器

 カメラや三脚に付いているので、使用することはなくなった。


☆暗室機材☆


暗室

 大判写真を始める前の暗室では、夜にプリント作業を行うだけであったので、そこそこの遮光が出来れば良かったのだが、印画紙が被らない暗室と、フィルムが被らない暗室では、遮光条件がまるで違うのだ。ダークバッグ内でカットフィルムホルダーにフィルムを装填するのは、ホコリが付きそうだし作業性が悪いので、暗室内で作業が出来るように遮光性を向上させた。
 手引書によく載っているような、トランプ攪拌による手現像は、最初からやるつもりはなかった。あんな方法でうまく出来る自信はなかったし、そもそも、連続攪拌法は好きではない。しかし、ここから苦悩が始まるのだ。タンク現像も、うまくいかず、結局のところ、暗室内でフィルムハンガーで処理する方法で現像している。この方法でずっといくかどうかは、まだ分からないけど。


引伸ばし機

 最大の難関は、カメラやレンズの撮影機材ではなく、実は引伸ばし機だった。高価で大きいというのがその理由だ。現像を外注するつもりは、最初からなかったので、大判写真を始めるということは、暗室機材も、一新するというのは、僕にとっては同義であった。大判写真の道に、入るかどうかを一年近く迷ったのは、引伸ばし機の悩みが大きかったからだ。
 中古も探したが、なかなか良い出物にめぐり合えず、結局、新品で多階調ユニット付きの、LPL7454を購入した。一消費者としては、暗室市場にかなり大きな貢献をしたと思っている(笑)
 そもそも、今の時代、一年間で何台売れるんだろうと思ってしまう。LPLにこの引伸ばし機の事で、問い合わせのメールしたら、すぐに電話で回答があって、とても好感が持てた。


引伸ばしレンズ

 中古の引伸ばしレンズが、なかなか見つからなかったので、ELニッコールの150mmを新品で購入した。引伸ばしレンズの割には高かった。これも、既に生産終了してしまった。6×9を引伸ばすために、ELニッコールの105mmも購入した。これは、中古でいいのが見つかった。105mmは、6×6をプリントするときも、使っている。レンズと印画紙の距離が取れるので、何かと都合が良い。


作業台

 引伸ばし機が重量級なので、それに見合うサイズと強度の作業台をホームセンターでSPF材を購入し、自作した。


ハンガー

 ネガ現像の最良の方法は、模索中であるけど、今はISEのプラスチックハンガーを使用している。しかし、これにも問題がないわけではなく、まだまだ、試行錯誤中である。


☆そこまでして、大判写真をやる意味があるのか!?☆

 これは、人それぞれだと思う。撮影も暗室も、中判までで通用した手法を用いても、大判では、うまくいかないことが多い(特にネガ現像)。しかし、そういうことを一つずつ解決していくと、小フォーマットを使うときにも、フィードバックされるのだ。
 撮影機材だけなら、中古で揃えれば、それほど高くはない。得られる画質からすれば、安いとさえ言えるだろう。しかし、暗室道具は高価だ。引伸ばし機さえ、うまく入手できれば大判写真への敷居は決して高くないと思う。
 人に強く勧めることはしないけど、僕としてはやっぱり大判写真の世界に入って良かったと思っている。時間がかかる割には、なかなかうまくいかないんだけど、趣味としてやるにはそれでいいと思っている。
 

2006年12月21日

タチハラフィルスタンド4×5の2型

 流行らないかなあと思いつつ、毎回、大判写真のことを日記に書いてるわけですが、一向に大判の世界へ一歩脚を踏み出す人が現れません。一歩でも踏み出せば、引きずり込んでやるのに。

 大判写真を始めて一年ちょっとが経過して、いろいろな事が分かりました。最初は、それほど大判カメラの使用頻度は高くないと思っていましたが、この一年を思い返せば、大判写真との格闘の連続だったと言えます。

 最初は、わけも分からず、タチハラでは一番スタンダードな「4×5 2段式」を購入したのですが、バック部にギアが付いていないため、105mmを装着した際の操作性が、「4×5 2型」に比較すると劣ります。決定的なものではないのですが、ロールフィルムホルダーを使うケースが多いので、これは無視出来ません。もし、2型が発売されていなければ、そう思うこともなく現在の機種を使い続けているのでしょうけどね。多分、いつか2型に買い換えることになると思います。

 

2006年11月27日

大王崎

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土日は、三重県の大王崎へ行ってきました。ここへ行くのは3回目です。青空をバックに白い雲、白亜の灯台というベタな風景を、大判で撮ろうとしたのですが、当日は風がビュービュー吹いてるし、天候は曇りで、一応、撮影はしたものの、当初の想定とは異なるものでした。しかし、この大王崎は、灯台のある風景のみが良いのではありません。

 石工の町でもあるため、あちこちに石畳の道や階段があるし、海辺の潮風にさらされた建物も風情があるし、漁港周辺も散策していて興味が尽きません。

 さてさて、大王崎の町を散策した時のスタイルですが、三脚にタチハラを付けたまま、三脚を縦にして肩に立てかけるように歩きました。しかし、路地の細かい箇所を撮影するのに、タチハラでは対処出来ない場合が多いので、50mmを付けたニューマミヤ6をたすき掛けにして、ウエストバッグには、レリーズやルーペ等の小物を入れ、大判用の交換レンズやフィルムホルダーは、リュックサックに入れて背負うという出で立ちでした。かなりの重装備ですけど、このスタイルでかなりの距離を歩くことが可能です。

 天候が優れなかったせいか、観光客はほとんどいないし、絵描きの町と呼ばれるこの町ですが、絵を描いている人は一人もいませんでした。

 宿泊した宿は、大王崎ではなく相差(おうさつ)の民宿でした。ここは海女さんの民宿が多く、伊勢海老やアワビ等の料理が味わえます。僕が泊まった宿には、貸切露天風呂があったので入ってみたのですが、お湯があまりにも生ぬるく風はビュービュー吹いているので寒くて我慢できなくなり、暑いシャワーでも浴びようと思ったら水しか出ず、かなり寒い思いをして、また浴衣を着て、急いで室内の風呂に入りました。

 翌日は、相差を散策し、帰りに津の阿漕ヶ浦を散策しました。ここでは、灯台をバックに浜辺のユリカモメを撮っていたのですが、振り向いた時に肩がロールフィルムフォルダーに触れてしまい、一瞬パコッと
カメラからロールフィルムホルダーが外れ、感光させてしまいました。これは、ついてないです。どれくらいの被害が出たのか、現像してみないと分からないですけどね。
 

2006年11月07日

シャインフリュークの法則

 大判カメラで湖に浮かぶ島を撮影するような場合があったとする。その際、手前から奥までピントを合わせるのにティルトというアオリを使う。ティルトにはレンズ部を傾けるフロントティルトと、フィルム面を傾けるバックティルトがある。フレーミンした後で、フロントティルトを使うと、当然レンズは下を向いてしまうので、フレーミングを、やり直さなくてはならなし。しかし、バックティルトだと、レンズの向きは変らないので、フレーミングはそのままで良いが、バックティルトだと、被写体の形が変化する特性を持つ。

 形が変ると言っても、湖に浮かぶ島を撮るという条件で使用するティルトのアオリ量なら、ほとんど無視してもいいだろう。垂直にそびえる煙突を撮るような条件なら、考え物であるが。

 ティルトで、ピントを合わせる方法は前述のとおりであるが、実は昨晩まで大きな勘違いをしていた。フレーミングを変えずに、ピント合わせが出来るバックティルトだが、これは、フロントティルトと逆方向に傾けなくてはならないのである。
 なぜなら、ピントグラス上では、上下逆に投影されるからである。今まで、バック部を前方に倒して、ピントを合わせようとしていたけど、全然ピントが合わなかった。

「このカメラ、おかしい。壊れてる。。まあいいや。フロントティルトでピント合わせれば。」

と、ずっと思っていた。しかし、壊れているはずもなく、傾ける方向が逆で、バック部上部を後方に倒さないといけないのであった。これは、シャインフリュークの法則を理解していれば、すぐに解決出来る問題だ。

 理屈を知らずに、ただ闇雲にやるのは、遠回りであることの良い一例だ。次回の撮影が楽しみである。

シートフィルム実用化の目処

 今までトラックバックって、どうやればいいんだろうと思ってたけど、やり方が分かって、一安心。

 efkeのシートフィルムを現像してみた。今回は、メーカー指定の硬膜処理はせずに、アルカリ定着剤を使用したけど、特に傷付くこともなく問題なく現像を終えることが出来た。それにしてもこのefkeのPL100Mってフィルムは、現像にやたら時間をかけてやらないと、像が出てこない。そのくせ、定着処理は驚くほど短時間で抜けてしまう。

 今回もシートフィルムの現像を、ムラとか傷を付ける事なく、終えることが出来た。そろそろ現像の練習の段階を終えて、作品作りに突入していい頃だ。

 なんとなく、 タチハラ4×5(2)が気になる。バックにギアが付いているので、フィルム面を動かすことでピント合わせすることが出来るし、水準器とホットシューがついているのがいいなあ。いつか、買い換えるかも。

2006年11月04日

最近、こんなんばっかり。。

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 以前、デジカメで撮影した後に息子(3歳)に、こんなふうに写るんだよってモニターを見せてやったら、デジカメを彼の前に見せるたびに、カメラ背面のモニターを見たがり、息子を写真撮影するどころではありません。撮る前から、見せろ、見せろという始末です。撮らなきゃ見れないっていうのに。

 そしてつい最近、大判カメラのスクリーンを見せてやったら、これがまたおもしろいらしく、せっかく息子を大判で撮影しようと思っているのに、この始末です(^^;..

 デジカメの教訓を生かして、大判のスクリーンは見せるんじゃなかった。暗くしないと見れないというのを学習したらしく、しっかり冠布かぶって見てるし。今後の記念写真の撮影はかなり難航しそうです。

大判カメラがある午後のひととき

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 なんてことのない晴れた日の午後です。

2006年08月27日

余大判で余呉湖

 友人と、車に自転車を積んで、余呉湖へ行ってきた。一周6キロくらいなので、自転車でもすぐに周れてしまう。到着したのが、2時くらいでちょうど暑い時間帯だったので、杉箸という集落に行き、タチハラを付けた三脚をかついで、農作業に使うリアカーとそれを引っ張るオートバイ等を撮影したりした。

 4時ごろになったので再び余呉湖へ向かい、自転車を降ろしていよいよ本番開始。写真を撮りながら周ったので、結局一周するのに2時間もかかってしまった。シートフィルム8枚と6×7を10枚撮影した。今回使用したのは、トライX320(EI160)のシートフィルムと、プレスト400(EI200)である。わずかな感度差があるが、二種類のフィルムを使うと間違えて撮ってしまうのでややこしい。まあ、致命的に写ってないということはないような差ではあるが。。

 それにしても、やっと最近になって、何とか大判が使えるようになってきたような気がする。でも、心の中では、まだまだ作品を撮る段階ではなく練習段階だなって思っている。

2006年07月31日

雑記

修理に出したニューマミヤ6は、まだ戻って来ない。最近、何となくマミヤC330が気になる存在だったりする。そう言えば、今年はまだ大判用の210mmと105mmを買っただけで、機材関係は何も買ってないなあ。でも、昨年買いすぎたので、それは当然かもしれない。210mmをコンパクトタイプのレンズに買い直したいなあ。そうすれば、大判レンズのフィルター径が全部揃うのに。

2006年06月15日

出来た

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 そんなわけで、先日、撮影した写真をプリントしてみた。先週の日記で、大判写真なんかキレイかどうかは分からないって書いたけど、やっぱりきれいです。はい。

 中判では、ここまでは出来ません。今回は、正攻法で撮影したので、結果が良くても当たり前でしょう。しかし、やっと壁に飾っておけるレベルの写真を大判カメラで撮影し、プリントまで行き着くことが出来ました。

2006年06月11日

室内撮影

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昨日、撮影に行く事が出来なかったので、フラストレーションが溜まり、仕方がないので、以前から実践しようと思っていた室内撮影を試みた。なかなかじっとしていてくれないので、フィルムを6枚も使ってしまった。冷静に考えてみれば、今や一枚辺り150円くらいなので、900円も使ってしまった事になる(^^;....

 今回は、一枚くらいは納得のいくものが作る事が出来たらいいなあ。

2006年06月02日

木製暗箱

木製暗箱の注文が増加しているようだ。

 この記事を読むと、欧米の木製暗箱メーカーはほとんどなくなってしまったと書いてあるが、今のところ、日本ではなくなってしまった大判カメラメーカーってない。大判用レンズの製造を終了したメーカーはあるのだが。。

 大判写真のユーザーはデジカメに乗り換えるようがないのかもしれない。おそらく、代替が利くような代物ではないのであろう。

 しかし、暗箱って、そう簡単に壊れるものではないので、メンテナンの心配はあまりないんだけど、一番心配なのはフィルムだなあ。暗箱の注文が増えるっていうことは、フィルムの消費量もおそらく増えるということであろう。今までのモノレールのユーザーが、木製暗箱に大量に乗り換えているとは、考えにくい。そうなると、大判写真の未来は少しは明るいのかなあ。でも、モノクロは少数派なんだろうなあ。

プレスト400のシートフィルムの再販を希望する!

2006年04月22日

撮影に行く時間がない時はカメラが欲しくなる

昨夜は1時ごろに寝たのに、今日は起きたら昼の2時だった(^^;..

 それは、さておき、先週、タチハラに6×7ホルダーを装着して、一本だけ撮影してみた。まだ現像していないが、おそらくろくな写真が撮れてないだろう。でもまあ、結果はともかく写真に関わっていることが重要なのだ。

 それにしても、この6×7というフォーマットであるが、印画紙にプリントされたものを見ると、なんか収まりが悪いような気がする。これなら、6×9の方がいいような気がしないでもない。しかし、6×9の縦横比は、135と同じなので、なんかつまらないのである。

 写真を撮りにいく時間がなくなってくると、なんかカメラが欲しくなって来る。カメラを買ったり写真雑誌をパラパラめくったりするのは、写真に時間を費やしたいんだけど、なかなかそうもいかない人たちの代償行為の一面もあるのではないだろうか?撮影旅行になんていけないけど、気に入ったカメラを眺めては、そういう気分に浸ったりするのである。

2006年02月16日

若狭にて

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 大判カメラっていうのは、ゆったりのんびりと撮影するスタイルであるかのようなイメージがあるけど、実際には、まったく違う。何しろ、「自動化」という言葉とは対極的な位置に存在するため、実はすごく忙しいのである。

 だから正直言って、撮影作業をしている時に話しかけられると、とても鬱陶しいのである。一枚の写真を撮るためにも、多くのステップを踏まないと、レリーズ出来ないため、雪が降る中、車を降りてダッシュで走っていって、パチリと撮影するような、速攻撮影は、絶対に無理と言っていい。

 この日も、断続的に雪が降る天候の中で、素早く撮影した。カメラの撤収中に雪が降り始めて、少しだけ、雪が舞い降りた。

2006年02月02日

ロールフィルムホルダー

 ここのところ、毎日、残業続きである。先日、購入した6×7のロールフィルムホルダーが実家に届いているはずなのに、なかなか取りに行けない状態なのである。

 さて、6×7フォルダーは、ネットで発見した中古カメラ屋で買ったものであるが、ここ数週間、ネットオークションでも、出品状況をずっと見守っていた。オークションってなかなか、商品の程度と価格が折りあわない時がある。いくら安くても、超ボロボロでは嫌だし。そういうのって、何回でも再出品されているような気がする。

 そんな中でも、大判用レンズは、かなりお徳に入手出来るような気がする。最も、中古市場でそれほど人気があるわけでもないので、安く買えるのだろうなあって思う。

 そんなわけで、徐々に大判用レンズを買っていこうと思う。

2006年01月29日

国見峠

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 午後から国見峠へ向かった。ここは、僕が知る限り伊吹山がとてもきれいに見える場所である。しかし、あと残り1.5キロというところまでしか除雪がしてなかった。仕方がないので、カメラの入ったリュックを背負い、三脚を持って雪中行軍を試みたが、雪が深くて長靴では役に立たない。カンジキがないとまともには歩けなかった。おまけに、こんな山の中で雪崩にでも巻き込まれたら困るので、100メートルほど歩いたところで断念した。今回も現像の練習用の撮影なので、これで良しとしよう。

2006年01月22日

大判写真

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今日も、先週に引き続き、しつこくタチハラを持ち出して撮影に、川原にある公園へ出かけた。今日も、作品作りではなく、大判写真の練習である(^^;....

 午後から、日本海側から見る見るうちに、雪雲が押し寄せてきて、カメラを三脚に据えて組み立てたくらいに、ミゾレが降りだした。せっかく、組み立てたのだから、少々のミゾレは気にせずに、取り急ぎ2枚だけ撮影した。今週は取り合えず、この二枚で現像の練習をしようと思う。撮影するや否や、手早く撤収して車の中に逃げ込んだ。木製暗箱は、雨に濡れると動かなくなるものもあるらしいが、タチハラは噂どおり、ちゃんと動いてくれた。

 それにしても、中判フォーマットまでの記事は、ネット上でよく見かけるけど、大判写真に関するエッセイって、ほとんど見たことがない。ブローニーまでは、そんなに違和感なく、撮影も現像もプリントも出来るけど、大判ともなると、これはかなり別物である。写真が趣味というよりは、「大判写真が趣味」と言った方がいいのかもしれない。

 数年前、僕は友人に、

「もしかしたら、写真趣味はいきつくところまで行ってしまうかもしれない。しまいには、大判カメラを買って、引き伸ばし機も買ってしまっているかもしれない。きっとそんな気がする。」

と、こぼしていたのが、現実になってしまった。それも、こんな時代に。大判写真をマスターすれば、これで一通り、ほとんどのフォーマットを舐めたことになる。あとは、ちゃんとプリント出来るように、腕を磨くだけだ。しかし、その後が問題だ。僕は、今のところ、大判で撮る対象が、明確ではないのだ。

2006年01月15日

今日も撮影練習

   今日の午後、またまたしつこくタチハラを持ち出して、近郊の山へ出かけた。今回は、フィルム装填の際に、ダークバッグの中のホコリとフィルムホルダー周辺のホコリを、腱鞘炎になるくらいブロアーをシュコシュコやった。今日の撮影も、作品制作のための撮影ではなく、その練習のための撮影だったりする(^^;..
 
 結果は、現像してみるまで分からないが、今日は6枚撮影した。急に気温が上がったせいか、あちこちプチ雪崩状態の場所があった。掲載写真の場所は、「恋の吊り橋」という名前の吊り橋である。吊り橋だけあって、人が通ると揺れるのであるが、人が通る事はめったにない。しかし、この時は運悪く、冠布をかぶって、ピントグラスを覗いている時に、人が通ったので、ユサユサ揺れて、酔いそうになった。ピントグラスを覗きながら揺れると、気持ちが悪くなる事を発見した。

 今回も、写真の出来は期待出来ないので、そんな事よりは、満足に現像できるかどうかが問題である。現像の練習のためなら、遠くに行く必要はないのであるが、近所だと気分が盛り上らないので、つい風光明媚な場所に出かけてしまうのだ。

2005年11月25日

楽しい写真ライフ

 今夜、初めてシートフィルムから、六つ切りにプリントしてみた。その後、35mmフィルムからキャビネでプリントしてみた。見比べると、言うまでもなくシートフィルムからプリントした六つ切りの方がきれいなのである。それにしても、何という密度であろうか。まるで、中性子星並の密度である(例えが、謎)。拡大倍率を考えると、当然と言えば当然なのであるが、サイズの大きいほうがきれいなのを目の当たりにすると、少なからず衝撃を感じるのである。

 もし、可能であれば、全ての撮影を大判カメラでしたいと思ってしまう。しかし、それは無理な注文だ。撮影対象によって、それに相応しいフォーマットというものがある。飛んでいる鳥を、望遠レンズで流し撮りをするような芸当は、35mmカメラが、最も適しているだろう。街角スナップは、これは35mmでも当然大丈夫だし、カメラの種類によっては、中判でも可能である。大判でも、やろうと思えば出来るのかもしれないけど、スナップの場合はハンドリングが、かなり重要なので、RFの中判か35mmのカメラを、そういう場合は、使いたい。

 そうなると、大判カメラでは、いったい何を撮ればいいのだろうか?子供の写真を節目節目で撮るという目的はあったのだが、それ以外に撮影対象が、今の段階では見つかっていない。目的もなく、カメラを買ってしまうというのは、実はかなりやばい状態だと僕は思っている。

 そんなわけで、大判用の300mmも買ったことだし、また琵琶湖でも行こうと思う。

 それにしても、こんなに、撮影対象がまちまちでいいのだろうかと思ってしまうことがある。個展をやりたけりゃあ、一種類の決まったフォーマットで、同じジャンルの写真ばかりを撮った方がいいに決まっている。

 なんか、あっちフラフラ、こっちフラフラっていう節操のない活動だなあって思うことがある。でも、いろいろやれた方が、楽しいのは確かである。でも、楽しいだけじゃあねえ。。

2005年10月28日

タチハラの難点

  しかし、それにしても、タチハラフィルスタンドの品質管理はあまり良くないように思う。昨日、送られてきたカメラは、目立たないものではあるけど、新品なのに傷が付いていた。おまけに、色を取り違えて、納品して、お客さんに迷惑をかけたにもかかわらず、何も入っていなかった。

 そうなると、当然、あまり良い印象は持てなくなってしまうのだ。それはもう、仕方がないことだと思う。

 色違いで、つい先日まで手元にあったカメラも、傷があった。今回も、傷が付いているので、苦情を言って取り替えてもらっても、多分、一緒の結果だろうと思う。品質管理が、それくらいのレベルなんだと思う。

 しかし、そうは言っても、写真を撮る道具としての機能は、まったく問題ない。傷にしても、使っているうちに、付いてしまう程度の傷なので、諦める事にした。もし、この傷が、新品の一眼デジカメに付いていたら、即刻返品するであろうというレベルの傷であるが、手作りの品に、それを求めるのは、酷なのかもしれない。

 もし、次に大判カメラを買うとしたら、トヨフイールドだろうなって思う。

 これって、会社を誹謗中傷しているわけじゃなくって、事実を書いただけなので、問題はないよね?

2005年10月19日

GFR????

タチハラのボディカラーの件ですが、このままだと落ち着かないので、真相を確かめるべく製造元へ問い合わせの手紙を送りました。デジカメでカメラを撮影して、「この色は何ですか?」といった内容です。それから、僕の手元に納品された時点で、レンズを前へ繰り出すための目盛りがこすったような感じになっていたので、その部分の部品(シール)を送って欲しいという内容も付け加えておきました。どういう対応をしてくれるか楽しみです。

2005年10月17日

カラーリングが。。

僕のタチハラなのだが、ちょっと気になる事がある。正式名称は、タチハラフィルスタンド45GFRなのだが、後ろの「GFR」は、カラーリングを指している。これが実は大問題だったりする。頭の「G」が金属部分がゴールドメッキ、「R」は、赤蛇腹の記号なので、これは問題なしである。最大の問題は、この「F」である。Fは、マボガニーローズ仕上げであり、カタログ上は木製部分が茶色っぽい塗装なのである。(参照ページ)

 しかし、、、、

 僕のタチハラは、木製部分が、全然茶色っぽくない。むしろ、木地色塗装なのである。つまり、「GFR」ではなく、「GSR」であるような気がする。しかし、そうは言っても、「GSR」なんていうモデルはカタログには存在しないのである。なんじゃこりゃ!?

 でも、カメラ屋に注文する時は、「GFR」で注文して、納品されたダンボール箱にも「GFR」と書かれていた。ここで、混乱が起きる。

 ダンボール箱の記載と、梱包された中身は違う可能性が高いのだ。しかし、カタログモデルにないカラーリングのカメラっていったい何だ??????
 立原さんが、作り間違えたのか!?

 カメラ屋に苦情を言えばいいのだろうけど、困ったことに、僕は手元にあるタチハラのカラーリングを大変気に入ってしまったのである。ネットで、検索してもこのカメラはあまりヒットしない。画像付きのサイトを見てみても、明らかに僕のタチハラとは色が違うのである。これは、モニターごしで見ているから色が違うとか、そういうレベルの違いではなく、明らかに違うのである。

 そうなると、サイトの「Equipmets」で、「GFR」と記載しているのは、まずいことになってしまう。(まだ、カメラの写真を掲載してないので、いいんだけど。)
 これは、いずれ真相を突き止めないといけない。

2005年10月09日

琵琶湖でタチハラ

タチハラを持って、琵琶湖へ出かけました。このカメラ、TACHIAHARA FIEL STAND
っていうんですけど、FIEL STAND で、原っぱに立つ、その文字を逆にすると「立原」になるそうです。フィールドカメラなので、そういう名称かと思ったのですが、うまいこと考えますね(笑)

 それはそうと、僕はフィルムホルダーを3つしか持ってない(3つともいただきもの)ので、6枚しか装填出来ません。しかし、11時くらいから撮影を始め、昼ごはんに時間を割いただけで、6枚撮るのに、4時までかかってしまいました。

 一枚目は、練習のつもりで撮りました。二枚目は、琵琶湖に浮かぶ竹生島を背景に、犬を連れた少女のスナップを撮ろうとしたのですが、レリーズを押した時に、「スカッ」っという感触がありました。つまり、シャッターチャージし忘れです(^^;.仕方がないので、風景だけ撮りました。

 三枚目は、シャッターの閉め忘れで、ホルダーの遮光板を引き抜いたので、一枚、おじゃんになりまし(^^;.

 あっというまに、夕方ですね。まあ、最初だから、こんなもんでしょう。

 でも、こういうミスって、これからもするだろうな。きっと。

2005年09月16日

タチハラ発注

タチハラフィルスタンド4×5(二段式)、赤蛇腹をついに発注しました。手元に届くのは、一ヶ月くらいかかるそうです。もしかしたら、これから作るのかもしれませんね。赤蛇腹を使ってる人って、多分、珍しいのではないでしょうか?ネットで検索しても、ヒットしません。岐阜で、赤蛇腹のタチハラを使っている人を見かけたら、まず、僕だと思ってください(笑)。でも、上高地辺りに行けば、使ってる人が他にもいるかもしれません。

 そもそも、大判カメラの使用者って、年齢がかなり高いのじゃないのかなあって推察されます。(なんとなく)

 カメラを買ったら、次の大物は、やっぱり引き伸ばし機でしょう。ここは思い切って、多階調ヘッドを買うという選択もあるなあって思い始めました。でも、高過ぎるのが、難点です。